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ゴッホの青い手紙 29

 僕は最近ドラクロアの「ピエタ」を模写した。記憶違いなのか?
僕が実物を見たのと反対の様な気がする。
写真複製で反対に焼けるのだね。

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 ドラクロアの「善きサマリア人」もそうだ。別にいいが、レオナルドも言っているが良い絵は鏡で反転させても良い絵だとか言っていた記憶がある。記憶違いかもしれないが・・「善きサマリア人」は片目反転脳内合成で見ると面白いよ。獅子が現れる。大きな口を開いて、思わず手を突っ込みたくなりそうだ。

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 レンブラントの大天使ラファエルも描いてみた。少しロマンチックに描きすぎた。少し甘かったかもしれない。最近僕はミレーの一連のスケッチを油絵にしている。これは模写ではないことは何度も書いたが僕は、
 これを当然だが自分の作品だと思っている。このようなスケッチからでも自分の作品は作り出せるのだ。雨風対策と言っても良いかもしれない。冗談だが。
 確かに自然の息吹を感じ野外で描くことは最高さ。でもスケッチで絵も描けるということは今の画家が、こそこそ写真を使って描いているのも悪くはないことだと言える。こそこそやらなくても堂々と表明したらいい。だがそのまま模写するのだったらあまり意味はないような気がするね。最近僕はこだわりがない。描けば絵になってしまう。これは自由の境地であると同時に危険な境地なのだ。焼却頼む。握手。


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