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【書く】書くとは「個」から「公」への道を掘る作業

マンガであれ、文章であれ、
ふつう、人気も欲しい、
一流にもなりたい、お金も欲しい、
そんな俗物の塊が
クリエイターの本性でしょう(笑)。
それくらい欲張りで良いと思うんです。

ただ、思考法で、
俗物ではダメだと思うんです。
それは、今、世の中で受けてることに
自分を寄せて行くのはダメ、
ということなんです。

今の、世間の流行りは、
できたら頭の中、心の中から
取り除いた方がいい。

それよりは今、ナチュラルな範囲で
自分の関心事項や追いたいテーマを
きちんと深堀りしていって欲しい。

パブリック(世の流行)から
スタートする俗物なベクトルでは
中身がブレブレになるし、深くない。
読み味も奥行きがない。

一方で、自分の関心を深堀りしていき、
パブリックな境地にたどりつけたら、
深いし、面白い場合が多い。

プライベート⇒パブリックは〇。
パブリック⇒プライベートは✘。

これはほとんどの漫画家がそうだったし、
村上春樹の「古井戸論」が
まさに、個人的な古井戸を
延々と掘る作業によって
公的な共感に至る、、、
公への道づくりなんですよね。

もともとは全然、関心がないのに、
運営で公募があったから投稿する、
この場合も、できたら
自分の歴史や世界観や意識を
とことん掘り下げていき、
気が付けば、公募のテーマに
合致した内容になった!
というのが本当は理想でしょうか。

ところで、今、自分の心の内側を
覗き見ているのですが、
あまり記事になりそうなテーマは
見当たらないなあ…(汗)。

自分の地下道がよく見えない。
もやもやした感じです。

それでも、
スタートはいつもここから。
個人的関心事項を、
とことん深堀りしていき、
いつか大勢の人が共感してくれるような
「パブリックな所」に辿り着きたい。

書く行為のベクトルは、
いつも、プライベートからの深堀り。
個⇒公。プライベート⇒パブリック。
P⇒P。ピー、ピー!(笑)。

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