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【プロ野球】おかしくないか!横浜ベイスタの評価が低すぎる!

プロ野球評論家は横浜ベイスタを軒並み下位に予想した

いよいよ今日(3月29日)から、プロ野球が開幕する。
 
大リーグでは大谷選手の通訳氏によるスポーツ賭博問題が取りざたされているが、こちらの野球界でも読売巨人軍が招いた元大リーガーのホームランバッターが開幕2軍落ちの球団方針にプライドが傷つけられたのか、さっさと本国に帰ってしまった、というビッグニュースが流れている。
 
日米とも波乱含みのスタートだが、毎年楽しみにしているプロ野球「開幕直前12球団順位予想」(20240328CSフジテレビone放送)で、横浜ベイスターズの評価があまりにも低いので、あれれと思った。
 
野球評論家22人のうち、横浜ベイスタの順位予想は、1位が1人、2位が2人、3位が6人、4位が3人、5位5人、6位が5人というものだった。
 
なかでも、横浜ベイスターズ一筋で98年の優勝エースだった野村弘樹氏が、「昨年は大いに期待してセリーグ1位に予想したが、結果は3位に終わり、とても悔しい思いをした。そのことがあって(腹立ちまぎれに)今年は最下位にした」と、チームに対する冷静な分析抜きに、“感情”評論家に終始した。

さすがに、この発言には、ちょっと待ってくださいよと言い返したくなった。
(もしかすると、昨年の三浦監督采配に対する疑問や不満が尾を引いているのだろうか)

横浜の投手陣はそんなによくないか

たしかに、投手のバウアー今永が不在となったが、オープン戦の全試合をTV観戦したかぎり、<先発陣>の東、大貫、平良は3本柱となる安定感があったし、新加入のジャクソン、中川(楓)ほか4投手も速球・変化球ともコントロールがよく、ベテランの石田・濱口の両投手には不安が残るものの、小園もそろそろ1軍勝負の年だし、先発ローテーションの6人体制は保てるのではないかと期待できた。
 
それに、<リリーフ陣>では、エスコバーが抜け、入江がケガで開幕に出遅れているものの、伊勢、ウェンデルケン、上茶谷、三嶋、中川(虎)らがなんとか1回ずつを投げ切り、オープン戦不調の森原に代わって若手の宮城、徳山あたりが頭角を現し、セーブ記録達成目前の山崎が今年こそはピシッと抑えてくれるものと期待している。
 
でも、横浜ベイスターズが最後までセリーグ優勝を競うには、投手陣もかんじんだが、ファンとして心配なのは、実は打撃陣のほうだ。

横浜ベイスタに必要なのは、目と足でかき回す阪神打線では

昨年は、あと1本タイムリーが出ていれば……と悔しい試合がたくさんあった。
 
バッターがカウントが追い込まれる前に、初球ストライクを狙って打ちにいく<好球必打>の狙いは分かるにしても、昨年の阪神タイガースの近本や中野のように、ファウル打ちなどで粘ってフォアボールを奪うとか、相手投手を困らせるような攻撃法がぜったいに必要だ。
 
その点、今年はルーキーの度会(ライト)と石上(ショート/サード)、それにオープン戦で1軍にあがった梶原(センター)たち若手が、ボール球に手を出さず、ファウルで粘り、塁に出れば、盗塁を積極果敢に行なうという、これまでの横浜ベイスターズにはなかったプレーが見られ、結果、オープン戦に限ってだが、12球団最多の盗塁数を記録した。
 
3月29日開幕戦の先発オーダーだが、ファンの皆さんとおそらく同様に、わたしも次のように予想している。

【3月29日開幕戦先発予想オーダー】

先発投手 東(※予告済み)
1番 度会
2番 オースティン
3番 佐野
4番 牧
5番 宮崎
6番 梶原
7番 石上
8番 山本
9番 東

横浜ベイスターズは、これまで三浦監督が率いた3年間の開幕初戦カードを、8敗1分けと1勝もできていない。
 
広島カープとの開幕3連戦の初戦は、百戦錬磨の九里投手が相手だ。
 
さて、先発オーダーが誰なのか、それが吉と出るか凶と出るか。

今年こそ、4年目の三浦監督の采配が、評価される年はない。

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