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【乗り鉄家族の小さな旅 #2】長瀞名物~天然かき氷・川下り/秩父名物~濃厚みそラーメン・天然温泉

↑【トップ画像】「もうダメだよ この国はおしまい」~よくぞ言ってくれました! 物価は上がる、軍事費も上がる、年金は下がる一方……これじゃあ、内閣支持率急落も当たり前田のクラッカー、ときたモンだ。(2022/12/18TBS系放送・年末特別番組「報道の日2022」より)

これはすごい!プレミアム級の<天然かき氷>

長瀞駅に着くと、名物の天然かき氷を食べようということになった。
 
これが、すごい!
 
何がすごいって、千円を超すプレミアム級を注文すると、ふつうの3倍くらいの量はあるかき氷に、和三盆、抹茶、あずき、白シロップなどのトッピングをかけていただく。
 
一杯を大人3人がかりで十分堪能できるほどのボリュームだ。
(食べるのに夢中で写真を撮りそこなった)

長瀞「八幡家」<阿佐美冷蔵製>天然かき氷
我らが食したプレミアム級は、
写真右の<あずき,抹茶,和三盆,コンデンスミルク,水蜜など全部のせ>に近い。
(<たけぞーさん>サイトの画像から借用)

<乗り鉄>から<乗り舟>へ、秋の<長瀞川下り>

翌朝は小雨まじりのあいにくの天気――。
 
旅館の眼前に広がる長瀞渓谷を眺めるだけで、あとは秩父の天然温泉につかって帰ろうかと諦めかけていた。
 
すると、連れ合いが「叔母さんが、長瀞に行ったら川下りはしなくちゃねって、きのうの夜、メールをくれたの。だから、行きたいな」。
 
「じゃあ、川下り、行こうよ」と、ツアー・コンダクター役の娘は即決で皆をうながし、川下りの発券所に向かうころ、不思議なことに、うっすらと陽がさしてきた。

<長瀞の川下り>は、舟の頭尾にそれぞれ漕ぎ手がつき、舟尾の若いほうの人が、「ブラタモリ」よろしく、渓谷の岩層を説明しながら、思ったより速いスピードで進んだ。

川下りは数十分で終わり、マイクロバスに乗せられて元の乗船場所まで戻り、渓谷の岩の上で皆しばらくボーっとした。
 
小5の孫は、父親と小石を拾っては、川で<水切り>をして、いつまでも遊んでいる。

秩父ご当地ラーメンは、濃厚みそ

帰路の秩父駅に着くと、ツアー全員がラーメン好きなので、駅構内の<フードコート>に駆け込み、秩父みその濃厚ラーメンをすすった。

西武秩父駅前温泉フードコート(PR画像より)

そういえば、長瀞の土産物店が並ぶ通りで、娘一家が、豚モツのみそ炒めを食べ歩いていた。
 
娘の夫が「これ、うまいですよ」と言うので、分けてもらうと、にんにくが利いていて、いつか家で再現してみたいと思ったが、秩父産の赤みそは、それじたいにうま味があるのだと、<フードコート>の隣にある土産物コーナー<ちちぶみやげ市>の味見で知った。

<ちちぶみやげ市>はミニ百貨店の趣だったが、人だかりがしていたのはやはり食品コーナー。
豚のみそ漬け(美味!)など、秩父みそ関連の品が人気だった。

◆閑話休題◆秩父みそラーメンそっくりの<マルちゃんZUBAAAN! 旨コク濃厚味噌>

ここでも食べるのに夢中で、秩父みそラーメンの写真を撮り忘れてしまったので、代わりと言ってはなんだけれど、それとよく似た味の<マルちゃんZUBAAAN! 旨コク濃厚味噌>(3食パック売り)をご紹介――。

即席ラーメン業界にいた知人が、(マルちゃんの)東洋水産の麺は、つるりとしたのど越しが業界で一番」と太鼓判を押して以来、マルちゃんファンなのだが、<ZUBAAAN!>のみそ味は、<マルちゃん正麺 味噌味>より濃厚になって、<秩父みそラーメン>と実によく似ている。

いざ、秩父の天然温泉へ

秩父といえば鉱泉で知られるが、西武秩父駅の構内に天然温泉場ができた、とテレビの生活情報番組が軒並み報じていたので、一度行きたいと思っていた。(京王線・高尾山駅の天然温泉も話題になっていたが)
 
<フードコート>から、同じビル内の<秩父駅前温泉>に向かい、天然温泉やら薬湯やらにつかったあとは、畳敷きの休み処で、総勢五人がマグロ状態の川の字になって、ただひたすら寝入った。


<西武秩父駅前温泉祭りの湯>では、湯疲れするほど幾つもの湯槽に入った。(PR画像より)

ふたたび、新型特急「ラビュー」で西武池袋駅に着くと、何年ぶりかで、家路に急ぐ勤め人の群れを見て、なんだか後ろめたい気がしつつ、コンコースの雑踏を抜けた。
 
 
(次回につづく)

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