情熱クラブ愛知エリアの皆川知久です。

今回は、先日愛知エリアで行われた炊き出し訓練の報告になります。

今回この訓練を行うことになった経緯ですが、大規模な自然災害が多い昨今、調理のために、または暖を取るためには自身で火を扱うことが出来なければいけません。
しかし、現代社会ではコンロやライターなどでしか火を扱った事がないという人が多いのではないでしょうか？
災害が起きた場合、都合よくコンロやライターが使えるとは限りません。

その様な状況でも生き抜けるよう、火起こしを実践して知識と経験を身に付けて調理が出来るようになろうというのが今回の訓練の主旨になります。

今回火起こしに使うのはファイヤースターター、火花を起こして火口に移し火を起こすやり方です。
コンロやライターを使えない時、他の方法を経験しておく事で選択の幅が広がります。

次にメスティンなどを使って米を炊く作業です。
基本通りに炊く方法の他、ビニール袋で米を炊くなど様々な方法を実践しました。

そして最後に、豚汁を作る作業です。
今回は量にして20人分の豚汁の作成です。
この時、火の番をする人、米を炊く準備をする人、豚汁を作る人に分かれて行っていましたが、一人ひとりが出来る事を最大限に行い調理に時間を費やすことなく全工程を終える事ができました。

今回この訓練を通して、知識を得た人、知識の使い方を学んだ人、目的を持って集団で動く事の意味など、各メンバーが様々な学びを得る事が出来たと思います。
今後もこの様な訓練を通して、学び、備えていきたいと思います。

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