スケッチノートで使う文房具やアプリたち

スケッチノートを描くのに決まった道具はありません。文字やイラストが描けるのであれば、アナログかデジタルかも問いません。

使い勝手がよくてスケッチノートを続けるのに適した道具を選ぶようにします。今回の記事では、参考までに僕が使っている道具たちを紹介します。

アナログツール編

鉛筆

下書きを描く時に使っています。2Bを使用。デザインが気に入っているステッドラー社、リラ社の鉛筆を愛用。

鉛筆による下書きはこんな感じです。

鉛筆削り

削りやすさとデザイン、携帯性から、スタビロ社の鉛筆削りを気に入っています。

消しゴム

消しやすさから、ステッドラー社のマルスプラスチックを気に入っています。

ピグメントライナー

鉛筆で下書きしたものを清書する時に使います。6本セットのうち、0.3mm、0.5mmが使用頻度多め。

たとえば、次のスケッチノートは、ピグメントライナーで描いています。

消せるボールペン(フリクションボール)

一番カジュアルにスケッチノートを描く時に使っています。色は黒のみ、太さは0.5mmを使用。描く時に色や太さをいちいち考えないで済むように使うものを限定しています。

たとえば、次のノートはフリクションボールで描いています。

色鉛筆

持った時の手触りと、軽くて持ち運びやすい点で、無印良品の12色色鉛筆をよく使っています。たまに、ファーバーカステル社の色鉛筆を使います。

カラーペン①

描き心地と、色の種類、味のあるざらっとした風合いから、スタビロ社のファインライナーを愛用しています。

たとえば、次のイラストは、このペンで塗っています。

カラーペン②

グレーを塗る時に、コピックチャオを時々使います。一口にグレーと言っても、細かく濃度が分かれているのが魅力です。

ノート①

うまくいかなかったページが破けるリング式は、カジュアルに描くのに向いています。

持ち運びやすさと、大き過ぎず小さ過ぎずで描く時にレイアウトのバランスが取りやすいA5サイズノート(ロールバーン)をよく使います。

紙が丈夫で、フリクションボールで擦っても傷みにくいのも良いところ。

ノート②

気軽に使うリング式に対して、保存用には、しっかり綴じてあるノート(モレスキンやロイヒトトゥルム1917)を使っています。

ノート選びのポイントは、紙の丈夫さとサイズ(A5)、それから罫の種類です。横罫は、横方向にのみ思考が向かうため、自由な発想に向いていません。では何も罫がない無地が最適かというと、無地は無地で描く時にレイアウトの間隔がつかみづらく、戸惑います。そのため僕は、縦にも横にも展開しやすい方眼かドット罫を使うようにしています。

その他

修正液、定規、テンプレート、スタンプ、消しゴムのカスを払う刷毛などを使っています。

デジタルツール編

ハードはiPad ProとApple Pencil、アプリは主にClip Studio(時々、Procreate)を使っています。

たとえば、次のスケッチノートはClip Studioを使って描いています。

デジタルツールの良さは、iPad ProとApple Pencilの1セットがあれば他の道具がなくても下書きから着色まで済ませられることと、つくったイメージがそのままSNSなどで共有できることです。

僕はアナログの面倒なところ(消しゴムのカスが出たり、やり直しがきかないなど)が好きなので、アナログツールもデジタルツールも両方使っています。

自分に合ったツールが見つかるまでは、いろいろと使ってみるのがいいと思います。

以上で道具の紹介は終わります。ここまで、5回にわけてスケッチノートの概略をお話ししました。

目次:
・スケッチノートに感じる4つの多様性
・スケッチノートの3つの「I」
・スケッチノートに期待する7つのこと
・スケッチノートの追い風となる3つのトレンド
・スケッチノートで使う文房具やアプリたち(本記事)

スケッチノートを描く前の準備編はここで終わります。次の記事からはどうやって描くのか、事例を使って描き方の流れを解説します。

次の記事はこちら

* * *

🙃くわしいプロフィール

📚書いた本

👀運営コミュニティ


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

🍖🍣📚🎬🎵

😘
57

櫻田潤/インフォグラフィック・エディター

NewsPicksで働きつつ、個人でも活動中。データや情報を視覚化して、見えにくかった事実やストーリーを見えるようにする人。ビジュアルシンキングラボ主宰。📚著書に『たのしいインフォグラフィック入門』『図で考える。シンプルになる。』 ほか。

たのしいスケッチノート入門

スケッチノートに関する連載。「考え方」「描き方」「使い方」を解説。スケッチノートとは何か。インフォグラフィックやグラフィック・レコーディングとの違いは? なぜいまスケッチノート? どうやって描くの? など。
1つ のマガジンに含まれています