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金曜日「6」のボタンは押してはいけない。

金曜日、仕事が終わり、育児が終わり、家事が終わる。

コーヒーでも飲むか。夜に飲むのは良くないらしいがこれが止められない。

さて、パソコンを開いて「note」と向き合う準備。

時間は23時。悪くないだろう。疲れ切った週末に日にちが変わる前に座れたのは上出来だ。

音楽は・・・サカナクションにしよう。「モス」でいこう。

「note」を書きだす私。

23時10分・・・23時15分・・・・・・テレビのスイッチが入る。

集中集中。まだ大丈夫。集中して「note」をかけている。

23時17分。

嫁の手がテレビのリモコンに伸びる。

押すなよ、押すなよ、押すなよ・・・

押した!「6」のボタンだ!

ちゃちゃちゃちゃ・・・あの音楽が流れて文字が下から上に!

もうお気づきかもしれないが、「金曜日」「23時17分」「6チャンネル」(テレビ朝日系列)といったら関西人の多くは『探偵ナイトスクープ』を見ているのだ!

関西が誇るお化け番組と言われる長寿番組だ。

簡単に説明すると「探偵」となっている芸人さんが依頼者の問題や疑問を解決する番組です。

正直しょうもないと思う時も多々あります。でも気になりだすとついつい見てしまう。笑ったり、感動したり、ばかばかしいと思ったり、疲れ切った金曜日の夜に肩ひじを張らずに見れる番組です。

恐らく関西人の多くはこの時間にテレビをつけて何を見ようかと思って結局この探偵ナイトスクープを見ているというパターンが多いのではないでしょうか?

例に漏れずに我が家もこの番組は大体見ています。

さて、「探偵ナイトスクープ」という甘い誘惑が「note」を書きたい私の下へ降りてきた。

集中だ。まだ「note」は途中だ。集中・・・集中・・・

激レアの虫を捕まえたい?マスコットと仲良くなりたい?初恋の人に会いたい?過去の相手に勝ちたい・・・しゅうちゅう・・・しゅう・・・

だ、駄目だ!気になる!

これが局長、松本人志、お前のやり方か!

私の負けだ。この誘惑には勝てない。

そう思い中途半端になった「note」を下書きにして終える。

関西人にとって「探偵ナイトスクープ」はいつもつかず離れずいる存在。なんか頻繁に会うわけじゃないけど、なんだかんだ付き合い長いよねーって思う友達のような存在。会いたくなったら会えばいいじゃん。おーまたなーって言って帰って、連絡も気が向いたときにとる。LINEが勝手に既読で止まっても「あ、また止めやがった。まぁいいけど」と思える存在。

でも、気になっちゃうんだよなー見ちゃうんだよなー結末気になるんだよなーそして気が付けば土曜日になっている。ある意味恐ろしい番組だよ。

そして、その誘惑に負ける私。

「ま、いっか。明日休みだし!」そう思わせてくれる番組「探偵ナイトスクープ」。放送されていない地域の方は是非関西に来た時はこの番組を見て帰ってください(笑)

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