お金のヒエラルキー【盲目の黄色い人たち】
こんにちは！占星術家の木星です。
今回は、政治家・大西つねきさんが語る『お金のヒエラルキー(身分制度)』について。「難しい」と言われる彼の講演内容を、中学生にも分かるよう、かみ砕いてお伝えしています。
今回は、お金のヒエラルキー(身分制度)の第二弾。前回の ３．お金のヒエラルキー【限りを知らない赤い人たち】を読んでからのが、分かりやすいかも。
今回は、
黄色い人たち ＝ 事業家(大企業)
についてお話していきましょうー。
目次▼
１．大西つねきさんと言う政治家
２．中学生にも分かる！大西つねきの「わたしが総理大臣ならこうする」
３．お金のヒエラルキー【限りを知らない赤い人たち】
４．お金のヒエラルキー【盲目の黄色い人たち】
５．お金のヒエラルキー【働き続ける青い人たち】
政治経済の記事、最初っから読みたい！って方はこちら▼
１．あなたにお金が無いのは、あなたの責任ではないかもしれない。
モッくま
「ふむふむ。今回は
黄色い人 ＝ 事業家(大企業)
ですね。チェックポイントは
『お金のかせぎ方』かあ。
青い人、ぼくら労働者に働いて
もらってかせぐ。
て…あれ？そんでもって、
ぼくら労働者にその商品とサービスを
買ってもらって、かせぐ
のか」
木星
「そう。
黄の人 ＝ 事業家(大企業)
は、主に労働者を働かせ、
そして彼らに
サービスや品を買ってもらって
お金をかせぐ」
モッくま
「ふーん。わかりました。
そういう仕組みなんですね」
木星
「ここで問題なのは、
やっぱり今のデフレ政策ねー。
もうあえて、政策と言ってしまおうｗ
そして消費税の増税と、
法人税(企業が国に払うお金)の減税。
デフレで企業はコストをけずる。
つまりは、社員をやめさせたり、賃金を
減らしたりする。
正規社員は、保証を手厚くしなくちゃ
いけないから。
契約社員を増やしたりね。
そうやって、
青い人 ＝ 労働する人
にあげるお金を減らして…。
かたや、彼らの生活に必要なあらゆるものを、
彼らに売って儲けを出す。
さらーに。
財務省さん、政治家さんに頼んで、
消費税を上げてもらい…。
企業が国に支払うお金、法人税は
減らしてもらう。
つまーり！
労働者にあげるお金は、減らす。
でも、労働者から取るお金は、増やす。
でも、自分たちが出さなきゃいけない
お金は減らす。
これをですね。
黄色い人と政治家さん達みんなで、
こっそり一緒に全力投球。
20年かけて進めてきたってワケよ」
モッくま
「そうすれば
黄の人 ＝ 事業家（大企業）
の持ってるお金が増えて…。結果的に
赤い人 ＝ 資産家
のリターンも増えるし。
そもそもデフレで、お金の価値が倍増して
赤い人は嬉しいしｗ」
木星
「彼らの悪知恵には、ある意味
関心しちゃうよね～。
マスコミも事業家(大企業)さんが
お客さんだから、
ぜんぜん報道しないし。
いやー…ほんと、びっくりよｗ」
モッくま
「これが、大西つねきさんの仰る
『怪獣が、自分のしっぽを食べるように、
上が下を食って回す構造がある』
と言う仕組みですね」
木星
「そう言うことよ。
赤い人 ＝ 資産家
が、
『利子(りし)で寝てても儲かる』仕組みで
かせいでるのに対し。
黄色い人 ＝ 事業家(大企業)
は『労働者に入るお金をけずり、
労働者の生活に必要な品々を売って
儲ける』仕組みでかせいでる。
分かった？」
モッくま
「生かさず殺さずとは
まさにこのこと…。
とはいえ、ちゃんと赤い人と黄の人が
お金と資源のバランスを考えてくれて
いたり。
政治で貧しい人のサポートが出来てれば
いいけど…」
木星
「ねー。
人って言うのは、お金持っちゃうと
おかしくなっちゃうのかしらねー。
たとえばね。
労働者の持ち物を
搾取(さくしゅ・しぼり取ること)して、
彼らが生きるために、
欠かせないなものを売る。
このやり方の最も残念な例が、
種子法(しゅしほう)の廃止(はいし)」
モッくま
「種子法(しゅしほう)って何ですか？」
木星
「日本人が、安全で安い稲や麦などを
困らず食べられるよう、種の育成に
政府がお金を出す法律よ。
日本人の『主な食べ物』を守るために
この法律があったんだけど。
政府のサポートがある限り、
海外の種会社は、自分たちの商品を
売ることができない。
なぜなら、
値段に大きな開きがあるから。
種子って育てるだけで
すごーくお金がかかるからね。
だから
黄色い人 ＝ 事業家(大企業)
である種子会社が、
政治家さんに働きかけて
種子法を無くさせてしまったの。
2018年の４月にね。
これで何が起きたか」
モッくま
「当然、種子会社の種が
日本の農家さん
たちに売られることとなりますが…」
木星
「そうね。
ただ『売り手』が変わっただけなら
問題は無いのだけれど。
この種子会社は
遺伝子組み換え(いでんしくみかえ・
生物の遺伝子を人の手で操作すること）
の種を売るのが商売で『自分たちの種子は
この農薬とセットでないと、育ちませんよ』
なんて商法をしてる」
モッくま
「えー！！農薬とセット…。
それは…」
木星
「でも、食べ物だからね。
一度、遺伝子組み換えの種、
そしてセットの農薬を買って、農業を
いとなむ流れができたら。
中々、その輪から抜け出せない」
モッくま
「労働者の『持ち物』を
搾取(さくしゅ・しぼり取ること)して、
彼らが生きるために、
欠かせないなものを売る。
『持ち物』とは、お金に限らず。
当たり前と思っていた安全な土地や、
安全な食べ物も入っているんですね…」
木星
「そう言うことよ」
モッくま
「いよいよ気持ちが沈んできました～。
次は
青い人 ＝ 労働する人たち
の解説ですよね…。
そもそも
赤い人（資産家）さんや、
黄色い人(事業家)さん
の持つ『おもな力』にあたる
チカラがぼくら労働者にあるんですか～。
この生命そのもの。
イノチこそがチカラ！
とか、言わないでしょうねえ…」
木星
「あら！
ちゃんとあるわよ！わたし達の力が。
さて、次回は。
お待たせしました！
このブログを読んでくれているほぼ
すべての人達、
青い人 ＝ 労働する人たち
こちらを解説していきましょう～」
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◆参考資料◆
◆大西つねきさんの講演動画
https://youtu.be/s1dvrbDrHl4
◆れいわ新撰組 山本太郎さんの街頭演説(動画)
https://youtu.be/cV7QHCNe828
＊こちらオススメ！3時間と長いですが、テレビや新聞で取り上げられない情報が、明示されています。山本太郎さんの政治家としての在り方が一番分かる動画であるとも感じます。最後まで観るとワクワクしますよ♪
◆大西つねきさん著『わたしが総理大臣ならこうする』
◆種子法の廃止の正体(動画)
https://youtu.be/KQTz5yr5sqQ
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