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無印良品の温度計を買ってみて学んだ、基準の大切さ。

普段からバイクに乗ったり、自転車に乗ったりするので、外の気温は気になる方です。

なぜかというと、気温によって着るものをコントロールしているからです。もちろん薄手のものをいくつか持ち歩いて、その時の感覚で微調整はできるようにしています。

あと、気温を気にしていると季節の移り変わりがよりリアルに感じられる気がします。体感覚としてはすでに昼間は暖かくなり始めていて、これが温度計でより定かになる感じです。

無印良品の温度計

たまたま目に付いたのですが、無印良品にはタグツールという「小さい旅に便利な道具シリーズ」があり、その中に温度計がありました。

持ち運びが便利そうだったし手軽な価格だったので、試しに一つ買ってみました。そこで気になったのが精度です。

他にもう一つ、アウトドア用の温度計を持っており、出かける時にはチェックをしていました。このアウトドア用の温度計と比べると、無印良品の温度計にはだいたい2度の差がありました。

どちらが正確かはわかりません。そこでさらに普段仕事場においてある温度計と並べて三つの表示をチェックしてみました。

その結果がこの写真のような感じです。無印良品のは真ん中の青いやつ一番左のがアウトドア用、右の大きいのが多くないようで昔から使っているものです。

しばらく置いてから表示を見ると以下の感じでした(左から)。

- アウトドア : 19℃
- 無印良品 : 22.4℃ / 41%
- 屋内用 : 22.5℃ / 43%

温度表示を見てみると、一番右と真ん中のはほぼ同じです。湿度まで同じになっているので、これにはちょっとびっくりです(本来、当たり前か…)。

ただ、この結果から左のアウトドア用のものが不正確だとはいえません。それだけが正確なのかも。これはきちっとした校正をしないとわかりません。温度計とか湿度計はその正確さを知るのは難しいかもしれませんね。経験的には個体差も大きそうな気がするし。

なので、温度計や湿度計は日々の変化を見るものとしての利用が適切そうです。絶対値を知るのではなく、相対値を知るということ。

「はかる」ということは基準が大切になる

これは体重計とか血圧計も同じですね。血圧計なんてかなりばらつきがあります。なので、毎日同じ時間と条件で計って「日々の変化がどうなのかを知るためのもの」という認識がいいと思います。さらにいえば、一日単位でどうこうでなくて、長い時間を見たときに大筋どう変化をしていくのかをみる。

今回の温度計の話でいえば、今までの僕には「アウトドア用のものは正確」というなんとなく思い込みがありました。が、結局はよくわからないという認識のもと日々利用しようと思います。

仕事の話的にいえば、人の身体をみる時に訴えられる痛みの具合や違和感などは人によってまちまちです。絶対的な数字はないので、その人ごとに毎回きちっと観察をするしかないということですね。

「絶対的な基準」。普通はないですが、あったらとっても楽ですね。そんなことがより明確になった無印良品の温度計でした。

あっ、持ち歩くと、季節のリアル感はあがりますよ。

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