くまでも分かる政治と経済

中学生にも分かる!大西つねきの「わたしが総理大臣ならこうする」

こんにちは!占星術家の木星です。
政治経済にドはまりして、3週間。せっせと図解画像を作り続け、眠い目をこすってブログを書いております。

でもね。「あ、こう描いたら分かりやすいやん!」と気づいたときの嬉しさといったら。魔法の占星術テキスト『モッくまくんの星のレッスン』を書いてた頃を思い出します。さて!今回は、

世の中のお金が増える = 誰かの借金

の仕組みについて。ご紹介しましょうー。

目次▼
1.大西つねきさんと言う政治家
2.中学生にも分かる!大西つねきの「わたしが総理大臣ならこうする」
3.お金のヒエラルキー【限りを知らない赤い人たち
4.お金のヒエラルキー【盲目の黄色い人たち】
5.お金のヒエラルキー【働き続ける青い人たち】

政治経済の記事、最初っから読みたい!って方はこちら▼
1.あなたにお金が無いのは、あなたの責任ではないかもしれない。

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モッくま
誰かが借金をすると、
世の中に出回るお金が増える。

そもそも、本当にこんなこと
起こってるんですか?」

木星
「実はわたしも最初は
半信半疑だったんだけど。
図解を丁寧に作ってみたら、
確かにそうなってたの。
まず、そうだなー。

分かりやすくするために、モッくま。
あんたが、銀行を始めたとしましょ」

モッくま
「いいですねー。名前は
『くま銀行』でいきましょうか!」

木星
「いいわ。くま銀行がスタートし
ちらほら口座を開設する
人が増えてきた。

でもまだ、誰も、お金を預けてくれない。
この時点で、くま銀行の
全ての人の口座預金の合計額は0円。

ここまでOK?」

モッくま
「はい。口座は持ってても、
誰もお金の預け入れは、してくれてない
状態ですね」

木星
「そう。で、ある時、くま銀行に
口座を持つ容子さんが
手持ちの100万円の現金を
預けてくれた。
分かりやすいのでここは、現金紙幣(お札)を
預金したことにしましょ」

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モッくま
「ふむふむ。容子さんの通帳の
口座残高の欄(らん)に
100万円と印字されました、と」

木星
「で、今くま銀行にある
すべての口座預金の合計額は…」

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木星
「そしてここで、くま銀行はですね。
あずかったお金100万円の
数パーセントを日本銀行に治め、
残りを誰かに貸すことができます。

これを、預金準備制度と言うのだけど。
分かりにくくなるので
日銀に治める数パーセントは
はしょります」

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モッくま
「なるほど。
リエさんに100万円を貸しました、と。
ここでくま銀行の口座預金合計は…」

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木星
「とは言えね。
誰もただ借金したくて、お金借りる
人はいないワケで。
使う予定があるのよね。
で、リエさんはこのお金、
すぐに支払に充てます」

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モッくま
「預貯金合計が200万円に!
リエさんが借金してくれた
おかげで、銀行の口座預金の合計が
増えた!


木星
「そう。
で、くま銀行はどうするかと言うと…」

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木星
「そしてマサルさんの預金残高に
100万円が印字され。
彼は同時に100万円の借金を背負う、と」

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モッくま
「なるほどー!
結果、くま銀行は300万円に!
ひゃっほー!!

こうやってみんなが借金してくれれば
銀行の口座預金の合計がどんどん
増えていくのかー」

木星
「まあ実際は、すべての人が
くま銀行に口座を持ってるワケじゃないし。
くま銀行の口座だけで、やりとりすることも
ないでしょうから。

銀行がお金を貸せば貸すほど、預金合計が上がる
とは限らないわよ?」

モッくま
「ちぇっ。ぬか喜びか」

木星
「いや、そもそもあんたの銀行自体が
架空(かくう)だからw

でね。ここで重要なのは、
リエさんの借金が、けんさんに支払われ。
その支払われたお金が『リエさんの借金』で
あることは、電子情報には残らない。

ただの『けんさんの預金』と
して計上される。

だから、
誰かが借金すればするほど、
世の中を巡るお金が増えていく

ってことなのよ」

モッくま
「なるほどー」

木星
「この仕組みを…。
国や銀行の信用の上で
成り立つ、お金を増やす仕組み

と言うことで、
信用創造(しんようそうぞう)と言います」

モッくま
「信用創造…。
誰かが借金すれば、世の中の
お金が増えるのは、だからなんだー」

木星
「そして、さらに。
実は借金を返済すると、
世の中を巡るお金が減っていく

モッくま
「あ!デフレをインフレに
するのと同じ流れですね。

逆の行動をすると、逆のことが
起こる。
でも、もう少し詳しく言うと…?」


木星
「例えば、マサルさん。
彼もまた、くま銀行から100万円を
借りたわね。
でも、もしね…?
彼が翌日に、くま銀行に
借りた100万円を返したら」

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モッくま
「返したら…?」

木星
「マサルさんの預金残高自体が0に
戻るから…」

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モッくま
「あー!くま銀行の預金口座の
合計が
200万円に減っちゃった!!」

木星
「この繰り返しが起こるってこと。
つまり、

人が借金を返済すると、世の中を巡るお金が減っていく

ってことなのよ」

モッくま
「なんだか変な仕組みだなあ…」

木星
「この、金融システムが
抱える矛盾や課題はたくさんあって…。

身近なことで言えば、
国が借金し、そのお金を国内で
ぐるぐる回している日本の場合。

政府がもし国の借金を0にしたら。
国民のお金が同じく
0になるってこと」

モッくま
「確かに…」

木星
「もっと問題なのはこれ」

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木星
世の中に出回るお金 = プラスのお金
誰かの借金 = マイナスのお金

つまり、お金って、そもそも
+-0であり、無なのよ」

モッくま
「うおー!
どんどん常識を超え始めた!」

木星
「そんな風に、お金はそもそも
虚構(実際にはないフィクション)の
シロモノ。

ところが、資産家さんたちは…

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株の配当や利子をいかに増やすか、
つまりは自分たちのお金をいかに増やすかで
頭がいっぱい。だから

いかに『誰か』の借金をうまく増やすか

に知恵を使っているワケ」

モッくま
「あちゃー…」

木星
「で、もっと大切な視点は、

お金は、価値あるものと交換する道具

であるならば…。
お金と同額に値する、資源がその
バックにないといけない。

でもその資源は有限なの。

森の木々も何百年とかけて育つし
海の水質だって、ひどく汚れて
しまったら簡単には戻らない。

でも多くの政治家さんは

巡るお金を増やす = 経済成長

と考えて、お金を増やすことばかりを
考えている。
もっと言えば、資本家さんや
事業家(大企業)さんは、自分たちに
巡ってくるお金が、もっと巨大にならないか
ばかりを考えているのね。

この、『資源の量を無視し、
お金をどこまでも増やすことが価値』
と考えることは、
有限の資源を、無限に使おうとする
発想を生む
の。

つまり、
今の水資源や食料危機などの
問題は、すべてこの金融システムにある

だからこのシステムを本気で見直す必要が
あるんだって、大西つねきさんは
言ってるのよね」

モッくま
「壮大な発想のチェンジが
求められていて、
それを実行しようとしている方なんですね。
ホンモノの、政治家さんなんですね…」

木星
「そう言うことよ!
さて次回は。
資産家さん、事業家(大企業)さん、
労働者さんの3構造
が、
いったいどうなっているのか。

次回はそちらをもう少し詳しく
お伝えするわよ!」

モッくま
「なんだか核心に迫ってきましたねー!
よっ!革命児!」

木星
「楽しいわ~」

次のページ3.お金のヒエラルキー「限りを知らない赤い人たち」

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物語を読むだけで星が読めちゃうテキスト。『モッくまくんの星のレッスン』

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◆参考資料◆

◆大西つねきさんの講演動画
https://youtu.be/s1dvrbDrHl4

大西つねきさん著『わたしが総理大臣ならこうする』

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