齢六十に達するを控えて思う。もはや己は若からず。そをこそ先ず確と認める処から、明日を、否、今を再起動すべきかと。おじさんは若い連中に舐められる。運動能力然り、頭の回転然り、若い連中には敵わない。勝負すべきはそれらではなく、歳相応に蓄えられた貫禄のある人格。その豊かさによるべしと。
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