見出し画像

Youtube登録者数1000人を超えるチャンネルはこう作る

こんにちは、Junya Art です。

最近Youtubeの登録者数が少しずつ増えてきたのと、毎月収益を計上できるようになってきたので、僕がこれまでやってきた「Youtube登録者数1000人を超えるチャンネルはこう作る」をnoteにまとめみようと思います。

最近は芸能人や著名人までやり始めるようになったYoutube。メディアに出ている方は知名度があるので、1000人(収益を得るための登録者数)の壁はあっという間に超えてしまいます。本当に羨ましい限りですよね。

一方、僕も含めた一般の方が1000人を超えるにはかなりの時間と労力が必要です。だから、

「一般人が今からYoutubeを始めても意味ないんじゃない?」
「収益を得るまで継続できる自信がない!」
「やりたいけど、カメラなどの機材を買うお金がない!」

こういった声がよく聞こえてきます。

では、今からYoutubeを始めて収益を得ることはできないのでしょうか?
答えは「No」です。
方法さえ間違わなければ、間違いなく可能だと僕は思います。

このnoteは20,000文字を超える長文で、筆者が2年間Youtubeを継続して得た知識やテクニックを完全無料でお読みいただけます!(有料化の予定はありません)

なお、本記事は定期的にブラッシュアップを行う予定です。常に最新の情報を共有いただけますので、よろしければフォローをお願いします。
Youtubeを始めようと思う方や、1000人到達できずに伸び悩んでいる方の参考になれば嬉しいです!!

↓↓↓↓↓ここから本文が始まります↓↓↓↓↓

はじめに

僕のYoutubeチャンネルは、2019年10月1日に開始してから登録者数7,200人(2021年10月現在)、日々の登録者数は20〜50人ずつ増えています

最初の登録者数は友達「数十人」のみでした。開始してからも全くといっていいほど再生回数が増えません。
ただ、それは想定の範囲内だったので、まずは自分で決めていたことを粛々と実行しようと思いました。

自分の決めていたことは次の3つです。

1つ目:「得意なことをする」
Youtubeはこれで終わり!というゴールはありません。
だから自分の得意なことや好きなことを動画にアップするようにしました。
結果的に、Youtubeを継続することができています。

2つ目:「機材にお金をかけすぎない」

最初から機材にお金をかけ過ぎない方がおすすめです。継続する過程で、どんな機材が良いかわかるようになってきます。僕の場合も同じで、機材について理解が深まってきたタイミングで「これだ!」と思う理想の機材にお金を注ぎ込みました。

3つ目:「継続すること」
1つ目と関連しますが、Youtubeはストック型のコンテンツになります。動画をアップした分だけ自分の資産になります。最初は再生回数を気にせず、継続して動画をアップすることに集中しました。そうすることでアップした動画同士が関連し、再生回数も増えていくようになります。

今からYoutubeを始めようと思っている方もこの3つ(特に最後の「継続すること」)を実行していくことがとても大切になります。

逆にこれができない人はYoutubeに向いていないと思いますので、貴重な時間の無駄使いになります。すぐにこのページを閉じてください。

自己紹介

僕の動画をご覧いただいていない方が多いと思いますので、まずは簡単に自己紹介をします。

僕は関西圏在住の男性です。
大学卒業後、システムエンジニアとしてサラリーマンを3年経験、その後10年以上デザイン会社で働き、数年前にWeb制作の個人事業主として起業しました。

現在Youtubeは本業ではなく副業扱いです。プライベートの時間を利用してYoutubeをしているので、Youtubeに関する知識はゼロの状態でスタートしました。

SNSをフォローいただけると嬉しいです!
Youtubeで描いた「絵」は公式ショップサイトで販売しています。

Instagram
https://www.instagram.com/junya.art/

Facebook
https://www.facebook.com/artjunyart/

Twitter
https://twitter.com/ArtJunya

Junya Art公式ショップサイト
https://junyart.buyshop.jp/

これまでの成果

Junya Artというチャンネル名で2019年10月1日にYoutubeを開始しました。

Junya ArtのYoutubeチャンネル

Youtubeのジャンルは「アート系」で、アクリル絵具で絵を描いている様子をアップしています。

2021年10月末時点でのチャンネル状況は以下の通りです。

チャンネル登録者数:7,200人
1日の登録者数:約20~50人
公開動画数:299本
更新頻度:毎月4-5本
総視聴回数:119万回
総再生時間:4.6万時間
最多視聴回数動画 :「【流星の夜】を描く方法」13万回
月間収益:サラリーマンのお小遣い程度

いかがでしょうか?
これが2年間副業として継続した成果になります。
今からYoutubeを考えている方も、2年間頑張れば同じような成果を上げることができるかもしれません、いや、もしかすると僕とは比べ物にならないくらい大きな成果も可能だと思います。

そう考えるとYoutubeはものすごく夢があると思いませんか?
もし僕と同じように思われた方、今からお話しする本題をぜひ読んでくださいね!

さて、前置きが長くなりましたが、いよいよ本題に入っていきます。

Youtubeを始める前に決める3つのこと

まずはYoutubeを開始する前に決めるべき3つのことについてお話しします。この3つはYoutubeの核の部分であり、途中で挫折しそうな時に思い返すことによって、モチベーションを保つこともできる大切な要素です。

1つ目:現時点のゴールを決める

Youtubeを開始するにあたって現時点のゴールを決める必要があります。「はじめに」の項目で「Youtubeはこれで終わり!というゴールはありません。」とお話ししましたが、それは運営上でのゴールはないという意味で「自分なりの現時点のゴール」を定める必要があると僕は思います。

ちなみに現時点(2021年10月末日)での僕のゴールは「2021年中に登録者数1万人を達成すること」です。

定めたゴールを達成した場合は次のゴールを新たに設定します。
もし定めた期間内にゴールを達成できない場合は、ゴールを修正して再度チャレンジします。

ポイントは以下の2点です。

ゴールを達成するための期間を決める
実現できそうなゴール(目標)を決める

期間と目標はセットで最初のうちはハードルを低く設定することをおすすめします。

最終的なゴールを決める人もいてます(それが悪いといっているわけではありません)が、ほとんどの人は最終的なゴールに対してハードルを高めに設定しがちです。そうするとなかなかゴールに近づけず途中で挫折する確率が高くなってしまいます。

そうではなく、最終的なゴール(目的)は最初のうちは定めず、身近なゴール(目標)を段階的に設定していく方が負担も少なく、ゴールに近づいてる実感もあるので、僕はこちらをおすすめします。

2つ目:ジャンルを決める

「これまでの成果」でもお話ししましたが、僕のジャンルは以下です。

アート系:アクリル絵具で絵を描いている様子をアップ

ジャンルを決める際に大切なことは「はじめに」でもお話ししていますが、自分の「好きなこと」や「得意なこと」を選ぶことです。

そうは言っても、自分の「好きなこと・得意なこと」がわからない人もいてますよね。そんな方はぜひ対象を広げて考えてみてください。
例えば、自分の趣味(車、スポーツ、アウトドアなど)を紹介する動画やAV機器やお洒落な生活雑貨のアイテムが好きなので、購入したり紹介する動画でもOKです。

とにかく「苦にならない」「楽しい」「ワクワクする」などの気持ちがあれば十分Youtubeのジャンルとして成立すると思います。

僕の場合は子供の頃から「絵を描く」ことが好きだったので、割と迷いなくジャンルを決めることができました。

では、自分の「好きなこと」や「得意なこと」でジャンルが決まったけど、同じジャンルの人が多数いる場合はどうしたらいいでしょうか?

このような場合、僕は選択肢が2つあると思います。

1つ目の選択肢:ジャンルを変えない
ジャンルを変えずに、自分の好きなものでチャレンジする方法です。
ライバルが多数いる場合、勝つことは難しくても、負けるとも限りません。Youtubeでは関連動画として自分の動画が表示されるので、同じジャンル同士win-winとして成果を出すことも可能です。
つまり同じジャンルの人が多数存在することにより、そのジャンル全体の再生回数が伸びていくイメージです。
ただし、ライバルが多くいる分、検索して自分のチャンネルを見つけてもらえにくくなります。(人気のある動画やチャンネルから表示される。)

メリット:関連動画として表示されやすくなる
デメリット:ライバルが多い

2つ目の選択肢:方向性を少し変化させる
例えば「ゲーム実況」というジャンルは多くの人が参入しています。よって同じようなゲーム動画をアップしても見てくれる確率は低くなりますよね。
そこで方向性を変えて、例えばゲームに出ているキャラクターの絵を描く動画をアップするとどうでしょうか?
そのキャラクターに興味がある人は見てくれる確率が高くなり、一方「絵」に興味がある人をファンとして獲得できる可能性もあります。
ただし、方向性を変えたジャンルも得意である必要があります。

メリット:複数ジャンルのファンを獲得できる
デメリット:得意分野が複数必要

このようにどちらもメリット、デメリットがあるので、2つの選択肢の中で自分に合っている方を選んでジャンルを決めてください。

3つ目:ターゲットを決める

現時点での目標を定め、ジャンルも確定できた場合、最後に決めるのはターゲットです。つまり自分が作った動画が、最も見てもらえそうな「層」を決めます。もちろん「層」と言っても多種多様ありますので以下に例を記載します。

ターゲットを決める際の要素例
国、性別、年齢、収入、社会人、フリーター、学生、子供、既婚・未婚、趣味のジャンル ...etc

ご参考として複数例を挙げましたが、実はYoutubeを始めたばかりの時は細かくターゲットを決める必要はありません

よく考えると当たり前ですよね。実績もデータもない初期の状態でピンポイントのターゲットを決めても当たる確率は低くなります。
天才マーケターでない限り、思惑通りのターゲットを獲得することはできませんよね。

よって、最初は大きい範囲で、少ない項目(5個前後)でターゲットを決めることをおすすめします。

ちなみにYoutube開始後の僕のターゲットは以下の通りです。

・日本を含む世界の人
・男女半々
・35-55歳の人
・癒しを求めてる人
・絵だけでなく音楽にも興味がある人

そして現時点の視聴者の比率は以下のようになっています。

画像1

※2021年10月末日時点

いかがでしょう?
当初設定していたターゲットとの違いがお分かりいただけると思います。

例えば性別では男女50%ずつを想定していましたが、実際は女性が約65%を占めています。
年齢別では最も多い割合が「18〜24歳」、2番目が「25〜34歳」となり、当初想定していたターゲット世代は3番目と4番目になっています。

表として載せていませんが、国別で見ると日本が約90%で、国内ユーザーが大半を占めた結果になっています。

「癒しを求めている方」や「絵以外に興味がある方」の割合は具体的にはわかりませんが、若い年齢層で女性が多いというデータから、現時点では、学生や主婦層がメインターゲットになっていると想定できます。
そしてこの分析から「癒しを求めている方」や「絵以外に興味がある方」も学生や主婦層に含まれていると想定できますよね。(学生・主婦の人は絵以外にも興味がある確率が高いことから)

僕の場合、嬉しい予想外の結果となりました。
予測が外れたターゲットの「世界の人」に関しては、これから戦略を立てていこうと思っています。

最初は大まかにターゲットを設定し、チャンネルがある程度成長した後から予想が外れたターゲットの獲得や別のターゲット層の獲得に舵を切っていけば良いと思います。そちらの方が当初予測していた数より多くのファンを獲得できる場合があります。

さて、これでYoutubeをスタートする準備が整いました。次はいよいよ自分のチャンネルを開設していくのですが、その前にぜひやっていただきたいことがあります。それはライバルの分析です。

競合分析

競合分析をするターゲットは自分で決めたテーマと同じ分類のチャンネルになります。今からチャンネルを作成するいわば「初心者」の人にとって、既に活躍しているYoutuberは「目指すべきお手本」となりますよね。

お手本にするチャンネルで注目したいポイントは以下になります。

・更新頻度
・動画時間
・チャンネル登録者数
・プロフィール画像
・動画のサムネール
・チャンネルのカバー画像

参考にするチャンネルはいずれライバルになりますが、今は自分にとっての良きお手本です。まずはできるところからどんどんマネをしていくことをおすすめします。

特に更新頻度は注目すべきポイントで、数ヶ月、数年更新されていないチャンネルは参考にする必要はありません。なぜならインターネットの世界は日々進化し、それと同様にYoutube自体も進化しています。
更新頻度が空いてるチャンネルは今のYoutubeのシステムに追いつけていない可能性があります。

できれば1週間に1回以上のペースで更新されており、登録者数が5000人以上のチャンネルを参考にしてください。

僕の場合アート系ジャンルなので、主に海外の人を参考にしました。海外は日本と違って日常にアートが溶け込んでいます。10万人を超えるチャンネルが多数存在し、中には100万人を超えるいわゆる「億チューバー」の人も普通にいました。

僕がこれらのお手本となるチャンネルから参考にしたのは「タイトル」「サムネール」「再生時間」の3つ。

この3つは再生回数に直結すると言っても過言ではないです。
よって、検索結果にヒットしやすいタイトルキーワード、クリックされやすいサムネール、動画として適切な再生時間について調査しました。

また、先ほど参考にすべきでないチャンネルについてお話ししましたが、逆にそういったチャンネルの共通点を調べることも大切です。

・なぜ再生回数が伸びないのか
・なぜ登録者数が上がらないのか
・なぜ検索結果に表示されないのか

これらのチャンネルの共通点を見つけて、反面教師にできます。
ライバルの調査は時間をかけ、なるべく多くの動画を見た方がいいです。
そして参考にするチャンネルとそうでないチャンネルの共通点を見つけ、自分のチャンネルが成長するための参考にしてください。

チャンネルの開設

さて、いよいよ自分のチャンネルを開設します。
チャンネル開設の方法はGoogleが紹介しているので、ぜひ以下のリンクを参考にしてください。

上記の手順に沿っていくとチャンネルを開設できると思いますが、まずは前提としてGoogleアカウントが必要になってきます。まだお持ちでない方はYoutubeで利用するGoogleアカウントを作成してください。

なお、これらの作業はパソコンがおすすめです。スマホだと画面が小さいので、操作しづらく時間もかかります。

次に、チャンネル開設に必要な画像についてお話しします。

プロフィール画像

プロフィール画像はチャンネル左上に丸く表示されている小さな画像のことです。いわば自分の分身といっても過言ではありません。中にはチャンネル登録の判断材料にしてる方もいるぐらいです。
それだけプロフィール画像はチャンネルの中で大切な要素になります。

できれば以下のようなプロフィール画像は避けた方が賢明です。

・暴力的なもの
・自分とは無関係なもの
・宗教的なもの
・性的表現があるもの
・自分以外の人が写っているもの

逆におすすめの画像は、チャンネルテーマと関連性があるものです。
もちろんご自身の画像でもOKですよ。

ただ、ご自身の画像をアップする場合は注意が必要です。

顔出しについて

顔出しの有無で登録者数や再生回数に影響することはありませんが、顔出しをする場合、自分がYoutuberであることを世界中にアピールすることになります。特に既婚者や子供がいてる方は、自分以外のところで影響が出る可能性がありますので、家族とよく相談されることをおすすめします。

僕のプロフィール画像はモノクロで横向きの上半身画像にしています。

「絵」を描く動画なので、動画内では基本的に顔は出していませんが、親近感が湧くと思ったので、プロフィール画像のみ顔出しをしています。
※一部クラウドファンディングのご支援をお願いする動画のサムネールには思いっきり正面から顔を出していますw

カバー画像について

チャンネルページを開いた時、上部に横長で表示されるのがカバー画像です。基本的にプロフィール画像同様、チャンネルに関連性があるものをおすすめします。

カバー画像を作成する際、表示位置について注意をする必要があります。
というのも、カバー画像は全てのメディア(パソコン、タブレット、スマホ)で共通に表示されるので、パソコンで表示される部分が、スマホでは表示されないといった場合もあります。
できれば、どのメディアで見ても全て表示されるようにしてください。(以下参考)

例として私のプロフィール画像とカバー画像を、パソコンで見たイメージとスマートフォン見たイメージを載せておきます。

■パソコンで見たイメージ

画像2


■スマートフォンで見たイメージ

画像3

PCもスマホも、カバー画像で見える部分は同じですよね。
もし見せたい情報がカバー画像全体に広がる場合はスマホで表示される箇所を優先的に作成してください。→スマホで見る人が圧倒的に多い為。

では、いよいよ動画の作成・公開までの手順をお話ししていきます。

動画作成と公開までの手順

一般的に動画作成から公開するまでの手順は以下の流れになります。

・テーマの作成
・動画設計
・素材収集
・動画撮影
・編集
・サムネール作成
・タイトル・概要欄の作成
・動画公開

僕の動画作成の例を参考に一つずつお話ししていきます。

1. テーマの作成

まずは動画のテーマを決めます。

僕のジャンルはアート系で、アクリル絵具で絵を描く動画なので、以下のようにテーマを決めています。

どのような絵を描くか

他のジャンルの例では、

・ゲーム実況の場合:どんなゲームをするか
・商品紹介の場合:どんな商品を紹介するか
・トークの場合:どんな話をするか
・クッキングの場合:どんな料理を作るか
・音楽系の場合:どんな曲を歌ったり弾いたりするか
     etc...

具体的な内容を考える必要はなく、動画の方向性を決める作業になります。
注意するポイントは1つにテーマを絞ることです。
複数のテーマを1つの動画に詰め込むことはあまりおすすめできません。
例えばテーマが複数あるとそれだけ動画時間も長くなります。編集の項目でもお話ししますが、Youtubeの動画時間は10分前後が理想的です。
長すぎる動画は早送りや、途中離脱の原因になります。

映画を例にするとわかりやすいかもしれません。
多くの映画は以下のように1つのカテゴリに分類されていますよね。

・ラブロマンス
・アクション
・コメディ
・SF
・ヒューマン
 etc...

ラブロマンスとアクションが詰め込まれている映画はほとんど見かけませんし、コメディとヒューマンが混在する映画見ても、感情移入することは難しいと思いますw

2. 動画の設計

テーマが決まれば、次は具体的な動画の内容を決めていきます。
家で例えると設計図に当たりますが、動画の場合は「絵コンテ」を想像するとわかりやすいと思います。

ジブリの宮崎駿監督が映画の設計図として「絵コンテ」を描いているのは有名な話ですよね。動画の場合も同じです。
ただ、アニメのように細かくカット割をすると膨大な時間がかかりますので、カットの内容を文章にまとめる程度でもOKだと思います。

例として、以下の動画をアップした際に、僕が実際に行った設計を載せておきます。

準備設計
・絵全体の構成を決める(決めたテーマに沿ったレイアウトを決める)
・描く順番を決める(重ね塗りができるアクリル絵具の特徴を活かして描く順番を決める)
・この絵で使う絵具の種類を決める
・この絵で使う道具(筆・スポンジ・歯ブラシ)を決める
・この絵で必要な素材(絵の参考など)をネットから検索する
・照明の位置を決める
・カメラ(複数)の位置を決める
・キャンバスにマスキングテープを貼る

撮影設計
・最初にキャンバスに落とす絵の具を決める(演出効果)
・空を描く(筆とスポンジを使ってグラデーション)
・星を描く(筆と歯ブラシでスパッタリング技法)
・満月を描く(筆とスポンジ)
・城や南瓜のモチーフを描く
・完成のルーティン

簡易でも設計図が有るのと無いのでは、動画のクオリティに大きく影響します。慣れてくると頭で記憶できますが、最初は上記のように書き出すことをおすすめします。
アート動画の場合、設計図が無いまま絵を描くと、まとまりのない絵になり、途中で失敗することもあります。当然再生回数も伸びません。

逆に設計して描いた絵は、再生回数やグッドボタンで視聴者から高い評価を得ています。

ポイントは全ての内容を具体的に決めるのではなく、どのような流れで動画を撮影するか、動画全体の順番を決めることが大切です。

先ほどの僕の例でも同じです。
満月を描くとき、詳細な満月のイメージはこの段階では持ってません。
スパッタリングで星を描くときも本番一発勝負です。

トークでもそうですよね。一語一句決めておくと失敗した時に頭が真っ白になります。そうではなく、本番はアドリブを交えてその場で感じたことを話した方が上手くいく場合が多いですよね。
間が空いた場合でも編集でカットすれば良いだけなので、1時間撮影して、使えるシーンが10分あればOKくらいの方が気楽に撮影に挑めると思います。

3. 素材収集

設計も終わり、いよいよ撮影に入っていきますが、その前に撮影で使う素材についてお話しします。

僕のように絵を描く動画の場合は素材が必要になります。
前項目の「準備設計」でも記載しているように、僕の場合はネット上のフリー素材や契約している素材(いずれも商用利用可)を利用しています。
テーマに沿った複数の素材を組み合わせる場合もあれば、インスピレーションを得てイメージを膨らませる場合もあります。

時間に余裕がある場合は頭でイメージを広げることもありますが、多くの場合は素材からヒントを得てます。

今お話ししたような素材以外でも、カメラや照明などの撮影機材から自分に必要な道具(僕の場合は筆や絵具の画材道具)について、他のチャンネルを参考にする場合もあります。

実はこの他のチャンネルを参考するという作業はとても重要で、新たな知識や道具を見つけるチャンスでもあります。

4. 動画撮影

自分で撮影することはあっても、撮影されることは初めてという人がほとんどではないでしょうか。

僕の場合、絵を描く動画なので最初は手が震えましたw
目の前にカメラがあるとかなり緊張します。

ちなみに僕の1番最初の動画がこれです。

絵もBGMもかなりヤバイですよねw
この時は絵の動きに合わせて撮影してもらってますので、横に人がいることで余計に緊張した記憶があります。

これまで約300の動画をアップしてきた僕が思う緊張しない方法は、たった1つだけです。それは

慣れる

です。

撮影されているという状態が「普通」と思えるようになるまで緊張は続きます。今は緊張しませんが、動画が30個くらいまでは普通に緊張していた記憶があります。

慣れていない場合は

撮影前のシミュレーション通りにはいかないかもしれません。
緊張で早口になるかもしれません。
緊張で喉が渇いて声がかすれるかもしれません。
頭が真っ白になってセリフが出てこないかもしれません。

でも心配しないでください。
それが当たり前です。最初から上手くできる人はいません。

まずは最初の動画をアップしてください。
全てはそこから始まります!


ちなみに私も声出し動画をアップしていますが、何度も撮り直しをしています。初めての声出し動画はこちら↓↓↓

編集で誤魔化していますが、通しで聞くとかなり聞きづらかったです。

その後も声出し動画を数本アップしていますが、徐々に落ち着いて撮影できるようになりました。

次に実際に撮影するための機材や道具についてお話ししていきます。

カメラ
最初はスマートフォンでOKです。
最初からン十万円もするカメラを購入する必要は全くありません。
なぜなら撮影回数を重ねると、自然にカメラに興味が出てくる時期がきます(前述の素材収集がこれにあたります)ので、そのタイミングで自分に合ったカメラを購入してください。

三脚
カメラを固定するために必要です。最初のうちは高価なものでなくてOKですので購入されることをおすすめします。

照明
室内撮影の場合は持ってた方が良いですが、必ず必要というレベルではありません。部屋の照明でカバーできる場合は、最初に購入する必要はないと思います。

マイク
声出しをする場合は必須です。
動画の中で「音」は大切な要素になりますので、視聴者に快適に聞いてもらうためにも、購入することをおすすめします。

ご参考までに僕が現在使用している機材をご紹介します。

===========================================
[カメラ]
iPhoneSE(第2世代)

SONY α6600
https://amzn.to/3teYj3X

[レンズ]
TAMRON 17-70mm F2.8
https://amzn.to/3l6bGjT

SIGMA 16mm F1.4
https://amzn.to/3ve4zut

[照明]
FalconEyes
https://amzn.to/38u03yl

[三脚]
Manfrotto
https://amzn.to/3vTFDJt

※Amazonアソシエイトリンクを使用しております
===========================================

繰り返しになりますが、最初から高価な機材は必要ありません。まずは一つでも多くの動画をアップすることに重点をおいてください。

動画をアップし続けているうちに、何が必要で、不要なのかがわかってきます。そのタイミングで必要なものだけを購入するようにしてください。

5. 編集

編集ソフトを使用するのが一般的です。
スマホやタブレットでも編集はできますが、できればパソコンで編集ソフトを使用することをおすすめします。

僕が普段使用している編集ソフトは「DaVinci Resolve」というソフトです。
以下からダウンロードできます。
https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve/

他にも編集ソフトは数多くありますが、僕が試した中ではこのソフトが一番使いやすかったです。
無料版と有料版がありますが、最初は無料版で全く問題ありません。
他社の編集ソフトは数万円するものもあるので、ありがたいですよね。

さて、使い始めは編集作業に時間がかかるかもしれませんが、慣れてくるとサクサク作業できるようになります。

画像4

DaVinci Resolveの編集画面(Junya Artの動画より)

というのも、動画の編集作業は同じことの繰り返しがほとんどです。

・動画データをタイムラインにおく
・不要な部分をカット
・シーンの切り替わるタイミングをつなげる

この作業の繰り返しと必要に応じてテロップやBGMを入れます。一見難しそうに見えますが、慣れれば思い通り動かせるようになりますので、まずはダウンロードしてください。

公式サイトではトレーニングページも公開されています。
https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve/training

見てもらえる動画にするためのテクニック

動画ではオープニングエンディングなど、コンテンツ以外の要素も重要になってきます。

オープニング
コンテンツに入る前に見せる約10秒の部分になります。
通常は以下のような内容を入れます。

・固定の動画(短いアニメーションでチャンネルのタイトルなど表示)
・スポット動画(コンテンツ内で気になる箇所をスポット的に表示)
・オープニングなし

主にチャンネルのブランディング確立や、動画から離脱させない意図があります。

僕の動画はオープニングなしですぐに絵を見せるようにしています。→動画から離脱させない意図

オープニングは、ジャンルや動画の内容によって有無を決めても良いと思いますが、どちらかに統一することをおすすめします。

エンディング
主に「動画の終わり」を視聴者に分からせる役割があります。僕の動画でもエンディングは設置しています。アート系の動画ですので、チャンネル全体のブランディングイメージを壊さないシンプルなエンディングにしています。

画像5

Junya Artチャンネルの現在のエンディング

エンディングは「動画の終わり」を知ってもらう必要があるので、毎回同じにされることをおすすめします。

また、チャンネルの成長とともに、エンディングを変更していくのは「アリ」だと思います。(変更した場合はしばらく同じエンディングで続けることをおすすめします)

BGM
最も大切な要素の一つです。
動画のジャンルやテーマにもよりますが、昨今Youtubeでアップされている動画の多くは動画の内容に沿ったBGMが選ばれています。

僕の場合は「Artlist」というサブスクで年間契約をしていますので、そこからダウンロードした曲を使用しています。

ただ、Artlistを含めたこれらのサブスクは、ほとんどが有料です。僕もそうですが、最初はYoutube「オーディオ ライブラリ」がおすすめです。
著作権を気にせず(著作権の記述が必要な曲もあります)無料で使用できるので、気に入った曲があればダウンロードして使ってみてください。


動画の形式
YouTube でサポートされているファイル形式は以下になります。

.MOV
.MPEG-1
.MPEG-2
.MPEG4
.MP4
.MPG
.AVI
.WMV
.MPEGPS
.FLV
3GPP
WebM
DNxHR
ProRes
CineForm
HEVC(h265)

特にこれといって定められているわけではありませんが、最近はmp4ファイルが主流ですので、こちらをおすすめします。

サムネイル
動画アップの前にとても大切な作業があります。
それが「サムネイルの作成」です。

サムネイルは視聴者が動画を見るときにクリックする小さな画像のことです。当たり前ですが、

動画を見てもらう = サムネイルをクリック

してもらうことになります。

ではどのようなサムネイルを作成すれば良いのでしょうか?
簡単に言えば「クリックしてもらえるサムネイル」ということです。
ではどんなサムネイルがクリックしてもらえるのか?

僕が思う優秀なサムネイルの条件は以下の3点です

・結果を載せない
・どんな動画か興味をそそる
・文字は少なめに

順番にお話ししていきます。

結果を載せない
冒頭で結果がわかる映画を見たいと思いませんよね?
それと同じで、結果が先にわかる動画を見たいと思う人はいません。

どんな動画か興味をそそる
これは映画の予告動画と似ています。
予告動画は約15-30秒の間に「この映画みたい!!」って思わせる内容になっています。肝心なシーンはカットして、続きや結果が気になる!見たい!と思わせてくれますよね。

サムネイルの場合は動画と違い画像です。詰め込む要素が限られるので、約10分程度の動画を映画の予告みたいに散りばめることはできません。

大切なのはサムネイルから、「結果が知りたい!見てみたい!」と思わせることです。僕の場合「絵」を描く動画なので、絵の具を落とした冒頭の部分を使用することが多いです。

これによって「どんな絵が完成するのだろう?」とクリックを促すようにしています。
少し方法は異なりますが、男性をターゲットにした女性の素肌を見せるサムネイルも最近は増えています。(温泉やダイエット動画など)本能的に男性はクリックする確率が多いので、ルールの範囲内ではとても有効な方法だと思います。

文字は少なめに
サムネイルに表示する文字はなるべく少なく、インパクトのある内容がおすすめです。逆に文字が多すぎたり、小さすぎたりするとクリックされる確率は落ちます。

僕もクラウドファンディングの紹介、作業場の紹介、道具の紹介動画のサムネイルには文字を入れています。

画像6

文字を入れたサムネイルの例

テーマがわかりやすいサムネイルは思わずクリックしたくなりますよね。

7. タイトル・概要欄の作成

編集とサムネイルが完成したら、最後に「タイトル・概要欄」を決めます。

僕の場合、タイトルは以下の条件で決めています。

・検索のキーワードとなるもの
・重要なものほど最初に記載
・長くならない

例として僕のタイトルを紹介します

上記は最近の動画ですが、タイトルを以下のように設定しています。

アクリル絵の具で「4パターンの空」ウッドキャンバスに描く方法 | アクリル画 | Acrylic painting #299

「アクリル絵の具」を最重要ワードとして最初に記載します。次に絵の内容を記載し、今回初めてウッドキャンバスを使用したのでそれも記載しました。最後の「Acrylic painting」は英語で「アクリル画」を意味します。これは海外からのアクセスに備えています。

画像7

上図は、実際の検索割合です。(過去28日間)
狙い通り「アクリル絵の具」と検索した人が最も多くなっています。

次に概要欄ですが、動画の説明分が主で、他には関連するリンク先(SNSやHP、使用した道具など)などを記載します。
概要欄も検索結果に影響しますので、なるべく関連する内容を簡潔に記入します。

僕の場合、簡単な動画の紹介文、公式ショップサイトへのリンク先、チャプター、SNS、使用道具へのリンク先など、視聴者からの質問コメントで多くいただいた内容を記入しています。

以上で動画公開前の準備は終了です。

(字幕は翻訳の設定は個々の動画によって異なってきますので、ここでは割愛させていただきます。)

さて、次は最後の手順「動画公開」についてお話ししていきます。

8. 動画公開

動画公開といっても難しい作業はありません。
ほとんどの人は感覚的にできると思いますが、Youtubeのマニュアルに記載されていますので、よろしければご参考にしてください。

主な公開手順は以下になります。

・動画のアップ
・タイトル記入
・概要欄の記入
・サムネイルのアップ
・再生リストの選択
・子ども向けかどうかのチェック
・タグの設定
・収益化の設定
・広告の設定
・終了画面の追加
・公開日時の設定

ここではポイントの箇所のみをお話ししていきます。

サムネイルのアップ
サムネイルはYoutubeが自動で設定(3パターン)したものと、自分で作成した画像のどちらかを選択できます。

必ず自分で作成したサムネイル画像を設定してください。Youtubeはランダムに作成しますので視聴者を誘導するための要素は含んでいません。
サムネイルは、後から何度でも変更できますので、前述「サムネイル」の項目に書かれている内容を参考に設定してください。

タグの設定
詳細設定の箇所に「すべて表示」(下記参照)の文字をクリックします

画像8

クリック後↓

画像9

上記のようにタグを追加する箇所が表示されるので、動画内容に関連するタグを追加していきます。追加する際の注意点として

1 本の動画に 60 個を超えるハッシュタグを追加すると、その動画のすべてのハッシュタグが無視されます。タグの数が多すぎる場合、アップロード動画や検索結果から動画が削除されることがあります。

とYoutubeのポリシーに記載されています。
タグは検索結果に影響されますので、検索キーワードとして10個程度がおすすめです。

終了画面の追加
終了画面というのは、動画の終わる数秒前に表示される画面です。
僕の場合は以下になります。

画像10

具体的には左側に表示される自分の関連動画(僕の場合は2つ)、右側にチャンネル登録を表示するアイコンが表示されます。

レイアウトは複数あるので、好きなレイアウトを選択できます。(以下Junya Artの終了画面設定のイメージ)

画像11

終了画面の設定は任意ですが、他の動画へ誘導できるので、設定されることをおすすめします。


公開日時の設定
ここまでくると、あとは公開日時の設定だけになります。

すぐに公開したい気持ちを抑えて、まずは「限定公開」をします。
リンクを知っている人しか動画を見ることができませんので、この時点では「自分」しか知らないことになります。編集漏れの箇所があればこの時点で修正することができます。

また、公開直後は、画質がよくありません。
「限定公開」から1時間程経過するとHDで表示されるので、ある程度時間経過してから「公開」されることをおすすめします。

公開のタイミングですが、一般的には週末(多くの人がYoutubeを見るタイミング)が良いと言われています。
僕の経験でも金曜日の夜から日曜日の夜にかけて多く視聴されているので、週末の夕方から夜のタイミングでアップされることをおすすめします。


公開後の作業が動画を成長させる

Youtubeを始めたばかりの人は、1つの動画を公開すると「完了」と思いがちです。僕もその一人だったのですが、実は公開後の作業がその動画の成長を決めるといっても過言ではありません。では公開後に何をするべきかお話ししていきます。

まずは管理画面にログインします。
「アナリティクス」というメニューがありますのでクリックしてください。すると動画に関する様々なデータが表示されます。

実は動画公開後すぐに見る必要はありません。すぐにみてもデータが蓄積されていないからです。できれば最低1週間程度経過後に以下のポイントについて確認することをおすすめします。

・曜日ごとの視聴回数
・曜日ごとの視聴者がアクセスしている時間帯
・年齢と性別の割合
・インプレッションのクリック率
・視聴維持率

曜日ごとの視聴回数
1週間でどの曜日に視聴回数が集中しているかがわかります。
公開した際の初速回数を上げるためにも、アクセスが集中している曜日を知っておく必要があります。

曜日ごとの視聴者がアクセスしている時間帯
1日の中でもアクセスが集中している時間帯がわかります。
おそらく週末の夕方から深夜にかけてアクセスが多いと思いますので、集中している曜日の中でもさらに集中している時間帯に合わせて動画を公開するようにします。

年齢と性別の割合
自分の動画のターゲットを知ることができます。
男性か、女性か、どの年代が一番みられているのか。
自分が狙ったターゲットとのズレがないかなど、今後の動画テーマを決める際の参考になります。

インプレッションのクリック率
インプレッションとは、自分の動画が「Youtubeのおすすめ」に表示された回数になります。よって「インプレッションのクリック率」とは「Youtubeのおすすめ」に表示されて、実際にクリックされた割合を表します。
例えば、インプレッションが1000回で、実際にみられた(クリックされた)回数が500回の場合、インプレッションのクリック率は

500 ÷ 1000 = 0.5

つまり50%となりますので、高い割合と言えます。逆に20%以下の場合は、現在のタイトルやサムネールを変更した方が良いかもしれません。

視聴維持率
視聴維持率とはその動画が見られた時間の割合を表します。

例えば10分の動画で実際に見られた時間が3分の場合、視聴維持率は

3 ÷ 10 = 0.3

つまり30%となります。
この割合が高いほど、動画の離脱率(途中で見るのをやめる割合)が低くなります。動画維持率を高くするためには、まずは最初の30秒が大切と言われています。よって、動画維持率が低い場合、最初の30秒をきっちり見てもらえる工夫が必要になってきます。

他にも重要な項目はありますが、まずはお話ししました基本的な5つの項目を確認して、動画を継続してアップできるようにします。
そして

公開 → アナリティクス確認 → 工夫

を繰り返すことにより、クオリティの高い動画や、サムネールを作るコツがわかるようになってきます。


SNSとの連携

動画を公開した後の作業は先ほどお話ししましたが、それ以外にもSNSとの連携が大切になってきます。今は若者世代を中心に多くの人がSNSアカウントを持っています。
中にはYoutubeは見ないけど、TwitterやInatagramはしているよ!という方がいてるかもしれません。そのような方に向けてぜひ自分がアップした動画をお知らせしましょう!

SNSメジャーなところではTwitter,Facebook,Instagramがあります。
既に個人アカウントを持っている場合はYoutubeの動画URLをリンクしてフォロワーにお知らせしましょう。

現在SNSnおアカウントを1つも持っていない場合、個人的にはTwitterから始めることをおすすめします。Twitterは「リツイート」機能があり、SNSの中で拡散力が最も大きいツールです。いわゆる「バヅる」というのもTwitterによる影響が大きいと言われてます。
もちろん並行して他のSNSアカウントを取得されてもOKですが、フォロワーへのお知らせが「作業化」すると、苦痛になってきます。日々の仕事が忙しい場合は更新が途絶える場合もありますよね。

始めてSNSをする場合はまずTwitterに集中するのがおすすめです。


やってはいけないこと

少し話は逸れますが、Youtube登録者数の注意点をお話しします。
Youtubeを始めたての頃は、芸能人や著名人でない限り、何千人、何万人と増えることはないはずです。
ほとんどの方は家族や友達に知らせて、最初は多くても50人程度で、その後の登録者数が伸び悩む人がほとんどです。
僕の場合、100人到達するまで半年かかりました。その半年の間に2ヶ月更新ができない時期もありましたが、とてもしんどい時期だったと今でも覚えています。

ここからが本題なのですが、登録者数を一気に増やす魔法の一手があります。それが相互フォローです。

簡潔にいうと、

お互いのYoutubeチャンネルを登録しましょう!

というものです。

Twitterでは相互フォロー用のアカウントが乱立するくらい、一時期は相互フォローが話題になりました。中にはお金と引き換えて数百人単位でフォローしますという人もいたようです。

はっきり言います。

相互フォローは絶対にしないでください

Youtubeを甘く見てはいけません。必ずバレますし、最悪の場合はアカウント停止になります。

登録者数が増えてほしい気持ちはものすごくわかります。僕もそうでした。その時は「相互フォロー」を知らなかったお陰もあり、手を出さずに済んだのかもしれません。

早く1000人に到達したという気持ちはわかりますが、ここはグッと堪えて、正攻法で登録者数を伸ばすことをおすすめします。

仮に相互フォローで運よくYoutubeにもバレず登録者数を伸ばせたとします。でもそのチャンネルの再生回数ってどうでしょう?
相互フォローは登録者数を伸ばすことが目的で、そのフォロワーの方が貴方のチャンネルに興味があるとは限りません。

すると登録者数と再生回数の比率が合わない状態になります。勘違いしていけないのは、利益が出る条件を満たしても自動的にお金が入るわけではありません。

そしてもう一つの条件である「再生時間の合計が4000時間以上」をクリアできない可能性もあります。

通常、正攻法で1000人到達すると、多くの場合1000人到達以前に4000時間再生のノルマをクリアできます。しかし相互フォローの場合は再生時間が思うように蓄積されません。

極端にいうと10000人登録者数がいても月の再生回数が100回しかないチャンネルは4000時間再生のノルマは難しいですよね。

本来その動画やチャンネルに興味がある方が

今後も見てみたい
動画が更新されたらすぐに知りたい
ファンになった

などの理由でチャンネル登録するものです。

そしてYoutuberは登録していただいた人への感謝を忘れず、そして今後もより多くの人にチャンネル登録していただけるよう、チャンネルを日々ブラッシュアップしていく必要があります。

その結果、再生回数が上がり、運営会社のGoogleから広告費用の一部を還元→さらにチャンネルのクオリティをあげていく、正攻法のサイクルになっていきます。

登録者数増加 → 再生回数増加 → Googleの利益が増加 → 自分の利益に還元

このようなサイクルを目指しましょう!

コミュニケーションを取ろう

動画を定期的にアップしているとコメントがつくようになります。
コメントは動画の価値を測る上でとても重要な要素です。コメントが多いほど、Youtubeのおすすめに表示される頻度も高くなると言われています。

もしコメントがついた場合、できるだけすぐに返信することをおすすめします。できればコメントには「高評価」や「好き」をつけましょう!コメントした視聴者も嬉しくなるし、今後もコメントがつきやすくなります。

コミュニティについて
登録者数が1000人を超えるとチャンネルに「コミュニティ」タブが表示されます。基本的には視聴者へのお知らせをする場になります。

僕は動画をアップした際の連絡ツールとしています。他には公式ショップサイトのセール情報にも利用しています。

画像12

画像13

このように動画でお知らせするのは大袈裟だけど、視聴者へはぜひ伝えたい内容を、画像や文章としてお知らせすることができます。

LINEやFacebookの個人用タイムラインのイメージですね。
もちろん高評価やコメントもできるので、視聴者とコミュニケーションを深める場としても利用できます。

モチベーションを維持する方法

Youtubeを始めた多くの人は、ある時点を境に再生回数と登録者数が伸び悩む時期が来ます。
僕の場合、100人に到達するまでに時間がかかりました。具体的には2019年の10月1日に1本目の動画をアップし、100人に到達したのが2020年の4月17日です。約半年かかっています。実は2020年の1月と2月は本業の関係で、1本ずつしか動画をアップできませんでした。
この休眠期間が2ヶ月あったのも原因の一つと思います。

再生回数も上がらない、登録者数も増えない、肝心の動画もアップできない。この3重苦の期間は本当に苦しく、前に進めていないもどかしさもあって何度も心が折れそうになりました。

でもそういう時こそ、以下の言葉を自分のモチベーションにしました。

自分の動画を見てくれている人がいる

極端にいうと一人でも自分の動画を見てくれる人がいる限り、その人に向けて動画を作ろうと思いました。

もう一つは日本で数少ない「アート系」ジャンルの道を自分が切り開き、多くの人に「アクリル絵具の楽しさ」を知ってほしい!と思いました。

この2つの想いが、僕の動画制作の根本にあったと思います。

大切なのは、伸び悩んだ時期に初心に返り、何のために動画をアップしているのか自分に問いかけ、再度やる気を起こせるかどうかだと思います。

クラウドファンディングを利用しよう

動画制作と直接関係ないのですが、こういう人がいてるかもしれません。

Youtubeの準備はできたけど、撮影機材や編集するためのパソコンを購入する資金がない。動画編集は重い作業なので、それなりにクオリティが高いパソコンが必要になってきます。

僕もそうですが、昨今の不況による本業の不振により、予定していた撮影機材やパソコンを購入することができなくなりました。
このままでは自分の目的を達成することができない!
でもお金が貯まるのはいつになるかわからない。もしかすると貯まらないかもしれない。

そして色々調べて利用したのがクラウドファンディングでした。

クラウドファンディングは今では多くの人が利用している資金調達ツールの一つです。簡単にいうと、

やりたいことをするためのお金を支援してもらう

クラウドファンディングを行う会社はたくさんありますが、中でも成立確率が高いREADYFORという会社のクラウドファンディングを利用しました。
そしてありがたいことに、多くのご支援により、目標金額を達成することができました。

以下、実際にREADYFORに掲載された僕のプロジェクトページです。

大切なのは、自分の想いをわかりやすく正直に書くことです。
以下はプロジェクトページに書いた想いの一部になります。

今回のクラウドファンディングの挑戦は、これまで生きてきた中でも最大の挑戦であり、私の動画を毎回楽しみにしていただいている視聴者さまからの期待と責任を負っています。
「今まで絵を描いたことがなかった人に楽しさを知ってもらう」
「絵を諦めていたへ、もう一度絵を描いてみよう!と考えを変えてもらう」
「絵を描くことにより、人生さえも良い方向へ変えてもらう」

大げさに感じるかもしれませんが、私は真剣です。
「人の心を変える(つくる)」という価値をご提供します。
日本中に「人の心を動かすアクリル画」を広げる動画運営を
私のこの想いに少しでも共感いただけたなら、ご支援をお願いします!!
皆様のご支援が、私自身の心に火を灯し、さらに多くの人の心に火を灯します!!

僕のようにYoutubeを継続するための資金調達が必要な方は、一度クラウドファンディングを検討してみてはいかがでしょうか。

始めるだけなら費用もかかりませんので、失敗しても失うものはありません。自分のやりたいことを実現するため、そして自分を変えるチャンスでもあります!

おわりに

長文として書いてきました本文も、いよいよ最後の章です。
ここまでお読みいただき本当にありがとうございました。

さて、チャンネル登録者数1000人を到達するために多くのお話をさせていただきましたが、僕が思う良いチャンネルに共通する動画は

視聴者が必要な情報を得ることができる動画

になっていることだと思います。

よく考えると当然なのですが、すぐに視聴者目線の動画を作るのは大変難しいです。最初は客観的に見る余裕もなく、動画の編集を完了することに必死でした。でもやっているうちに、少しづつですが、コツみたいなものがわかるようになります。そこで大切なのが「継続」するということです。

継続することの大切さ
途中で諦めたらそこで終わりです。有名人でもない限り一気に再生回数や登録者数が増えることは残念ながらありません。

しかし継続していると、ターニングポイントがやってきます。必ずきます。しばらくすると高評価やコメントもついてきます。ぜひ何が何でも最初のターニングポイントまで継続してください。

僕が思うターニングポイントはアップしてから24時間以内に100回再生されることです。
おそらくその時点の登録者数は100人を超えていると思います。
個人差はありますが、そこからは再生回数も登録者数もこれまでより早いスピードで伸びていくと思います!
ここまで、絶対諦めずに継続してください!!

最後に恐縮ですが、僕の好きな言葉を紹介させていただきます。

最初の一歩はその道のりの半分に相当する

新しいことを始める時や、困難な出来事に直面したとき、いつもこの言葉を思い出します。

この言葉が、今からYoutubeを始めようと思っている人への「勇気の言葉」として少しでもお役に立てることができれば幸いです。

最後に、この記事をお読みいただいた全ての方が1000人の登録者を達成できますように!!

ありがとうございました!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?