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なぜ3週間も海外でできたのか、も含めて自身の海外リモートワーク体験を振り返ってみた

7/25-8/15と3週間ほどデンマークを中心に北欧を周りながら #リモートワーク を実施しました。途中、宿のご主人グレゴリーさんから「3週間旅出来るデンマーク人もほとんどいないよ」と驚かれました(笑)

確かに。。。なぜそれが出来たのか、しようと思ったのか。

いくつかの視点で振り返ってみようと思います。

業務内容やチーム内での役割から見て

普段はプログラマーとして開発やシステムの保守を行なっています。短納期案件があまりない時期だったのと、有給が結構余っていたので比較的休みやすい状況でした。一度緊急で調査が必要なことがあったのですが、時間が大きく割かれることになるので、現地での予定との調整で苦労しました。緊急性が高い業務は一箇所に長期滞在中が望ましいのかもしれません。またコーチングも行なっていましたが、こちらは事前に決まった時間を押さえることで実施可能なので、リモートワークには向いているように感じます。

以前からリモートワークしていたこともあり、業務内容に大きな変化はありませんでした。ただ 時差があること 旅行との両立(時間が足りない) がある分、普段よりパフォーマンスが落ちたところもありました。旅行と仕事どっちを優先するの?と常に問われている感覚です。なので、今この時間をどっちに割くか、という選択することが大切だな、と感じました。(選択できない人はリモートワークには向いてないのかも)

チームメンバーや家族との関係性から見て

遠くにいる分、チームメンバーとの関係性は普段より薄くなった気がします。そのため、できるだけ今の状況は(業務に関係なくとも)シェアするようにしました。何度かビデオ通話もしました。やはり顔が見える形で話すと色々良い方向に進む感じがします。Slackで普段のコミュニケーションが行われてたのですが、時差によるタイムラグ以外はコミュニケーションの不都合は感じませんでした。それでも日本にいるメンバーには負担があったかもしれません。お土産を忘れないようにしようと思います(笑)暖かく送り出してもらった感謝とともに、実際不在中どうだったのか、は改めて聞いてみたいと思っています。また今回僕が海外に行くことを取引企業さんにもシェアしました。結構ドキドキしてお伝えしたのですが「いいですね、楽しんでください」と言ってもらえたのは嬉しかったです。

今回息子を妻の実家に預かってもらい、妻と2人で移動しました。ある意味我々のわがままで始まった旅であるので協力してもらえて、とても感謝しています。

一方、妻と二人旅だったので、ある程度の喧嘩は覚悟していました(笑)
それが、今回ほぼ無かったんです。それはなぜか、と考えると

・こまめに自分の状況(体調や気持ち)をお互いに出していた
・互いの役割にこだわらず、一人でも行動できていた

ということが良かったんじゃないかと思います。

パートナーシップにおいて、チェックイン(自分の状態を出す)が勘所だなぁ、と改めて感じました。

自分自身にとって

「旅しながら仕事したい、世界中のビールが飲みたい」
という夢からスタートしました。ある意味わがままを通してもらったチームや親族の皆さんには感謝しかないです。

やってみて思ったことは

・世界にはいろんな人がいる
・想像と実感では違う
・英語で対話できるとさらに世界が広がる
・「国」はわからないけど「文化」は感じられる
・和食は心のふるさと
・将来移住したいとは思わないけど、時々世界中を巡りたい
・ノープラン旅行良い

ってところでしょうか。ありきたりな感想かもしれません(笑)でも、やってみて初めて実感することができる、ということも感じています。今いるところは「さあやってみました。これからどうしよう。」です。

リモートワークについて思うこと

リモートワークすることで業務の効率化は進んでいくと思います。ただ、すでに効率化された業務だったりすると、業務自体のパフォーマンスやメンバーとの関係はそれほど大きく変わらないのが(僕のケースでは)実態でした。それ以上に、外の世界にふれることで人としての器が広がることの方がメリットとして大きい気がします。旅行に行って会社に帰ってきた時、あまり社内の時間は進んでないんだな、と感じたことが過去何度かありました。外の世界との違いを感じることで、今の自分を振り返るきっかけになるのではないかと思います。
少なくとも今回北欧の人たち、社会システムはとても刺激的で自分が知らない世界を見せてもらったように思います。同時に日本の素晴らしさも思い出した気がします。どっちがよくてどっちがダメ、という世界ではなく、良いと思うものをいっぱい探せたら良いな、と思います。

それって目に見えないものなので評価しづらいですが、メンバーひとりひとりのクリエイティビティが研ぎ澄まされる機会であり、将来的な投資としてみるとすごくメリット大きい気がしてます。
ですので、例えば、1週間旅行とかしてもあまり世界との違いを感じないという人はそのメリットはないのかもしれません。(ある意味、社内の方がとても刺激的なのかしれません)

今回は、一箇所に3日くらいの滞在を繰り返す、旅行+リモートワークの形でしたが、一箇所に長く居るタイプのリモートワークも今後経験してみたい、と思いました。

リモートワーク、特に世界を股にかけたリモートワークが様々な企業で行われるようになってほしいなと思いますし、そういった人たちと現地で出会ってみたいな、と思います。

最後に、この旅で出会ったお酒の写真で終わりたいと思います!

#北欧 #デンマーク #ノルウェー #フィンランド #お酒 #世界中のビールを飲みたい


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