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『スマホ脳』でも、『デジタル・ミニマリスト』でもリバウンドしてしまう私に

実践的にスマホと距離を置く方法!
なんていうことは書かれていないのだけれど
退屈で寂しい時間を受け入れることができるようになる
のか…?なるかもしれない本書。

大学の面白い講義みたいで、心地よく脱線しながら
いつの間にか話の本質に戻ってくるような感じでした。

正直一度読んだだけでは全然わからない。
でも、そのわからないというモヤモヤを抱えながら
何度も読んだらその度にささるところが違うかもしれません。

面白い本って、今その本を読んでいる途中であっても、
また次の本との出会いがあって旅が終わっていく寂しさよりも、
またどこかに行けるワクワク感が続いていくんだよなぁって思いました。

この本の想像力があなたの中に住まう他者の一人となったとすれば、著者としては大満足ですが、それ以上にうれしいのは、この本が、他のいろいろな書籍や対話に手を伸ばし、たくさんの想像力を身につけるきっかけになることです。そういう貪欲な知的冒険のどこかで、またみなさんを案内できる機会がありますように。

『スマホ時代の哲学』あとがき より

自分なりのスイカを育てたい!


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