前回の続き。

「花の名」「アルエ」はライブでも何度か見たことがあるのですが、久々に聴いたアルエが、イントロで一瞬「あれ、これ何の曲だっけ？」となるくらい洗練されていて驚きました！
いつも聴いてるCD音源だともっとドカドカしてて（褒めてる）、耳もそれに慣れているけど、スマートな感じのアルエも良いですね◎

そして次、前回ツアーの東京ファイナル公演で、イントロに「メロディーフラッグ」の一部が差し込まれ、会場内の全BUMPファンが悶絶した「GO」。
今回もイントロで歌詞の挿入があったのですが、BUMPの曲ではないし、でも即興で歌ったにしては完成されてるし、何だろう？と思って後で調べてみたら森川美穂さんの「Yes! I will…」という曲とのこと。

ちなみに、イントロで歌っていたのはこの部分。

もちろん、藤くんが共感したからこそGOのイントロに持ってきているのだと思うのですが、「自分で決めたことだから　多分ひとりでも平気さ」という歌詞が、めっちゃBUMPだなと。

BUMP の歌詞にも「ひとり」っていう表現が多いんですよね。なので、全然違和感なく繋がっていたし、GOにまた新たな彩りが加えられた感じがしました。

この歌詞が挿入されていたと知って以来、「Yes! I will…」もリピートで聴きまくっています…。

そして本編最後は「ray」！！
rayって本当何回聴いてもイントロで「rayだ、うれしー！」ってなるんですよね〜。
歌詞としては結構シビアで現実的なことを言ってるのですが、華々しいサウンドに乗ることでこんなにも力漲る曲になるのかと。
心の底から楽しい！と思える時間でした…が、そんな時間はあっという間に過ぎもの。

本編が終了し一旦メンバーはステージから去っていきました。
今までは、ここからアンコールの曲が始まるまで、観客が「supernova」のコーラスを歌って待っていたのですが、今回はコロナ禍ということで手拍子でのアンコール。「声出し禁止の影響がここにも！」とささやかな発見がありました。

数分後、ツアーTシャツを身に纏って再びステージに上がってきた4人。
長くやっていると全然ライブで演奏してない曲もある、ということで藤くんの「いっちょやってみるか！」という掛け声で始まったアンコール一曲目。
曲は、私もライブで初めて聴いた「夢の飼い主」でした。

もちろん生で聴けて嬉しかったのですが、嬉しいというより驚きの感情が勝ってしまい、混乱状態。
イントロが聴こえた瞬間、声を出せない分その場で地団駄を踏んでいました。笑
声出しOKだったら客席から「ワーーー！！！」ではなく「おぉ〜〜〜……！」という反応が出たであろう空気感。（伝わって欲しい。）

自分としては、一生ライブで聴くことはないだろうなと半ば諦めていた曲だったので、本当に聴けて良かったです。
夢の飼い主に関しては、昔から「なんかちょっと怖い曲」という印象を持っていて、CD音源の音の雰囲気や、歌詞の世界観から、積極的に「今日は夢の飼い主を聴きたい気分だぜ…。」となることはあまりない曲でした。

それが、やっぱりライブで聴くと印象って全然変わるんですね。
音の柔らかさとか、演奏の雰囲気とか全部ひっくるめて「こんなに優しい歌だったのか！」と自分の中のイメージがガラッと変わる感覚でした。

それに、いっちょやってみるかというテンションだった割には演奏にこなれ感があって、めっちゃカッコよかったです。

1曲目の静かな興奮が残る中、アンコール2曲目、ライブの締めといえば！の、「ガラスのブルース」。
ロッキンでは演奏しなかったので、久々に大サビの「ああ 僕はいつも」の部分でチャマ（Ba.）とヒロと一緒にジャンプすることができました。嬉しい。

アンコールが終わって、メンバーもはけて、「あぁもう終わりなのか…。」と切ない気持ちで腕に付けたPIXMOB（入場時に配られる光る輪っか）を眺めていたら、急にざわつく会場。「？」と思ってステージを見たら4人が戻ってきている！
しかも、何の言葉もなく「くだらない唄」が始まって嬉しいやらびっくりするやら。

本当に終わるのが寂しかったので、あと4分だけでも一緒にいられるのが嬉しくて、まさに「体中の細胞フル動員で」彼らの音楽を聴きました。

ロッキンの時は9曲しか聴けなくて不完全燃焼だったのですが、今回はワンマンということもあり大満足。完全燃焼超えて燃え尽きました。

ライブ後、空っぽになった状態でラーメン屋に向かい、一人ライブのことを思い出しながら味噌ラーメンを食べて帰ったのでした。

そういえばMCのことを全然書いていなかった。
昔は一言一句聞き漏らすまいと結構覚えていたのですが、最近はあっさり忘れていってます…。記憶力の低下、悲しい。

一番記憶に残っているのは秀ちゃん（Dr.）の輝くような笑顔！笑
次のツアーではチャマの物販PRコーナーも復活するといいなー。

来年のツアーのチケットが取れない怒りから書き始めたこのシリーズですが、先日、母がチケットをゲットし無事参加できることになりました。
これで心穏やかに年を越せそうです。

おしまい。

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