おすすめの本リストをスケッチノートに描くコツ

前回の記事では「偏愛マップ」の描き方を解説しました。今回は、別レイアウトのパターンを事例解説します。

完成イメージ

今回、スケッチノートにまとめたのは、おすすめのビジネス書15選です。

それでは描く手順を見ていきましょう。

STEP 1:お題を決める

ビル・ゲイツやバラク・オバマが発表するブックリストは、次に読む本を決める際のきっかけになります。

彼らのように著名な方のブックリストが参考になる一方で、SNSで知る人など信頼する身近な存在のブックリストも参考になります。

テキストやブログ経由で知るのもいいのですが、一枚のカタログ画像になっていたら、出会いが手軽です。ブックリストづくりは、他の人の参考になるだけでなく、自分自身の傾向を再確認して進む方向性をはっきりさせるのにも役立ちます。

そこで、何度も読み返している本をスケッチノートにまとめてみようと思いました。

お題「おすすめのブックリスト」

STEP 2:内容の洗い出し

本棚とKindleのライブラリを見ながら、役に立った本をリストアップします。伝記や漫画などで僕の道しるべになった本もありますが、冊数を絞り込みきれないため、「ビジネス書」の切り口にして、15冊程度を選びました。

【エッセンシャル版】マネジメント/〈インターネット〉の次に来るもの/ポジショニング戦略/わびさびを読み解く/星野リゾートの教科書/THIS IS SERVICE DESIGN THINKING./コア・コンピタンス経営...etc

STEP 3:キャンバスを決める

前回の「偏愛マップ」同様、InstagramやTwitterでのシェアを想定して、正方形にしました。

STEP 4:レイアウトを決める

今回は、項目をほぼ並列に扱うので、並べやすいカタログ型レイアウトを選びました。

STEP 5:ラフを描く

カタログ型レイアウトのラフを描く手順はつぎの通りです。

(手順1)枠を描く

(手順2)ヘッダーを描く

(手順3)メイン領域を分割する

(手順4)左上から描く

STEP 6:清書する

前回の「偏愛マップ」同様、iPad ProとApple Pencil、アプリはClip Studioを使っています。

(手順1)ラフを取り込む
iPad Proで撮影し、半透明にして下絵とします。

(手順2)メインの線を描く

(手順3)着色する
前回の「偏愛マップ」の例は、モノクロ + 1色で表現しました。今回の題材である本は、形状の違いが出にくいため、見た目での違いがパッとわかるように色数を増やしています。

と言っても、リアルに本のカバーを再現する必要はありません。色鉛筆で言えば、36色色鉛筆ではなく、12色色鉛筆でどう表現するか工夫します。

赤で代替できるところはないか、オレンジで代替できないか、黄色で...という具合にできるだけ少ない色数で表現できる道を探します。

(手順4)微調整する
文字が読みにくいところや、イラストの気になるところに微修正を加えて完成させます。

STEP 7:シェアする

ブックリストはキュレーションの価値よりも、そこから生まれるコミュニケーションに価値を感じます。

「その本いいですよね」「これ読んでみます!」そういったやりとりのきっかけとなります。

今回のスケッチノートのお題はビジネス書でつくりましたが、おすすめの漫画でも、おすすめの技術書でも企画の切り口はたくさんあります。

次回の記事は、スケッチノートの定番レイアウトと主な使い道をまとめます。

次の記事はこちら

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櫻田潤/インフォグラフィック・エディター

NewsPicksで働きつつ、個人でも活動中。データや情報を視覚化して、見えにくかった事実やストーリーを見えるようにする人。ビジュアルシンキングラボ主宰。📚著書に『たのしいインフォグラフィック入門』『図で考える。シンプルになる。』 ほか。

たのしいスケッチノート入門

スケッチノートに関する連載。「考え方」「描き方」「使い方」を解説。スケッチノートとは何か。インフォグラフィックやグラフィック・レコーディングとの違いは? なぜいまスケッチノート? どうやって描くの? など。
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