趣味:アイドル

自分の趣味のポートフォリオがあるとすればそれの半数近くの割合を占めているもの。

その名もアイドル。(バカデカ効果音)

親の遺伝子というものは色濃いものなんだと感じざるを得ない。

父親は森高千里が大好きでよく車で森高の曲を聴いたものだ。もはや歌える。

弟も大学に入るくらいのタイミングで乃木坂にハマってた気がする。(仲が悪いのでその辺はあんま知らないけど、弟に貸してたPSPがやりたくて探してた時に弟の机の中にペンライトがあるのを見た。きっとそう。)

母親もアイドルと形容して良いのかわからんが福山雅治が大好きでよくライブに行っている。

そんな家族の中でもダントツでアイドルオタクの自信があるのが、長男、私である。
抗えるはずはない、子宮にいる頃から森高を聴いていたのだから。

アイドルという概念を意識的に認識したのは小学生の頃だと思う。
父親は教員で、よく父親の赴任している学校の手伝いに連れてかれていた。
父親が事務作業をするときに待ち合い室でよくテレビを見ていた。
そこで良く見た番組はハロモニ。ことハロー!モーニング。である。

後々アイドルとお笑いにお熱になることを考えれば自分の好きなものの50%くらいはこのハロモニ。で形成されたといっても過言ではない。
ハロモニ。に人生を狂わされているのだ。
責任を持ってキュンキュンさせ続けていただry

その頃はよっすぃーこと吉澤ひとみさんが大好きだったが、人に自分の好きな人とかいうのは恥ずかしいという年齢だったために(まあいまでも割りとそういう所ある。ブレてないね。いいね。)誰にもいったことはなかったと思う。

それから時が経ち、中学生になった時空前のAKBブームが訪れる。
風邪を引いて家で寝ているときにテレビで流れていた涙サプライズのPVでハートをぐっと掴まれ、そこからYouTubeでPVをひたすら見漁ったそれがAKBとの出会いだった。
しばらくしてからRIVERがリリースされることになるタイミングで周りの友達もAKBでは誰々推しみたいな会話出てき始め、天邪鬼な心が暴れだす。

♪きーみのーことなど興味ない

みんながAKBなら俺はハロプロだという謎の決意を固め℃-uteにハマり、Berryz工房にハマり、Buono!にハマり、果てはスマイレージにハマることとなる。
鈴木愛理、嗣永桃子、前田憂佳。
天邪鬼と言う割にはエース的な人にハマるのが俺なのだ。
鈴木愛理のおかげで嫌いだったキュウリが食べれるくらいにはなった。今でも好きではないけども。鈴木愛理はめっちゃ好き。

そして高校に入るとアイドル好きは加速していく。
まずはイトーヨーカドーのCMからSUPER☆GiRLSにハマる。
そして高2を目の前にした高1の冬、どういう流れでかは全く思い出せないのだがPASSPO☆に強烈にハマることになる。
オタクの友達の多くはこの時期にできているいわゆるパッセンってやつだ。(※PASSPO☆のファンの名称をパッセンジャーとよび、さらに略してパッセンと呼ばれていた。)
パッセンであることを誇りに思っていた。
それくらいこのグループに対する熱量はすごかった。
アイドル現場の楽しさを、もっと言うとライブハウスの楽しさを本当の意味で知ったのはPASSPO☆があったからと言っても差し支えない。
この後、自分の中の夏の風物詩となるTIF。
その初参戦はこのPASSPO☆がいなかったらもう少し先になっていたかもしれない。

そんなことを言っておきながらしばらくたった高2の夏あたりから色んなグループにハマっていく。
KSDDと書いてクソディーディーと読むあれになる(知らない人のためにというかもはやいまは死語になりつつある気がして怖くなるのだが一応説明しておくと、DDというのは誰でも大好きの略で推しが複数いる状態のオタクを表す蔑称である。KSはクソと読み、意味はそのままクソだということである。何だこのカッコ内の長さはキモすぎるぞ。)

この時期にハマったグループといえば、でんぱ組.inc、BiS、私立恵比寿中学。

そして中でも自分の中に地下アイドルのオタクという新たな道を示してくれたのは、アキシブprojectである。
曲がいいというのは言わずもがな、それ以上に物販のシステムが自分の中で衝撃的だったのだ。
なにせ1000円で推しとチェキを撮って1分ないしはもっと、推しと喋れるのである。
そんな世界を知らなかった俺からすると刺激がデカすぎた。沼る。高校生なんて大してお金も持ってないのに。友達にお金借りてラーメン食べてた。なんてやつなんだ。

こうして色んなアイドルの世界を知った俺だったが、程なくしてバンドのライブを見に行くことにどんどんとハマっていく。
そのキッカケも実はPASSPO☆なのだが、それはまた別の機会に書こうと思う。

そこからの期間もアイドルを見に行ったりはしていたが、以前ほどではなくなり、ついにはほとんどいかなくなる。

そしてライブハウスで働き始めてしばらくしたころにパッセン時代の友達にメイビーMEをすすめられるとそこから急速にアイドル熱が戻っていく。
楽しく第2のオタ活ライフを謳歌していた矢先に推しのクレアちゃんが卒業する。

アイドルはまたしばらくいいかなと思ったタイミングで、妄愛グラビティという素晴らしいグループに出会う。これまた1年を待たずして解散してしまうのだが、その間に対バンしていたグループの中にたくさん魅力的なグループがいたこともありアイドル現場から足が遠のくことはなかった。

そして今に至る。

ここに出てきてはいないが俺の胸を熱くしてくれたアイドルたちがまだまだたくさんいる。それはまた何か機会があれば記そうと思う。

とにかくアイドルというものは俺の人生のマスターピースであり辛い時期も楽しい時期も常に傍にあった親友みたいなものなのである。

最後に、とりとめのない長ったらしい文章を読んでくれた最高なあなた、

絶対結婚しような!!


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