西洋占星術には10天体以外にも、小天体と言われるものがいくつかあります。中でもカイロンは大切。「不幸の四捨五入を始めたら要注意！土星を使おう」の記事から「カイロンも使ってるわ～」と感じたので、シェアしておきましょう。

カイロン：コンプレックス・心の傷

わたしのカイロンは、牡羊座にあります。わたしの牡羊座は結構にぎわっていて、他にも太陽と木星が位置するため、ナチュラルに自己中なんですが…（笑）。

牡羊座：自分がやりたいことを、今やる！他の人は見えません！

周囲を気にせず自分の意志を通そうとするので、その分、行動に曇りがなく速い。そして子どものような純粋さがあるので、何だか憎めない。それが牡羊座のエネルギーです。

カイロンはコンプレックス・心の傷を示すと、冒頭で言いました。これには二つのパターンがあるんですね。

１．カイロンが入っているサインの、ネガティブパターンが発動しやすい。２．カイロンが入ってるサインの質に、苦手意識、コンプレックスを持つ。

わたしの場合は同じ牡羊座に太陽や木星などもあるため、日ごろは楽しく陽気に牡羊座らしく生きています。けれど一度カイロンが発動すると、それがネガティブパターンに転じる。

牡羊座のネガティブパターンは、孤独癖

ぼくは誰にも頼れないんだ…。独りぼっちなんだ…。

周囲の状況を顧みない分、知らぬ間にKY行動に出て、孤立してしまうこともある牡羊座。このKY力は、空気を読みすぎることなかれ社会では、一種の起爆剤。才能でもあるのですが、それが裏目に出てしまう（と感じる）。

この孤立感が、牡羊座のネガティブパターンなんですね。そして今回もそれが発動した。「わたしは誰にも頼れない。ぜんぶ背負わなければ…」の思い込みに、知らぬ間に捕らわれていました。これを、土星を使って乗り越えた分けですが…。

土星：心のメンテナンス力

その後にハッキリと表れてきたのが、オンラインサロンや動画講座の具現化でした。いよいよここに力を入れていこうと腹をくくった。実はこれは、半年前のわたしにはあり得ない選択肢だったのですが、このあり得なさの中に新たな光を見出したんです。

カイロンは実は、才能の架け橋と言うキーワードがあります。カイロンのあるサイン・ハウスは、最初は自分のコンプレックスを示すのですが、そのサイン、その場所を使い続けると、むしろ得意分野になっていく。

次回はこれについて書いていきましょう。
それまでにあなたのカイロンをチェックし、自分がどんなネガティブパターンに陥りやすいかチェックしておくと良いでしょう。

残念ながら『モッくまくんの星のレッスン』サイトのホロスコープには、カイロンが表示されません。他のホロスコープサイトで確認してみましょう。自分のネガティブパターンを知ることで、その向こうにある才能が開けていく。とってもクリエイティブな作業なので、ぜひ試してみてくださいね。

カイロンの天体記号

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