白衣の天使 2022−11/22

歯医者に行った。歯医者なんて数年、いや10年以上行ってなかったかもしれない。GoogleMapで近所の歯医者を探し、ネット予約できるところを選ぶ。
で、当日。初診なので問診票に簡単に症状を書き、提出する。すると数分後、
「○○(本名)さん、診察室にどうぞ〜」


プリン頭のギャルがそこにいた。


僕は長らく精神科に通院し続けている。いくつかの病院を渡り歩いてきたが、金髪の看護師に当たったことは一度も無い。意外に思いながら診察室へ進むと


頭頂部以外ほぼ刈り上げでポニーテールにしている看護師が作業している。


僕はファッションやオシャレに疎いので正式名称は分かってないのだが、イメージとしては辮髪に近い。その上微妙に染めており、僕は衝撃を受けた。

「白衣の天使」という表現がある。優しく丁寧できめ細やかな対応をする看護師の皆さんは、確かにそう言われるのも納得の方も多い。だがそこに外見は関係ないんだな、と固定観念を崩された。実際、担当してくださった金髪の看護師さんはかなり真剣に処置してくれた(ように思う)し、医者含め強く当たられたり咎められることもなく終わった(進行している上に仮処置なので次は早めに予約しろとは言われたが)。

ちゃんとした仕事ができていれば、ある程度外見は関係無いんだ……というスタンスは歯医者だけでなく接客業全般にもっと広まってほしい。そう思いながら次回の予約をする。治療が短期間で終わることを願いつつ。


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