ナポリタン〜〜（2021年7月3~4週目）

2021年8月2日 22:00

今回は3週及び4週を合併致します。
試験期間で、時間が取れなくて…。

レポート作成をしたり、勉強をしていたりしたぐらいでこれといって、今回も書くことはない。

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久しぶりに漫画メジャーを読みました。
僕が以前呼んだのは海堂高校から聖秀学園に編入したところまでで、今回は通しで1巻から78巻まで全部を読了。

主人公・茂野吾郎が強豪高校である海堂高校から野球部のない聖秀学園に転入したのは、海堂高校と戦うためであり、この試合が物語内の試合でも屈指のエピソードであると言えます。ここのエピソードはそこに行き着くまでの話が長かったこともあり、集大成とも呼べる話でした。
吾郎が海堂高校に残った世界線の話も読んでみたいと思いました。

高校を卒業すると、吾郎はアメリカに渡り、作品名でもあるメジャーを目指すことになります。初期から吾郎がメジャーに行くまでの話を描くつもりであったのだと思いますが、そこに行き着くまでがとても長く（巻数的に）、作者本当にすごいな…と驚きました。しかも、現在進行形で続編のメジャーセカンドも描いていますし…。

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久しぶりにナポリタン専門店のパンチョのナポリタンが食べたいと思い、入店。券売機で600gのチケットを買い、店員さんに渡し、カウンター席に座ります。

こ、これは…
メジャーで作中に出てきたセリフじゃないか！
そういえば、パンチョって店内に名言みたいのがたくさん貼られてるんでした。漫画内のセリフも多くあるので、知っている作品のセリフがないか探すことは料理が届くまでの暇つぶしになります。

「人から言われてやった練習は努力とは言わない」

これは主人公吾郎が言ったセリフらしいです（調べた）。そうだったっけ…？似たようなことは言っていたけども…。また読み直して確認したいと思います。

このセリフだけ切り取られても、僕は前後の文脈を知っているため、腑に落とすことはできます。腑に落ちるような言い回しにするならば、「人から言われてやる練習だけでなく、自分から考えてやった練習をして初めて努力といえる。」と言った感じになると思います。つまり、本当に努力をしたのかと問うものになるのですよね。

作品内の文脈上の解釈をすると、吾郎くんは、どれだけ練習してもそれを自分の中で努力と認めそうにないので、例のセリフは努力という言葉そのものへの否定のような気がします。努力という概念が存在していないような危うさを感じるのです。

海堂高校の野球部員である寺門は努力したけど、今後活躍できる気がしないと野球部を去ろうとします。上記セリフは主人公・吾郎がその寺門に対して言ったセリフです。実際、強豪校の野球部員である彼らはここまでとんでもない練習量をしてきました。周りには辞めていった野球部員も沢山います（めちゃくちゃたくさんいる）。そんな場所で続けてこれただけで努力をしたと十分に言えるでしょう。

しかし、それは人から言われてこなして来たものです。野球選手を志す吾郎は上記セリフの後に、

「好きなことして飯を食おうなんて図々しい特権、宿題こなした程度で手に入るわけねぇじゃん」と言います。

あれ、なんかこっちのセリフの方が名言っぽいですね。そして、

「まあでも、自分で努力したってんならいいんじゃねえか？本当の努力なんて、他人にはしるよしもねえんだからな。」

と言います。そのセリフを聞き、寺門はもう使わないからと、高校から支給されていたスパイクを吾郎に譲ります。吾郎は「この前3足目のスパイクをはき潰したところだから助かる」と受け取りますが、寺門にとってはそのスパイクは1足目。寺門は吾郎がもう3足もはき潰すほどに練習していたんだと驚き、吾郎との目に見えた努力の差とも呼べるものを感じます。そして、努力が足りなかったと痛感した寺門は野球部に残ることを決意するのでした。