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2022年6月19日(日)調布国際音楽祭2022オープニングコンサート「かてぃんPlaysラプソディインブルー」

2022年6月19日(日)、調布国際音楽祭2022のオープニングコンサート「かてぃんPlaysラプソディインブルーに行ってまいりました!

まずはじめに…今回の会場。
調布グリーンホールは、私が子供の頃バイオリンの発表会で行った記憶もある馴染みのあるホール。
まさかそのグリーンホールに角野さんがいらっしゃるなんてぇぇ🫣💕と狂喜乱舞しました!笑
さて。
開場直前になって、チケットに「5列目」と記載されているのを確認し座席に向かうと…まさかの実質最前列というやつで思考が停止してしまいました。。。
まったく前情報なしでしたので驚きました。
(着席後「どどどどうしよう…」と心の声が止まらず、たまたま隣になった友人に「じゅっちゃん心の声が全部出てるよ」という感じに突っ込まれましたw)

今年10年目となる調布国際音楽祭


調布国際音楽祭は今年で10年目とのこと!
私は昨年あたりからこの音楽祭の存在を知ったのですが、街全体で音楽祭を盛り上げていて本当に素晴らしいなぁと感じました!
久しぶりに降りた調布駅は、すっっかり様子が変わっていて、商業施設もめちゃ増えて本当に近代的!な感じでした。
そんな中、グリーンホールの昔ながらの良い意味での「レトロ感」は、少しほっとさせられました。

この動画もレトロ感を感じる!?(つくりが若干低いのかな😂)


感想メモ

以下感想メモです!(頭の中の記憶なので少し違ったらごめんなさい!)

演奏①スターウォーズ
・オープニングの明大明治吹奏楽班の演奏、スターウォーズから素晴らしかった!
入場の時、子供たちの緊張がダイレクトに伝わってきたけど、本当に立派な演奏にオープニングから泣きそうになる。

式典〜トーク①
・式典は予想以上に本格的なもので、市長さんはじめ主催者さんのご挨拶がある。
個人的には鈴木雅明さんのお話の仕方も内容もものすごく好きで、引き込まれてしまった。
・生まれて初めて鏡開きを目の前で拝見した。ドラムロールとシンバルも吹部班の子が担当。すごい!!すごいよ!!と、いちいち熱い拍手を送りたくなる母心😂
・セッティングの間、鈴木優人マエストロから、先日のドイツ・ハンブルクでのコンサート裏話がある。
代役のお願いをLINEかDMをしたらヨーロッパへ向かう乗り継ぎのタイミングだった。
「できるかもしれません」というようなお返事をもらい、実現した。
角野さんバルトーク3番は2週間で仕上げた。
ドイツの日本人の方やYouTubeで角野さんを知っていた方にとても喜んでもらえたコンサートだった。とのこと!
・そんな前説があり、鈴木優人マエストロに呼ばれて角野さんご登場!
鈴木マエストロとの出会いや、調布国際音楽祭のオープニングコンサートに呼んでいただけて光栄です。という話がある。

演奏②ピアノソロ:カプースチン 8つの演奏会用エチュードから第3番
・演奏前に、ポロリンとピアノを触ったのだけど「よし、おまたせー!弾くよー!」という感じにも感じて胸キュン。
演奏を始める前には、指パッチンをして息を吸って、つい寸前まで朗らかにトークしていたのが嘘のような集中力で弾き始める。(角野さんのこういうところがすごい!)
カプースチンのこちらの曲、本当に好き!

トーク②
・鈴木マエストロ、ピアニスト森下唯さんもステージへ!
・鈴木マエストロの、「あっという間だし長くも感じたしすごかったー!」というような感想に角野さんは「2分の曲ですからねっふふふ」と笑う。
・それぞれの出会いの話。
鈴木マエストロと森下さんの出会いは日能研調布校舎!(僕はサピックス派。と角野さん。笑)
中学は違ったけど、芸大の予備校で再会をして運命を感じるとのこと。
角野さん、ニコニコ動画で森下さんのことをご存じだったとのこと。
YouTubeチャンネル登録者数100万人おめでとう!のくだりから、森下さんも実は僕もYouTubeをやっているんですよ!とのこと。

と、こんな感じにそれぞれが良い感じにマウントをとりながらw(マウントのたびに会場爆笑)、最終的には「ご縁を感じる」というようなお話にまとまり会場ほっこり☺️
整理すると、
・鈴木マエストロ:日能研→麻布→芸大
・森下唯さん:日能研→筑駒→芸大
・角野隼斗さん:SAPIX→開成→東大
ということですね!
すごい高学歴だな!笑
・調布国際音楽祭で、せっかくだから角野さんと演奏したいな。と森下さんからのラブコール(?)に、角野さん「ぜひ!しましょう!」となり、今回調布音楽祭ということで、水木しげるさんの「ゲゲゲの鬼太郎」を演奏することに!!
(ちなみに角野さんは「ゲゲゲの鬼太郎の音楽は知ってるけどアニメとかは見たことない」とのこと。笑 ほんのちょっぴりジェネレーションギャップを感じる🫠アマプラで全シリーズ全話観られるからね!観てみてー!)

演奏③ピアノデュオ:ゲゲゲの鬼太郎/森下唯編曲

・これがまた!!!すっっばらしかった!ぜひ世界に配信してほしいレベル。
変奏曲になっていてね、個人的には対位法を使った変奏が一番好き!
あと、最後の妖怪が去っていく雰囲気のところがとても良かった。(ぜひ、森下さんのYouTubeチャンネルか、かてぃんチャンネルに公開していただきたいーー!!)
・角野さん、弾きながらノリノリ!足もぴょこぴょこ!楽しそうでした!

〜休憩〜

演奏④ラプソディインブルー
・休憩をはさみいよいよコンサートのタイトルにもなってるメイン曲!
・吹部の皆様の演奏が…本当に素晴らしい!(語彙力の有無かかわらず、ほんとこれにつきる!)
・クラリネットソロ…緊張しただろうに。本当に立派に吹き切っていて、涙が出そうだった。
ヴァイオリンソロパートは、ソプラノサックス。
トランペットソロも…とにかく立派に演奏していて、感動しまくり!
・吹部のみなさまの若さ溢れるパワー!それに化学反応を起こす「かてぃん」さん。
いつもながらの生き生きした演奏をしつつ、吹部の子たちの演奏と対話しながらの演奏が本当に素晴らしかった!
・カデンツァ①でピアニカ&ホルン奏者 福川さんとセッション!会場の拍手に合わせてかてぃんさんも拍手!


・カデンツァ②ではなんとチェレスタを演奏!
ピアノでカデンツァを弾いていたと思ったら、すく!っと突然ピアノの椅子から立ち上がり、チェレスタに移動。
チェレスタを奏でるその音色は、何ともいえない優しい優しい音色でね。
本当に美しくて涙がでた。
・チェレスタ演奏後、そろーりそろーりと忍者足でピアノに移動する角野さんに思わず本人も客席もニヤニヤ。
(普通に歩いても良いはずなのに曲の雰囲気を壊さないようにそーっと移動したのだろうなぁ)
・その後ピアノの演奏が、先ほどのチェレスタの演奏とは相反した力強い音色!本当に何色もの音色を奏でられるピアニスト「角野隼斗(かてぃん)」は本当に本当にすごいと思う。
・吹部の皆さんと化学反応を起こしながら最後まで駆け抜ける!本当にブラボーな演奏でした!
・カーテンコールで鈴木マエストロが吹部の皆さんを紹介している間、舞台の袖から覗いて拍手を送る角野さん。
・ステージに招かれ、鈴木マエストロとちょろっと打ち合わせ?してアンコールへ!

アンコール①英雄ポロネーズ
弾き始めた瞬間、湧き上がる拍手!
角野さんの英ポロは、本当に最高!ラプソディインブルー弾いた後に英ポロ弾けちゃうパワー!すごすぎる!
・角野隼斗さんの英雄ポロネーズは、世界一なんだよーーー!!その場所(舞台上)から聴けるなんてめちゃプラチナだよーー!と叫びたい気持ちを抑えるワタクシ。
・ああ、やっぱりこれだよ…さすがだよ!な感動な英ポロでした。
・アンコール後、カーテンコールするも鳴り止まない拍手に鈴木マエストロが「もう一曲弾いてよー🤍」と催促!
「も、もう一曲😂」と笑いながらピアノに座る角野さんに大拍手!
鈴木マエストロもちょこんと指揮台に座る。笑
何弾こうかな…と、チラッと客席をハニカミ笑顔で見て、鍵盤に手を置き、一度手をおろし…そして、アンコール②へ!

アンコール②アイガットリズム
YouTubeにもあがっているアイガットリズム!おおおー!
最後はガーシュウィンでまとめるあたり、さすが角野“Cateen”隼斗である。

撮影会(どのタイミングだったか失念😅)
カーテンコールの合間に鈴木マエストロのセルフィー撮影会!笑
お茶目な鈴木マエストロが大好きになりました!

・鳴り止むことのない拍手に何度もカーテンコール。
最後には、明大明治の鈴木正人マエストロ、ホルンの福川さん、ピアノの森下さん、調布市長も舞台上へ。
最後に大きな大きな拍手をお送りし、終演となりました!

たくさんの学生たちと共演してほしいなぁ

今日、舞台上から角野さんの演奏をキラキラとした眼差しで見つめる学生たちの姿を見ていたら、「ああ、この取り組み(学生との共演)、たくさんの学校で実現できたらなんてステキなんだろう」と思いました。
それは「角野隼斗さんと共演した」という出来事が、一生の宝物になるだけじゃなく、それに向かって頑張って作品を仕上げていく団結力や努力、感動、そして当日のなんとも言えない緊張。
一言では言い切れないものが連鎖的に起こると思い、それはきっとその子たちの自信に繋がり、それはかけがえのない財産になると思ったからです。
しかもそれだけじゃありません。
10代というなんとも不安定で多感な時に、「人」として魅力溢れる彼とぜひ接してほしいとも思ってしまいました。
そんなことを思っていたときに、角野さんのストーリーで「学生たちと音楽つくるの良いなあ またやりたい」とあり、なんだか嬉しかったです!

多方面に才能を発揮し、沢山の人を魅了する彼にしかできないことがまだまだきっとあるんだろうなぁ!これからどんな世界を見せてくれるのか、ますます楽しみになった、そんな「調布国際音楽祭」でした。

以上、感想メモでした!

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