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【福島 浜通りの記憶】南相馬のイベントで工作体験『かたるば』を出展しました!

南東北エリアの大杉遥です。
2023年11月3日、南相馬市の本町商店街にて地域イベント『もっとまつり2023』が行われました。

原子力災害による長期避難を経験した福島県の浜通りでは、『人の繋がり』を大切にした地域のイベントがたくさん行われています。
この度、もっとまつりに無料で出展できることを知り、工作体験教室『かたるば』の出展に挑戦しました!

工作の内容は、チョコレートのストラップづくりです。
チョコレートの土台にホイップクリームを絞り、その後、ビーズやリボンでデコレーションをして可愛いストラップを作ります。

作るだけではなく、「学び」も少しだけ取り入れました。
今回の学びのテーマは、身の回りで使われる特殊な材料『シリコーン』です。

↓工作の詳細や詳しい感想はこちらの記事にまとめました。

ビーズでキラキラした小物を見て手に取ってくれたり、自分で作品をつくって持って帰る姿に私自身が元気をもらえました。遊びに来てくれた皆さんに感謝です!

私には、工作や簡単な実験などを行う体験教室を通してやりたいことがあります。
それは、「みんなで話せる場所」をつくることです。

原子力事故の収束には、社会の協力が必要です。
これは、被災地だけ、大人だけの問題ではありません。

・事故で壊れた原子炉を撤去する作業である『廃炉』では、放射能を持った廃棄物(放射性廃棄物)が発生します。放射性廃棄物の処理・処分を計画し実施するとき、社会との対話が必要になります。

・環境に放出された放射性物質(セシウム137など)がくっついた土を除去した時に発生した土壌(除去土壌と呼ばれます)の最終処分を誰が受け入れるのか?土壌をどうやって再利用するのか?こちらも、丁寧な説明と社会の協力が必要です。

『最終的な処分』では、誰かが『ゴミ』を受け入れます。
このような課題に対して、正しい科学の知識を踏まえて考えられること、物事を決める話し合いに必要なモラルを養うことが必要だと考えています。

その前にもっと大事なことがあります。
それは、お互いに信頼できる関係をつくるために努力をすることです。

様々な背景を持った人がお互いの目線を合わせて話ができる場所づくりに、少しずつ挑戦していきたいです!

今後も自分が地域住民の一人として、どうやって社会に参加できるかを考えながら活動していきます。

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