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切迫早産とVoicyfesの思い出

いつか書きたい!と思っていたことを唐突に書き始めると
下の子を妊娠中に切迫早産になりました。
ちょっとこれはおかしいぞ、と病院へ向かったまま入院になってしまい
上の子が学校に行く時にもっとにこやかに送り出せばよかった…と後悔。

最初はいつ退院できるんだろう…と思って
「切迫 退院 いつ」などと検索しては、
入院されていた方のブログを読み漁っていました。

結局、状態があまりよくなく2ヵ月程の入院に。
夫と上の子との2人生活が日に日に荒んでいくのをテレビ電話で目にすると私はこんなところで寝ているだけで良いのだろうか、
これだけ迷惑をかけたところで果たして元気な赤ちゃんが産めるのか…
と夜中に光る点滴棒を見つめながらウジウジしていたものです。

トイレ以外は一日中ベッドの上で安静にしていなければいけなかったので
紙の本や電子書籍など読んでいたのですが、
有り余る時間の中で目ばかり使っているとやはり疲れるもので。
そんな時に救われたのが音声プラットフォームであるVoicyです。

他の音声では、オーディブルなんかも聴いたのですが
”本を読む声”と違って”語りかける声”って全然違うなぁと。
コロナ禍の入院で誰にも会えず、ただ時間が過ぎるのを待つ日々だったので
余計に人が話す声のあたたかさを感じたのだと思います。

そんな中でも年に一度開催されるVoicyfesは通常の放送と違って
パーソナリティーの方同士の対談による化学変化がとても面白かったです。
クスっと笑ってしまったり、ちょっと放送を止めて自分で考えてみたり
聴いている間だけでも辛い思いが和らいだ思い出があります。

さて。先日そのVoicyの社長である緒方さんの書籍を読みました。

「自信を持って最後までしっかりと話すこと」は、話し手のためではなく、聞き手のために必要なんだ。そう言い聞かせて、自信を持って話してください。

新時代の話す力 君の声を自分らしく生きる武器にする

なるほど!と思ったのがこちらの部分。
内容は完璧でなくても、聞き手に対するギブの気持ちに目をむけることで
自信のなさはいずれ気にならなくなってくる…との話、
とても勇気づけられました。ぜひ実践してみたいと思います。

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