物語食らう子

物語は
私の中を通り過ぎていった
最後に読んだ絵本が思い出せない
ちびのしょうぼうじどうしゃか
なかなか抜けない巨大なかぶか

私の中を通り過ぎていった物語たちを
食べて息子は大きくなった
足のサイズはすでに抜かされ
背もじきだろう
自分の物語の中へとすでに歩き始めている

楽しいことをしていきます。ご一緒できたら、ほんとにうれしいです!