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水曜日のカンパネラ武道館公演行ってきたよレポ

3月16日、土曜日。
日本武道館へ、水曜日のカンパネラのライブMETEOR  SHOWERを見に行ってきました!

水カン、コムアイちゃん時代から好きなのです。
コムアイちゃんの天真爛漫でアーティスティックなパフォーマンスももちろん魅力だったのですが、そもそもケンモチヒデフミさんの作る音楽が好きなのだと思います。ノリとかリズムとか、聴いていて気持ちいいですね。

2021年にコムアイちゃんから詩羽ちゃんにボーカルがバトンタッチとなりましたが、個人的には違和感も抵抗も全くありません!どっちも可愛いしどっちも好き。

まず、2人ともビジュアルがめっちゃ好みなんですよね。
コムアイちゃんはクールなアジアンビューティー。このMVの時が一番好きです。

ハンサムショートが似合う〜!
ゴールドのシンプルなドレスも、デコルテの大きく開いたパンタロンも着こなせるセンスの高さよ。

二代目詩羽ちゃんは奇抜なヘアメイク&ファッションに目を引かれますが、そもそものお顔の造形がよろしい。何より笑顔が抜群にキュートです。

ビジュアルも好きだし、もちろんお二人の歌声も好き。
とにかく私にバイブスが合いまくる音楽ユニットということです。

ライブに話を戻します!

最初に全体的なことを言っておくと、今回、ライブでは25曲が披露されました。
曲数多いな!と思いながら聴いていましたが、こんなにやっていたとは。

もちろん全てをフルで歌っているわけではなく、メドレー形式で披露されたものもありますが、それにしてもほぼほぼ休みなし。

しかも、ステージを動きながら歌い続けているのに歌声にブレがないんですよね。詩羽ちゃんの生歌を聴いて、こんなに歌唱力あるんだ!と驚きました。

そして、MCにもありましたが、本当に歌詞の文字数が多い。
「バッキンガム」とか、「シャクシャイン」とか、単語羅列する系は口が忙しいよね!

前半に文字数多いやつを持ってきた〜と言ってましたが、後半もずっと多かったよ??

今回の公演、コムアイちゃん時代の曲もいくつかセトリに入っていたのですが、やっぱり世代的にはそっちを聴くと、懐かしい〜って気持ちになるんですよね。

今回は大学の同級生で、25歳から4年間ルームシェアをしていたマイメンと来ていたので、同居当時スペースシャワーTVでよく流れていた「一休さん」が始まった時はエモの極みでした。

中盤で印象に残ったのは、「織姫」「かぐや姫」「モヤイ」。

「織姫」は、タイトルの通り織姫と彦星がテーマの曲ということで、みんなでスマホのライトをONにして武道館を天の川に!
フェスとかで自然発生的に始まるやつには絶対参加しないのですが(電池もったいないから)、今回は光の一つになってみました。ステージを取り囲む光の渦が美しかった。

そして「かぐや姫」では詩羽ちゃん宙吊りに!
足で踏ん張ったりできないので力が入れづらいと思うのですが、それでも伸びやかに歌い上げているのが印象的でした。
竹をイメージした緑色のライトが真上を照らしていて、まるで絵画のような演出でした。かっこよかった。

そして個人的に一番グッときた「モヤイ」!!
この曲、アルバム曲なのでそれほど存在感があるわけではないのですが、壮大さを感じさせる曲調がすごく好きなんですよね。

歌詞としては、イースター島から海を越えてやってきたモヤイ(モアイ)が渋谷まで辿り着いたよっていう話で、別に共感するとか、心に響く、とか無いんですよ!
でも、この日は、歌詞のこの部分で思わず涙ぐんでしまいました。

目指した場所は違えども その思いは一つ
それぞれの期待を胸に ここに集い

イースター島から海を越え 今バス停の前
待ち合わせた人々はやがて 愛を語り合うのだろう

武道館に今日集まったみんな、ここに来るまでの毎日楽しいことだけじゃなくてしんどいこともあるんだろうなとか、詩羽ちゃんは今、想像もしてなかったような未来に立っているのかなとか考えると、もう泣けてきちゃって。

ライブの時、過去に本当に苦しい時期があったと語っていたし、あるインタビューでは、「20歳で死のうと思っていた。」ということも書かれていました。

私は今までの人生のうのうと生きてきたので彼女の苦しみを想像することはできないのですが、死を考えていた時期さえ乗り越え、今とびきりのスマイルで舞台に立つ詩羽ちゃんは最高にパワフルでした。

「一寸法師」では、「武道館のステージに立つなんて夢あるでしょ?」と、事前の抽選で当たったファン4人をステージに上げパフォーマンス。
9歳、20歳、21歳、60歳と年齢も性別もバラバラな4人でしたが、水曜日のカンパネラが好きな気持ちは同じ!ていうか全員めっちゃ度胸あるんですよね。
360度を観客に囲まれたら物怖じしそうなものですが、そういったものは微塵も感じさせず、武道館を沸き立たせていました。
その光景があまりにもピースフルでちょっと泣きそうにすらなる…。

終盤、「残り4曲!あと、先に言っとくけどアンコールは無い。」とサッパリ言い放った詩羽ちゃん。

そこから、「マーメイド」「七福神」「エジソン」とアガる3曲が続き、最後は「招き猫」

金の紙吹雪が舞う中みんなで腕を上げて福を招き、厄を祓いのけて大団円!
満面の笑みで詩羽ちゃんはステージを降りて行きました。

この日のライブで驚いたのは、子供ちゃん(ファミリー客)の多さ。
ライブの途中、詩羽ちゃんが「チビちゃん!」と呼びかけると「はーい!」と元気よく応える様子が可愛すぎて、たくさんの大人が悶絶してました。

逆に、年配の方も意外といるんですよね。
何歳代までいるのかを客席からのレスポンスで調査したところ、「60代のオジ」までがいることが判明しました。

とにかく老若男女が集まっていたこの日のライブ。
みんながボーダーレスに詩羽ちゃんのステージを楽しみ、ハッピーな気持ちで帰ったことと思います。

私は今回、元気いっぱいの状態でこのライブに臨みましたが、落ち込んだりしている時に詩羽ちゃんのステージを見たらすごくパワーを貰えそう。
これからの活躍も楽しみな、水曜日のカンパネラでした。

おしまい。

軍資金にします!