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君がどうしても「安さ」に愛を込めたいなら❷

こんにちは!ちょいクロ木星です。
前回「サービスの値段を上げられない。こんなに披露困憊してるのに…」と、ある青年から相談を受け。クロもく、こう回答しました。「安さ」をウリにすることで、あなたにもお客さんにも、

お金を払う = 負担
お金をもらう = 相手の負担

のマインドが育っているよ、と。
「豊かさ受け取れない」脳内ブサイクになる筋トレを、あなたのサービスを材料に、「おイッチニ、サンシッ♥」と、共に筋トレしてるようなもんwとお話しました。

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そしたら彼から返ってきた質問。

「でも。『モッくまくんの星のレッスン』は、がんばってがんばって破格にしたんですよね?」
「安くする努力、木星さんもしてるでしょ?」


うむ、確かに。その通りw

『モッくまくんの星のレッスン』は、届けたい相手が子どもだったから。

「子どもにも手の届く値段」にこだわって、3版刷って販売し、やっと数10万の利益(プラスのお金)が出る、かなり無理な価格設定にしているんだよね。

とくに…「貧困に苦しんだ経験」とか「病気で働けなかった経験」とかあると。「当時の自分にサービスを届けるなら…」と発想しやすい。そうすると、どうしても「安さ」にこだわりたくなる。

わたしも子ども時代かなり苦労したから。だからこそ届けたい相手は、自分の子ども時代だったし、そのために価格を抑えたいと感じた。ある意味じゃわたしも、「安さ」にこだわった口なんだよね。

だけどね。わたしは二つ、「安くても、これだけは譲れない」ってことがあった。それは…。


1.「自分」を犠牲にして、「安さ」の帳尻をあわせない。


『モッくまくんの星のレッスン』を書いたときに、自分自身に尋ねたの。
占星術を学んだそれまでの数年間。「星を使うこと」にコミットし続けた数年間。すべての仕事を休止して、全身全霊で物語をしたためた4ケ月間。この自分に「いったい、いくら、対価を払ってあげたい?」そう、わたしの月に訊いたんだよね。

月 :理屈、計算ぬきの、自分の欲求

そしたら無邪気に「1000万円!」って返ってきた。「自分の仕事に1000万円、払ってあげたい♥」って。こんな風に、当時のわたしには一見矛盾する二つの願いがあったの。


自分自身に1000万円払ってあげたい♥
子ども達に届けるために、彼らでも手の届く価格におさめたい♥


前者は、自分の心地よさがナンバーワンに大切な、月の願い。後者はわたしの、かに座土星の願い。

蟹座 : 育み・母のような愛
土星 : 作りたい社会を創る

わたしの土星は「この物語を通じて、世界中の子ども達が、内なる星(魅力)たちを輝かせ、魂の喜びに生きて欲しい」と願っていたの。
で、ここで大切なのは、

月と土星、どちらの願いを叶える?

の二択に留まらないこと。どっちの願いも叶える方法を、シンッケンに考える。わたし達は水星(知性)もあるし、天王星(枠を超えたヒラメキ)もある。

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兎に角、(両者の願いを叶えるためには…)と頭をひねり。出てきた答えは一つだったよね。それは…

2万部を売ること。


2万部を売れば、わたしに1000万円の対価を払ってあげられる。そして子ども達に廉価で届ける夢も叶う。

蓋をあけて見たら、買ってくれる人達は「子ども心を忘れない、大人たち」だったけれど(笑)。今でも子ども達に届くことを信じて、値段を上げるつもりはない。

そして、当時のわたしの仕事に敬意を表し、彼女に1000万円お支払いをしてあげる目標を、持ち続けてるよ。

書店さんやAmazonさんではなく、自分のオンラインショップで販売することで、価格はそのまま利益を上げる仕組みも作った。

当初は想像していなかったけれど、読者の皆さんの要望から占星術オンライン講座が生まれ、そこから二次的な利益も生まれた。

「安さ」に愛を込めたいならいかに「自分を犠牲にして」の発想抜きに、「安さ」を創るか。自分自身の心地の良さ、幸せ感、生理的な欲求を、押し殺さずに。

仕事のクオリティを下げることなく、むしろ上げて、「安さ」を実現するか。

ここに、めーちゃくちゃアタマを使い、行動すること。もし、どうしても「安さ」にこだわるならね。

今、皆さんに提供している「モッくまくんの占星術オンライン講座」も同じだよ。「木星さんの講座は廉価で助かります♥」とメッセージを頂くけれど。

自分の肉体や心を犠牲にして、その「安さ」を生み出したわけじゃない。

『モッくまくんの星のレッスン』の読者のみんなに、出来るだけ手ごろな値段で占星術基礎講座を届けるために。

専門記号をキャラクター化し、天体やサインがスッと入るようなスクリーン(画面)を作り。資料を作り。

遠隔では難しいと言われた、西洋占星術の基礎講座オンラインで実現したんだよね。

自分の肉体を犠牲にしない。だけど「良質な講座を、廉価で届ける」って言う、二つの願いにコミットしたから。

自分を犠牲にして、安さを提供すれば、結局相手に貧乏スパイラルが伝搬する。

「我慢してがんばらなきゃ、お金はもらえないもの」って言う、無意識の思い込みが伝わっていくんだよ。

お金を払う = 負担
お金をもらう = 相手の負担

もそうだけど、お金にまつわるネガティブな前提が、貧乏スパイラスの始まりなんだよね。

2.「届けたい相手」にとって、ちょっと勇気のいる値段にする。


変な話に聞こえるかもしれないけれど。わたしはこれ、大切にした。

マンガが買える値段とか、一冊の文庫本が買える値段とかではなく、「子どもがお小遣いをためて、少し頑張って買える値段」にした。あくまで感覚だけどw。

なぜなら、これが、その人にとっての「学びの価値」を決めるから。

妙な話しだけど、わたし自身が「学びを買う」時も、これ、すごく大切にしてる。

今までだったら10万円前後の講座がやっとだった。でも、その講座で学んだ知恵が血肉になって、自分の商品価値が上がり…。学びで消費したお金の10倍くらいが還ってくると。

今度は、80万円の講座にチャレンジしたんだよね。

まあ、実際は「これ受けたい!」と思える講座が、毎回、今までの受講費を、0一個ぶんくらい、上回っていただけだけど(笑)。

けどこれ、わたしは偶然じゃないと思っていて。自分のサービスに、わたし自身がもっと、さらに、価値を感じられるようにと、カミサマのイキな計らいだと思ってる。

「自分に投資」した分だけ、自分が自分に尽くしたことになり。投資して得た、大切な知恵に、自然と敬意をはらいたくなる。すると、そんなわたしが提供するサービスにも、同じく敬意をはらいたくなる。

そこで、自分がしっくりくる価格を、自分のサービスに、当たり前につけられるようになるんだよね。

だからこそ。例え「安さ」に愛を込めたとしても。届けたい相手がちょっと背伸びして、手のとどく額であることが、大切と思ってる。

『モッくまくんの星のレッスン』を読んでくれた子どもが大きくなり。今度は、つちかった知恵を、他の誰かに届ける番になったとき。

「この学びには、こんなに価値があるんだぜ!」って、誇らしく提供できるようになりますように。そんな未来を信じて。

わたしはこの2つを大切にしているよ。

モッくまが本には書けなかったこと。星の使い方の、もっと深いヒントを5通のお手紙メールで届けるよ。今なら、木星さんのミニ動画が付いてくる♥

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物語を読むだけで星が読めちゃうテキスト『モッくまくんの星のレッスン』。ただ今重版記念につき、12星座ボディマップを付録でお付けしています。無くなり次第、終了いたします。


セラピストでもある木星の、遠隔ヒーリングです。天体を素材として扱ったダイナミックな変容メソッド。必要な方に届きますように。

以上、後半は、ぜんぜん黒くないクロもくでした(笑)。

星を使うことは自分を大好きになること。あなたの星、使ってる?ではまたね(*‘ω‘ *)

#商品の値段 #貧乏スパイラル #お金 #占星術オンライン講座  


魔法の占星術テキスト『モッくまくんの星のレッスン』の著者。書籍での独学は難しいと言われる西洋占星術を、知識0の状態から読み始め、「即日使える」レベルにまで習得できるマスター本です。moccuma.net では、第一章からすべてを試し読みいただけます。