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初手で相手の60枚を把握する(シティリーグS4振り返り)


使用デッキです

こんにちは!ジュピターです。シティリーグS4ではパルキアVstarを使用し、予選3-2の13位抜け、決勝トーナメント1没のBest16で終了しました。
大層な題名で始まりましたが、シティリーグの振り返りをしつつ、まとめていこうとと思います。


1.デッキ選択

もともとパルキアやアローラロコンをいれたパオジアンセグレイブを使っていました。しかし、環境に多いサーナイトやアルセウス系統の手札干渉を常に返すのはしんどい、というのがネックになっていました。また練度の問題でロストやサーナイトを仕上げて時間内にミラーを制することは難しいと感じていました。が、これといった決め手になる要素もなく、デッキを決めかねていました。そんなところ、5/9におのでぃ(@onod0201)さんがレシピをあげられたのをみました。自分の中では衝撃的で、
・手札干渉に弱くない
・パルキアが順当に殴るので、殴るのに必要なパーツが少なくてすむ
の2点を強いメリットと感じ、自分がパオジアンを使う上で感じていた懸念点を解消できているのではないか?と考えました。その日のうちにデッキを組み、翌日からジムバトルでデッキを回すことにしました。今までのストレスが嘘かのようにデッキが回り、手に馴染んだ感触があったので、このままこのデッキを使うことを決めました。(前日の練習でミュウVmaxに無力だということでVIPパス1枚→ドラピオンに変更しました。)

2.試合の振り返り

ロストギラティナ 3-0 後攻


後1でおとぼけとんでこずキュワワー前でエンド。はなえらびでギラティナVをロストに送っていたのでなにか大事なカードを引き込んだのかと思い、先2ナンジャモ。これが刺さったのかアクロマまでは言われるが相手は後2おとぼけでエンド。先3でセイボリーうってスイッチャーで後ろのギラティナよんであくうのうねり。セイボリーで相手の盤面からキュワワーが2体消えたため相手はロストたまらず。ツツジをうちギラティナ進化するが後3もおとぼけ。先4でボスがめくれたため、後ろを読んで先殴り。後5でミラゲをうってロストマイン宣言される(ロスト10ないのに)、お互い気づかず続行、先6で相手がミスに気づき自己申告。たまらずジャッジ呼んだら相手にサイペナ3,私に警告。3枚私がサイド取ってたのでそのまま私の勝ちに。相手が自己申告してくれる紳士的なプレイヤーであったからよかったものの、盤面はきちんとみましょう。

アルセヌメルゴン 6-2 先行

相手はアルセウススタート。先1で神殿貼って相手の要求あげてエンド。後1でトリチャされず。先2で殴れたけど、チェレンで回収されてミカルゲ壁にしてエンド。後ろをよぶ手段が手札になかったのでミカルゲ倒す。後3トリニティノヴァをパルキアに打たれる。先4、スイッチャーが手札に揃う。スイッチャーでヌメルゴン呼んでから前歯でひいてパルキアとスターミーを引いて着地。あくうのうねり220でヌメルゴンをとる。後4、ボスでスターミーをよばれてノヴァ。先5、わななくれいきで水エネ2枚回収。ハイパーボールで無理やり水エネをおとしてスターポータルと手張りで4エネ加速。5エネとばしてアルセウスをとる。アタッカーを取られてないので最初のターンからの手張りで盤面のエネにも余裕あり。最後アルセウスとビーダルだけになったのでひもで後ろよんでかち。

アルジュラ 2-6 先行

先2で殴れたがエネきって逃げられてノヴァを打たれる。先3でエナジースパイラルをアルセウスにあてることを選択すべきだったところ、後ろのジュラルドンに打点をあてることに意識を当てすぎ+サイド2を取れるならエナジースパイラルをあとにとっておこうと思った結果、げっこうしゅりけんという中途半端な選択。向こうはアタッカーがとぎれずそこからはボス連打されてキョダイフンサイでまけ。

炎アルセウス 6-2 後攻

先1でアルセウスに手貼り、ヒトカゲ着地してエンド。後1でビッパだしてパルキアに手貼りしてエンド。(相手が先2で220出ないと思ってた)先2でスターバースから特性「もえさかる」のリザードンが完成。ベルトがあればトリニティノヴァが230で飛んできてほぼほぼ負けだったのですがサイド落ちしていたようで、飛んでこず。後2でスターミーのエナジースパイラルを打ってアルセウスを飛ばす。先3で後ろのポケモンを呼ばれてスターミーが残ったのでエナジースパイラルで前のアルセウスを取る。そのまま相手のアタッカーが続かずこちらの勝ち

アルセヌメルゴン 後攻2-6

先1でアルセウスにVガード手貼りエンド。後1でパルキアに手貼りしてエンド。先2でヌメルゴンが進化してトリニティノヴァ
後ろを呼ぶ札がなくエナジースパイラルを選択するが、神殿が貼れなかったためアルセウスを落とせず。ここが勝負の分かれ目でそのまま負け。
 
予選3-2 の13位でトナメ進出!!

連撃テンタクル 先行 2-6

ラルトススタートだったため、サーナイトと判断。パルキアとビッパをおいてパルキアに手貼りしてエンド。
相手の後1にトウキを宣言され、「これサナやない、テンタクルや…」と絶望。レベボも使われマナフィが着地(そうだね、サナと違ってここのレベボ絶対にマナフィに使えるね、偉いねと相手に感動)し、盤石の盤面。古い記憶から「テッポウオから取ろう!」とクロススイッチャーを使って取りに行ったが、シロナの覇気から止まるはずもなくパルキアが飛ぶ。為すすべもなく前をパルキアで取る。返しのターンでスイッチャーマナフィキャンセルコロンでキルリア2体飛ばせばまだ行けるか?とそのプランを取り実際に引けたが、3枚目のパルキアVstarがつりざおと一緒にサイド落ちしていて、そのまま負け。

3.初手で相手の60枚を把握するとは?

このデッキは盤面に対して「常に70点出せる」ことが最大の強みです。相手の150点の動きや、盤面の想定がズレて盤面で70点出せたと思ったものが実は30点の動きしかできてなかった、となると、そこから巻き返すことがかなり難しいデッキです。

予選の炎アルセウスの試合はまさに「想定がズレた」試合で、アルセウスとヒトカゲをみて「前のパルキアは飛ばない」と判断して、相手の先2で考えられる最も強い動き「雪道+ナンジャモorジャッジマン」への耐性をあげるために、ネストボールでビッパを置きました。実際には「もえさかる」リザードンがたつと、ダブルターボを使わずにトリニティノヴァが200出せるので、ベルトが山の中にあれば230。そこでパルキアが飛ぶと完全に負けです。
ヒトカゲをみたときに「もえさかる」リザードンの存在を覚えてはいたのですが、そこから次のターンのパルキアVへの最大ダメージが210ではなく230であることに気づかなかったため、負けに直結する盤面を作ってしまいました。

決勝トーナメントの連撃テンタクルの試合も、リファインラインがデッキのエンジンであり、そこを止めて相手の攻撃を1,2ターンでも止めないと勝機はない、ということを最初の1,2ターンで落ち着いて考えられていれば良かったと思います。手札に2枚奇跡的に揃っていたスイッチャーを焦って雑に切らずに、カイやキャンセルコロン現物を引くまで我慢してプレイできていればもう少し太い勝ち筋があったのではないかな?と思っています。

相手の盤面に合わせてどこまでデッキを動かすか、ボールで何を持ってくるのか、ハイパーボールでこのカードを切っていいのか、などなど相手の盤面によって正解がかなり明確に決まっていて、このデッキは1手間違えると試合に負けます。 わりとシビやなデッキなので、相手の盤面から展開を常に予測しながら動く必要があります。動きがシンプルな分、そこにリソースを割きやすいのもいいところだと思います。相手の動きを予測できること、そこから自分の盤面の急所をわかって、そこをカバーしながらプレイすることはほかのデッキを使う上でもいい練習になると思います!

ここまでよんでいただきありがとうございました✨




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