前回の記事の続きです。奏（かな）さんが名古屋に居た数年前。わたしは彼女のセッションルームを、時々お仕事で使わせてもらっていました。彼女に対する印象は、「よく泣く方だな…」。セッションルームに伺っても、「ずっと自室で眠っているな…」と言ったものでした。

占星術家・セラピストの立場で言えば、「月を癒すといいのにな…」と言うのが率直な意見。けれど何となく伝えるタイミングを逃してしまい、そうこうするうち奏さんは、名古屋を離れてしまったんです。以来、疎遠だったんですね。

ところが最近、Facebookで奏さんを見かけ、わたしはとても驚きました。

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表情、ムード、エネルギーが一変していた。

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そして、いつの間にか彼女は路上で歌を唄う人になっていて、ラジオなどに定期的に出演したりと、アクティブに動き回っていました。その姿はとてもイキイキとして、過去の彼女からは想像しにくいほどに、輝きを放っていました。

わたしは彼女の月が乙女座にあり、太陽が射手座であることを知っていましたから、直感的に「乙女座の月が癒され、太陽が動き出した！」と感じました。そして、とても嬉しくなりました。

前回の記事で、無意味なアート表現が、月、乙女座の癒しを助けると、お話しました。それが「いつかのタイミングで行われたな」と感じた。彼女のことをブログに書きたくて、問い合わせると…。

と返ってきた。この、「酔った勢いで路上デビュー」がミソなんです。(笑)
そこに「上手く唄おう」とか「これでご飯食べよう」とか、意味を持たせずスタートしたことが、良かった。そしてこの、「無意味なアート表現」の繰り返しが、月の乙女座の

…

役に立たなければ、わたしは存在価値が無い

…

の潜在的な思い込みを、ゆっくりと確実に、ほどいていったと感じました。
ここでは月が乙女座、山羊座に在る方を例に挙げましたが、「役割　＝　自分の存在価値」という信念が、どうしても抜けない方にはオススメです。

彼女の変容の歳月は、およそ６～７ケ月ほど。昔の彼女を知るわたしには、それは加速的な進化に感じました。

どうかぜひ、あなたがピンとくるアート表現を見つけて。そして、意味など考えず、ただゆるゆると、静かに続けてみてください。数か月後には、あなたの美しい月が、そっと顔を覗かせるかもしれません。

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ヒトの97％の潜在意識から、予測を超えた天才性と、新たな「愛のかたち」を掘り起こす、この上なく美しいコスモシステムです。
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