例のアレ語録・そのミーム制圧力についての考察

おはようございます。
今日も言わずと知れた例のアレ系コンテンツの王・真夏の夜の淫夢について考察していきたいと思います。
前回のnoteでも書きましたが、現在日本のネット界では淫夢に代表される、「例のアレ系コンテンツ」がその本来の範疇を越えた広まりを見せています。
そのコンテンツの中で最も広まっているのは、いわゆる「語録」でしょう。
気軽に使えますしね。

今日、考察していきたいのはその「語録」です。

淫夢語録とは(インムゴロクとは)[単語記事] - ニコニコ大百科

「語録」といえば、淫夢語録がいちばんに思いつきますが、実際には、なんJ語録やsyamu語録、ハセカラ語録などからも少しづつ語録が借用されて使われています。
借用というとなにやら高尚なもののように聞こえますが、実際は元ネタの語録から印象的な文句をコピペのように使っているだけです。

では本題に移りましょう。
なぜこのような「語録」は広く使われるようになったのか?

それは「語録」を使うことで、会話が楽になるからです。
会話って結構難しい。
そもそも話す以前の言葉選びが難しい。
表現が多すぎる上に、使った表現の一つ一つが自分の社会的な「キャラ」にかかわってくる。
でも「語録」を使えば大丈夫!
「語録」はそのコピペとしての特性により、あなたの「キャラ」をほとんど汚しません。(「『語録』を使う人」という「キャラ」はついてしまいますが[笑])

話は変わりますが、Twitterで画像リプをする人がいますよね?
画像リプも「語録」と似たようなもので、コピペ的な特性を持っていて、「キャラ」を汚しません。
私はよく虹裏をのぞくこともあり特に嫌悪感などは抱いておらず、少なくない人々に画像リプが嫌われている理由がよくわかっていませんでしたが、画像リプと「語録」をコピペ的な側面をもつ同じものとしてとらえることで、なんとなく嫌われる理由がわかったような気がしました。


私なりに「語録」が広く使われるようになった理由を探ってみましたが、どうでしたでしょうか。
これからも淫夢語録に代表される「語録」は広がり続けるでしょう。
私はもう日本の将来が心配で心配で^^

今回のまとめ
「語録」はそのコピペ的な特性により使用者の「キャラ」をほとんど汚さないという特性を持つ。(但し「『語録』を使う人」という「キャラ」はつく)
画像リプも「語録」と同じようにコピペ的な特性を持つ。

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