見出し画像

猫フォスター型共同住宅『necotto』、ついに内覧会です。

「(株)neconoteでは、どんなことをされてるんですか?」
「実家のほうで、猫の家つくってます。」
そう紹介するしかなかった日々も、終わりを迎えます。

猫フォスター型共同住宅『necotto』、ついに内覧会。
https://www.necotto-koshigaya.com/

去年の6月頃にチームネット様にお声かけいただき走りはじめたこの案件、1年半ほどの時間をかけてやっとカタチになりました。この1年半、いろんな人に助けられながら、自身にも会社にもいろんな変化がありました。

そのなかでもこのnecottoの存在は大きくて、心の拠り所になっていました。メンバーに恵まれたことや目指すべき風景がブレなかったことはもちろん、「猫フォスター」「共同住宅」という2大要素が僕にとってもneconoteという会社にとってもすごく大きな意味を持っていました。

そもそもフォスターとは、いわゆる”預かりボランティア”のこと。僕はこのフォスターを増やしていくことこそが、いまの保護猫業界には必要だと思っています。シェルターで多頭飼養することはハイリスク&ハイコストだとわかったうえで、他に手がないのが現状。それを町にアウトソースしていくという考えの先に、フォスターの存在があります。(これを連帯させていき、「まちシェルター」を形成することが僕の夢なんですが、今回とはちょっと別の話)

そしてこのnecottoでは、それが”n:n”で行われる。そこにとてつもない価値を感じています。フォスターとはいえ、猫と暮らすことに変わりはありません。命を預かるわけですから、そこに大きな責任と負担が伴うのは当然です。とはいえそれをひとり(あるいは一家庭)で担う必要はないと考えます。「負担が大きい」「ひとりでは不安」であれば、分担すればいい。慣れてきたら、もっと多くの猫を預かればいい。一家庭で2,3匹のフォスターをするのは大変なことですが、necottoでの”n:n”の関係が成り立てば、(理論上は)一家庭で2,3匹のフォスターをするのと同等の数の猫を救えるはずです。

保護猫業界の未来へ向けた実証実験。といっても大袈裟ではないことが、埼玉県越谷市ではじまります。こんな堅苦しいことを抜きにしても素敵な空間に仕上がっていますので、お近くに来た際にはぜひお立ち寄りください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?