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KAWASAKI Ninja400でツーリングした話

去年のクリスマスに5年ぶりにバイクをレンタルしてツーリングに行ったんだよね。
意外と知られてないんだけど、バイクにもレンタルサービスがあるのですよ。レンタカーの二輪版。もちろん需要が少ないから、ちょっと高いんだけどね。

今回借りたのはカワサキのNinja400(2018)。

借りてから気づいたんだけど、これKRT Editionだったんだよね。ABSついてるやつ。まあ、ABSが介入するほどのブレーキングはしなかったんだけど。KRTというのは、Kawasaki Racing Teamの略。どこがどうレーシングだったかを判別するのは5年ぶりレンタルライダーにはちょっと荷が重く、よくわからんかった。というかノーマル版との乗り比べでもしないとわからないと思う。

今回の目的地は秩父。自宅から片道100kmくらいだからちょうどいいかなと思って。というのがフラグだったことを後で身をもって知る(笑)。

今回、5年ぶりのバイク、さらには初のソロツーリングってこともあって、いくつかゆるく目標を立てておいた。
・バイクで行って無事に帰る。
・バイクにゆかりのある所に行く
・土地の名物を食べる
・温泉に入る。
できたらいいかな程度のゆるーい目標。ただし1番目は必達(笑)。

結果的にはなんと全部こなせた。ケガもせずに帰ってきた(実は一度立ちゴケしたが)し、ライダーにフレンドリーだという小鹿野町の小鹿神社に行ったし(特に何もなかったんだが)、秩父名物のワラジカツってやつも食べたし、西武秩父駅前の祭の湯で温泉にも入った。秘湯?そんなもんいいのよ。初心者なんだから奥地には行かないの。

小鹿神社。こぢんまりした神社だった。
小鹿神社からの眺め。あまりにも人がいないせいで物音がしなくてびっくりする。
秩父名物らしいワラジカツなる巨大味噌カツのカツ丼。
24時間での走行距離261.2km

自宅から秩父までは片道100kmだったんだよね。でも小鹿神社はさらにその奥の秩父の山の中にあって、秩父駅から20キロくらいあった。だから、片道120kmになってしまった。これが久しぶりライダーには結構しんどかった。次回はもうちょっと手前を目的地に設定しよう。

あとは、前日の夜中からこの日の朝9時くらいまで小雨が降ってたんだよね。まだ乾いてない路面、初めて乗る車体、5年ぶりのバイク、5年前までにバイク歴4日(今回で5日目)、というストレートフラッシュ状態で気温一桁台でどこが凍ってるかもわからない山道を数十キロ走るのはなかなかキツかった。乗りなれてる人なら楽しめたかもしれないんだけどね。ていうかクリスマスに北に行くのがそもそも間違っていたんだろう。寒い時期には南に行こう。


KAWASAKI Ninja 400 KRT Edition (2018) の感想

身長187cmの初心者のいうことなので、あまり参考にはならないかもしれないが。

良いところ

・取り回しは楽。個人的には足つきは楽勝。
・とにかく乗りやすい。腰をひねるともう曲がる。でかいチャリ感覚で乗れる。
・燃費は約27km/L (260km中、高速は100kmくらい)。慣れれば30km/Lくらい行きそう。

難点

・前傾しないと重心が高くなりすぎて運転しづらくなる。重心が高くなるというか、バイクの重心と人間の重心が合わなくなる感じ。
・つまり背筋がどこまでもつかの勝負になる。
・以前乗ったZX-6Rと比べたら、タイヤが細いせいか若干安定感が少ない気がする。逆に曲げやすいとも言える。


まあこんなところかしらね。あ、ちなみにレンタルバイクの価格は400ccクラスでハイエース借りるのと同じくらいの値段。高いとみるか安いとみるかは人それぞれ。

次はもうちょっとあったかくなってからだな~。寒い中前傾しながら恐々走るのはしばらくいいかな(笑)。


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