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おばあちゃんのために人探し

実は、実家に帰ってきてから
ある人を探していました。
それが今日、大きく動いたのでその話を。

私の旦那のおばあちゃん、
歌をずっとやっていて
賞をたくさん取っているような方です。

旦那もおばあちゃんも
私が育った県とは違う県の方ですが
たまたまその歌繋がりで
なんと偶然にも私の実家の近くの方と
ペンフレンドでよく文通をしていたそうで。

たまたま旦那と私が出会って結婚して
私が生まれ育った地域の名前を聞いて
すごく運命を感じたらしく
毎回家に行くたびにその思い出を
目を潤わせながら話してくれてました。

もちろんペンフレンドなので
会ったこともないとのこと。

もうおばあちゃんは96歳。
生きている間になんとしてでも
喜んで欲しくて
この貴重な縁をどうしても生かしたくて
名前と、公民館で句会に入っていた、
という情報しかわからない方ですが
探してみることにしました。

当時の手紙のやりとりも
もう残っていないとのこと。
いざ探すにしても
名前だけではどうすることもできず
途方に暮れていたら
その句会に入っていた方の住所録を
なんとかおばあちゃんのところから
見つけることが出来、事は急展開。

住所録には細かい番地は載ってないものの
探すエリアが少し狭まりました。
エリアが狭まったことで
知り合いのつてで探すことに。

ただ、今度はなんと同姓同名の方が
同じエリアに3人もいることが判明…
そんなことあるのか?!って感じだけど。笑

協力していただいた知り合いの方が
本当に良い方で、
すごく熱心に聞き込みしてくれて
家を特定することができました。

残念なことに、探していた方は
36年前に亡くなられていました。
現在、その家に住むのはお孫さんで、
探していた方の旦那さん、息子さん夫婦も
みなさんコロナで亡くなられたとのこと。
遺品はほとんど処分されたということで
お孫さん自身も
あまり情報をお持ちではありませんでした。

それでも、遺影を見させてもらうことができ
探していた方に辿り着いたということで
私としてはすごく満足です。

こっちの地域では放送されてる
ナイトスクープ案件みたいな話だよね。笑

無理かなあ…と途中思ったけど
辿り着いて本当良かったー。
あとはおばあちゃんに状況説明して
遺影を見せてあげよう。
亡くなられてるのは残念だったけど
きっと喜んでくれるよね。

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