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ワーママでも専業主婦でも育休パパでも

今更ですが、TVerで「わたし、定時で帰ります。」を2話ほど見ました。
ちょうど2話目がワーママ復帰後の話だったのですが、
内田有紀さん演じる働く母の心情が細やかに表現されていて!!涙。

そこで、原作者である朱野帰子さんの働く女性に対する視線が気になり
手にとったのがこちら。

私は長男が小学校に入る時に退職しました。
夫の帰宅は深夜、を通り越して早朝…や、長時間労働に海外出張などもあり私は家のことをまわすのにいっぱいいっぱいだったのに副業も。

今考えると夫に対する「私だってもっとできるのに」みたいな
よくわからない対抗心があったのだと思います。
お仕事自体は楽しかったのですが、正直どろどろの負のエネルギーに支えられていたことは確かです。

まぁ家庭はギスギス。仕事終わって保育園へ迎えに行けば、今日できなかったことを並べ立てられ息子のことで色々指摘を受ける。これは私のせいなのか…もっと子どもに寄り添うべきなのかと悶々とした日々は卒園まで続きました。

現在は専業主婦という身分になって、この本に書かれているように
その存在意義について悩むこともあります。
でも、働いている時には「家にいればもっと子どもを見られる」と思ったし家庭にいれば「社会と繋がる姿を見せるのが親としてできることでは」と
どちらのポジションでも悩みが尽きることはなさそうです。

なので、あまり他の車と比べてウロウロ車線変更せず、
今走っているところを周囲の景色を楽しみながらじっくり進んでいきたいと思っている今日この頃。(ペーパードライバーの癖に車の例えって!)

いずれにしても悩んだことは無駄にならないんだよって背中を押してくれるフレーズがとても刺さりました。読んでよかったな。

「いつか笑って話せるから。あなたの寂しかった日々が、
誰かの役に立つ日が来るから」

対岸の家事

しかし、「わたし、定時で」のユースケ・サンタマリアの不穏なこと。
無意識か故意なのか2話ではまだ語られていないけど
にこやかに組織をぶっこわしていく上司、こわすぎでしょ。

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