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【マメトーク】「 夢 / 岩下彰子×ライターMEGU×丸山純平」【後半】

ライターのMEGUです♪
皆様にとって、いままさに去りゆく2018年はどんな1年だったのでしょうか。

この年の瀬に対談企画を仕掛けていくというこの暴挙をおゆるしください(笑)。

いやもう、次に来る1年も引き続きこんな感じでワクワクハッピー🎶に行きたいと思っています♪

本題ですが
前回から引き続き
『マメトーク』第1回目ゲスト
乳幼児教室 はぴるん代表 岩下彰子さんとのトークの後半部分をリリースさせていただきます!!

テーマは【夢】。

対談企画を通して私たちが皆さんと共有したいもののひとつには
「対話の楽しさ」
がありますが、その雰囲気がすごく出ている感じがします!ラストのライターふたりがかりの畳み掛けにもぜひご注目ください!

スタートから一気に加速していきます✨

それでは、お楽しみください♪

(会場:cafe&studio nocknock)

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【自分の夢が、街の未来に重なる】

MEGU:彰ちゃんはやっぱり、別次元に上がっているね。何かの分野の専門家や極めている人は、その分野の言語を理解した方だから、世の中へ通訳してシェアするのが役目なのかな。

丸山:突き詰められた方は、次元を超えるから面白いですよね。岩下さんは本気で生涯取り組むんだろうなって安心感覚悟と、常人じゃ考えられない精神世界を持ち合わせている(笑)。

MEGU:「夢」というよりは、「予定」の話をしているんだなって聞こえるよ。



岩下:今日ここに来るまで、自分の夢は言葉にできなかった。アバウトだったけれど、それと街の未来も重なると思うの。いろんな分野を極めた人がいるけれど、その人だけじゃ成立しないんだよね。他の世界の方達と共に、大きな器の中でコロコロしながら丸くなりたい。

丸山:「街」という大きな主語で語れる人が多いのは、飛騨の魅力ですよね。「飛騨をなんとかしたい」そんな一体感や、街への誇りを感じます。

岩下:それって飛騨の強みだよね。私は都会出身だけど、隣ご近所同士でも挨拶はしないよ。高山ってのどかで、全然知らないおじさんおばさんにも挨拶しちゃう(笑)。みんなどこか繋がっているよね。

丸山:希望を描きやすい街の規模と、人の距離感なんですかね。

MEGU:彰ちゃんも純平くんも、飛騨でモデルケースを創ってほしいよね。それが周りにどんどん広がったらいいな。

岩下:飛騨圏域として「手を組まんかな?」って動きが少しずつ出ている気がする。「山に囲まれた地域なんだから、大皿でいかんかな?ええ人いっぱいおるやん」みたいな。感じない?

丸山:それを牽引していくのは飛騨の女性の力だと思うんですよね。昔ながらの男性社会の対立構造やプライドのぶつかり合いではなくて、「いや、飛騨の子どもたちのためにはそんなの関係ないでしょ!!」って言える優しい力。



MEGU:だけど「飛騨って・・」の後に続く言葉が、これだけ違う地域も珍しい気がする。自殺率だって高い。

岩下:変わっていくのを感じていない人もいるよね。

MEGU:変化がストレスな人もいるから・・どっちが良い悪いじゃないんだけどね。

丸山:夢を諦めている人がたくさんいる街だとしたら、寂しいなとは思います。

MEGU:夢はないことはないと思うの。夢を持つ自分を肯定することができるかそうでないか。個人レベルの問題があると私は思う。


【夢が抱ける状態とは?自己肯定感と他己肯定感】

岩下:そこってやっぱり、自己肯定感じゃない?だから子どもに関わりたいのよ。

MEGU:自己肯定感は練習したら上がるけどね。カウンセラー的には習慣だから。

岩下:娘のクラスの担任の先生は、毎日自分が頑張ったことを3行日記で書くのを宿題にしているの。娘は、最初は書けなかった。「だってさ、みんなの前で言ったらバカにされる・・。」と言っていたの。私自身は多分自己肯定感が高いけれど、「あれ?こんなそばに低い人おった!!」と思って(笑)。

MEGU:周りとの調和を図ることで安全を得る環境下に、小学生の時点でいるからね・・。

岩下:ましてや小学生って思春期の入口だからさ。今ではスイスイ書けるようになったよ。「あなたは優しいねって友達が言ってくれます」みたいな、保険がいっぱい文章に入っているのよ!最初は笑っちゃったけれど・・。

丸山:根深い問題ですよ、これは。

MEGU:大人になってから、急に解除しろと言われても無理だよね。自分で自分を褒めて認める難しさ



岩下:最近の子どもは、自己肯定感が低くなっているとすごく感じる。

MEGU:自己肯定感の高い人は、過剰に人を責めたりもしないよね。ちゃんと自分の過失を紐づけられる

岩下:私ね、「他己肯定感」が大事だと思うの。自己肯定感が低い人は、他者を認められないんだよ。暴言を吐いちゃったり、悲観的になったり。でも自分をちゃんと大切にできる人は、相手を受け入れる力も同時に身につく。

丸山:余裕がないと他者を尊重できないんですよね。

MEGU:そうそう。自分を責めると、自分を責める現象が他者からも出てきてフィードバックされちゃう。自分の心で映している小さな映像が、他者を通してスクリーンで大上映みたいな。だから自分と向き合いなさいって話なんだけどね。他己肯定感ってすごく大事だけど、自己肯定感を育むところで止まっちゃっていることが多いよね。

岩下:人ってさ、自分を正当化する心理ってあるじゃん。自己肯定感が上がると、「私は私、あなたはあなた、みんな違ってみんな良い」がストンと入ったの。相手を認める素晴らしさに気づいたら、イライラすることも減ったな。いつ命が途絶えるか分かんないから、今という時間にフォーカスしたい。私もいろんなことやろう!あなたもどうぞ!みたいな。

MEGU:これが一番夢の叶いやすいマインドですね。

岩下:だからみんな自分に正直に生きたらいいよ!アメリカンな感じだけど(笑)。

丸山:飛騨って極寒で山々に阻まれた土地柄だから「我慢を美徳」としてきた過去がある。けれど時代は変わったわけで、アメリカンな部分とのバランスが求められていますよね。

MEGU:空間に一人、自由人がいると感染するから良いよね。「あんな自由でいいんだ!」みたいな。

岩下:それはハッピーだよねえ。



【「人生とちゃんと向き合って、夢として昇華する」】

MEGU:夢って他人に阻まれちゃう部分もある。でもちゃんと夢を追いかけている人はレールに乗って、周りからも応援されて加速する。自分も他人も気持ち良くなるから応援したくなるんだよね。

岩下:自分自身、いろんなことを乗り越えてきたんやなと思う。若い頃や独身の頃はそうは思えなかった。いろんな困難と向き合って、ステージが上がっていったのかな。

MEGU:彰ちゃんはちゃんと向き合って、完了してきた人だよね。

岩下:だいぶ泣いたけどね。

MEGU:そうそう。そうやって向き合い続けてきているからさ。

丸山:またそれを、自身の使命に昇華させていますもんね。

岩下:確かに向き合えたし、起きる事象には全て意味と学びがあると思えた。人生を歩んどるんだろうな。チャンスや経験と、捉えられるようになった。



MEGU:昔は落ち込んでいた?

岩下:向き合い方を習得していない若い時期は、ウツになった時もあったよ。これからは向き合い方を誰かに伝えていきたいな。おばちゃんの知恵袋と寄り添いよ(笑)。

丸山:岩下さんはいろんな夢を肯定して、応援する人なんですね。

MEGU:夢が生まれる土台を作りつつ、その夢を育んでいける心理状態・環境をつくる人

丸山:「真っ直ぐ行けよ!」みたいな。

MEGU:「自分らしく、楽しく生きな!」みたいな。

丸山:「よいしょー!」ってまとめて掬い上げて、「えいやー!!」って背中を押す人。岩下さんは大阪生まれだから「みんなまとめて得した方がいい!」って心理がある(笑)。



岩下:今日はまとまらないままワクワク気分で来たけれど、みんなで話すと気づきがあるね!

MEGU:夢の解釈はそれぞれだったね。

岩下:でも夢を叶えるまでの工程を、みんなちゃんと歩んでいるんだね。


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最後までお読みいただきありがとうございます。
ライターの丸山純平です。

前半・後半に分けてお送りした対談企画『マメトーク』はいかがだったでしょうか。

・自分の夢や志が突き抜けて、次元が変わっていく。
・自己肯定感を育むことが、他己肯定感に繋がる。
・人生とちゃんと向き合って、夢として昇華する。

一時間制限の完全フリートークのため、一体どんな内容や着地点となるのか・・想像付かない企画ではありましたが上手くまとまった気がします(笑)。

特にこの後半部分は個人的にも何度も読み返し、その度に勇気が湧いてくる大好きな記事となりました。

来年も引き続きコラボ企画は進行していきますので、どうぞお楽しみに!


2019年は亥年。一人でも多くの方が夢に向かって、真っ直ぐ突き抜ける一年となりますように・・。良いお年を。


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