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春雪

懐かしい音楽を聴くとその頃の記憶が鮮明に蘇るね。

色褪せているのに、輝いている。

つまりそれが"回顧バイアス"というモノなのかもしれない。

※回顧バイアスとは、過去の出来事が記憶によって歪められて、過去の事実と記憶の間にギャップを生じさせる心理事象のことらしい。 過ぎ去ったことを懐かしんで「昔はよかった」と美化して思い出すことらしい。←調べましたw

いやどうだろう?
もしかしたら、それが "若さ"というモノなのかも。

今よりも明らかに活力があり未熟であり不器用だったけど、そんなに思い悩んでなかったように思う。まぁ、自分の事しか考えてなかっただけだけど。

そう考えると、良くも悪くも変化した。まぁトータルで考えると、良いように変化したと言っても良いのではないだろうか。

あの時の自分はもういない。その証拠に懐かしい音楽を聴いても感情移入出来ない。ただ懐かしいと思うだけで、むしろなんかちょっと恥ずかしいような気持ちになる。(というのは奇抜なジャンルが好きだったからかもしれないけどねw 当時の好きな音楽の選定基準は歌詞なんかはどうでも良くて、とにかく早くて叫びまくっているのが良いと思っていた訳w だから今改めて歌詞を見たら意味不明過ぎてびっくりする訳w)

そう考えると、あの時の自分はもう死んだようなものだね。

年を重ねるにつれ、少しずつ色んな事を諦めて折り曲げてを繰り返していくうちに霞させるのが得意になり、"よし!大人になろう!"と決意して大人になった。(*´Д`)ハァハァ

…はっきり言ってもう息が詰まりそうだよw

だけど、後悔はしていない。決意したから、今がある。

ていうか、年を重ねたら誰でも大人になれると思っている人が未だにいるようだけど、それは違うよ。稀にレベルが高くて決意しなくても自然の流れで大人になれる人もいるかもしれないけど、大抵は決意しなきゃ大人になれない。

"大人"と言われる年齢になったのにも関わらず、いつまでも現実を見ず、ヘラヘラと笑って、何の責任も持たずに、妙に幼稚な発想を持って人に迷惑をかけている人が"大人"である筈がない。それはね、"何一つ学習せず無駄に年だけ重ねた人"という名前の生き物である。

…そんなもん、恥ずかしくて家出れんぞw

だから、今にも息が詰まりそうだけど、"大人になる"と決意して良かった。

後半戦は、きっと"別れ"との戦いだな。

これから色んな物を"納得"とか関係なく失っていくだろう。

受け入れられるか分からないけど、何としても受け入れて心臓が動いている間は強く生きていきたいと思う。…蟻もいることだし。

…いつの間にか、自分が殺さなければ決して死なない蟻が心の支えになってきたように思う。

そう言えば、ずっと前から違和感を感じていたんだけどね…

蟻ってさ、明らかに人々に愛されたがっているよねw

実際に"Love you"と言われて機嫌良くなっちゃってる光景をよく目にする。

その健気な願いを叶えてあげたいと思うから、破滅的に暗くて残酷なイメージしか思い浮かばない日も何とか明るいイメージに変換して絞り出して描いている。

…それってね、何気に難しいことだからねw だって頭の中に浮かんだイメージを無理矢理に変換して書き換えてるってことだからね。

でもまぁそれでさ、蟻が人々に愛されるなら良しとしようじゃないか。よく考えたら、口裂け女と同じようなシステムで、蟻の場合は人々に愛される事で存在しているのかもしれないし、これからも蟻の願いを叶えてあげることにする。ヾ(o´∀`o)ノ

だからまぁ気が向いたら、無条件に大好きだと言ってあげて下さい。

人間の変化が怖くて、大切な人や動物達を失うのが怖くて、結局自分が殺しさえしなければ決して死なない蟻に魂を込める事で自己完結w 昔から使っている手口だけど、最強の自己防衛だなw 

妄想最高w  (๑˃̶͈̀∇˂̶͈́)و˚*ʸᵉᵃʰᵎᵎ

これだからやめられない。










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