成人してから特撮を見始めた

前置き
ヒーローの魅力の一側面 後述のヒーロー性 について語りたい記事だったが
ついでなので 俺が特撮に出会った関連の話もぶちこんだ

この記事を手に取ったなら レッドマンの話だけでも読んでいってほしい

ここでは どの作品が良かったとかそういう話をするわけではないし この投稿は特撮ファンよりかは 特撮知らん人向けかもしれない



特撮を見る前 のころの話 

幼少期とかそういう時系列順に語っていく


幼少期になんで特撮を見てなかったのか

ただただ興味が沸かなかった そんだけ
親が厳しいとかではない

というか何年もテレビでずっと見てた

いきなり矛盾みたいな事言ってるが ほんとにそう 日曜の朝にずっとテレビは点いてたし 1年か2年かくらいは強めに見てたと思う

(成人後にこの強めに見てた作品をまた見たが 記憶がよみがえるとかは無かったと言ってもいいくらい覚えてなかった)

当時 食玩のおもちゃか児童誌かなにかは持ってた
でも映像本編のファンでもなんでもなかった なりきりアイテムではなくおもちゃとしか認識してない そういう感じ

ぜんっぜん好きとかではなかった

ので 見てない と言っていいんじゃないかと判断した


その後 小学生後半か 中学生くらい?

当時の認識は
特撮はちっちゃいこが見る物 とかそんな感じだったと思う

面白いと言われても 気力が沸かずスルーしてた
今更見るのもな とか TVに拘束されるのが嫌だ とかもあったと思う

とにかく見る気がまったくなかった 嫌いだったわけではない ひたすらに刺さらなかった


当時の ヒーローへの印象

ろくに見もしないが 特撮パロ概念とかいうのは どこにでもあるので ヒーローという概念は知ってはいたものの

・正義は勝つ という理不尽を振りかざす武闘派集団
・法律もなにもあったもんじゃない殺害
・最後には敵がなんかばくはつする

こういったよくない誇張だけを浴びていた
もちろん本編はもうちょっと真面目な雰囲気ではあろうと分かっていたが
子供騙しとでもいうか 勢いだけのなんか そういう作品群だと見下していたとこはあると思う



そして成人後


インターネットの発達により なんか面白い特撮があると話題になった赤いアイツと出くわす直前の 当時の近況説明

ツイッター交友関係は ゲームやアニメ漫画などの オタクオンリーだったので 特撮見るやつもちょっとはいたが 別にその人たちにダイマされるわけでもなく 相変わらず特撮に縁はないままだった

そして


赤いアイツが来た


当時youtubeに大手企業が足を踏み入れ 古い作品が1週間限定や数か月間だけ全話公開 をやってた

その中に ウルトラマンでおなじみの円谷が昔作ってたヤバイ作品 赤いあいつことレッドマンが配信開始

これを なんか話題だから軽い気持ちで見てしまったのが始まり


どの特撮とも違うレッドマン

・1話が3分くらい 短い
・ストーリーや会話がない レッドマンが出て殺すだけ
・倒した怪獣が爆発しない
・ビームとか出さない
・飛行もしないし専用マシンもない 徒歩で登場

初めて1話見たときは
「なにこれ……何が面白いかわかんない……3分なのに長く感じる……」

だったが 巷で擦られる見所もあったし 一緒に見てくれるツイッター知り合いもいたし 自然と視聴継続していた 当時の俺はヒマだったのかもしれない


レッドマンの よく挙げられるやばい部分

・やってる事が通り魔
・設定上は巨大ヒーローだがどう見ても人間サイズ
・作風にヒーローらしさがない

もうやばい 特撮とヒーローに興味なくても引き寄せられるやばさ 

俺もこれに釣られたんだろう



レッドマンという作品の解説

をする事で なぜ特撮に興味がなかったのにハマってしまったのかも伝わるだろうと判断し
この投稿記事内における 脱線でもありクライマックスでもある話をしていく


普通の特撮であれば 怪獣が破壊活動をして ヒーローはそれを止める というのが恒例だが
1話3分そこらしかないレッドマンにはそんな尺はないので
ただいるだけの怪獣へ レッドマンが問答無用で襲い掛かる

回によっては待ち伏せしたり走って追い回してるので なおさら問答無用の通り魔感が出ている

そして戦い方も かっこよさというものがない
怪獣との一騎打ちモノなので 大量のザコ戦闘員を蹴散らすシーンも無ければ
決めポーズじみた動きも画も無いし
ビルの破壊などもない そのへんの外の山で撮影してるので

その結果 レッドマンという作品は

荒っぽい動きで 相手が倒れるまで フラフラになりながら なおも襲い掛かる 異常通り魔を盗撮した映像 とまで言い張れるとんでもない作品であり

はたまた
誰にも感謝されず誰とも共闘せず 孤独に戦い抜く男を映したダークヒーローモノ とでも言い張れるかもしれない


特撮ヒーローとはまるで違う部分がツッコミ所満点の映像作品として話題になり
見れば見るほど「これはこれでかっこいい戦士キャラなのでは?」 とも解釈できて純粋に好きになる層がいる

インパクトとかっこよさ つまりは魅力を秘めたやべぇキャラクターなのだ

レッドマンと言えばトドメシーン

とどめばっかりじゃなくて 回を重ねていく中での 戦闘中の細かい変化や試行錯誤なんかも見ていて面白かったから そういう魅力もあるんだよ と強めに言いたいが

擦られる話題だけあって実際分かりやすく魅力的な トドメの話をするべきだよな

倒された怪獣は ばくはつもしなければ 光の粒になって空に昇ったりもしない 降参もしない 体液が出るとかもない 砂とか泡になったりもしない

殴られるか刺されるかした直後 ゆっくり倒れて動かなくなった姿には生々しい死を感じざるを得ない

でも首が取れたり 火花が散ったりして 特撮っぽい日もある

そして怪獣を倒した後のレッドマンは 片手を斜め上に伸ばした なんか怖い重みを感じる決めポーズをしたり 倒れた怪獣をそのままにして徒歩で帰っていったりする
おもしろ通り魔の名を欲しいままにする男

怪獣の倒れ方も問題だが トドメの刺し方にもだいぶ問題がある

右手にナイフを持っているとき 左手は相手の背中に回し抑え込む 一瞬抱き合っているかのようにも見える見映えの悪さ リアリティというか事件性がつよすぎる

剣のような長さのでかい針みたいな武器を両手で持ち 前傾姿勢で敵に刺し込んだ後は 片足の裏で怪獣を押しながら針を抜く行儀の悪さや

はたまた素手で倒した怪獣のそばまで歩き もう動いてないけど垂直刺しでトドメ

本物の殺しの姿がそこにはあった

(なんでこんな映像撮れたの?)



レッドマンの魅力 つよい


マジで強い

強いからかっこいい とかではなく面白さの点で語る

ほかの特撮 たとえば
スーパー戦隊なら 仲間を理解または和解して 連携攻撃で強敵を破るだとか
ウルトラマンなら戦闘機が支援してくれたり

人間が怪獣の弱点を教えてくれたり
敗北しても特訓や対策を編み出したり
戦う理由や信念を見出したり
武器や装備を発明したり

ヒーローが勝利する流れは 外部との関わりでいろんなパターンがあるが

レッドマンには仲間もいないし 守るべき一般人も映らない

よってピンチは全て己の純粋な力だけでどうにかするという 他のヒーローには無い とんでもない強さと戦い方を見せつけてくれる

ただレッドマンが戦って勝つだけで 他のヒーローとの比較というギャグが成立してしまう

つよいだけで面白い男

ちなみにレッドマンは138話あり 1話につき怪獣は同時に2体以上いることがほとんど この不利状況を常に自力だけでどうにかしてきたの 笑うしかない

1対3だろうが1対5だろうが 3分そこらで勝つからなコイツ

ネタバレになるけど別にいいだろうから言うと

レッドマンは終盤で1度だけ 手からウルトラマンみたいな光線を出したり 2人に増えたりした

なんの説明もなくいきなりやった
レッドサンダー! って言ったり 分身! って言ったりした

130話以上使わなかった理由は不明だが
こいつまだ本気出してないんじゃないか もっとやれるんじゃないか」と思わされた

ただでさえつよいのに まだ暴れる気なのか


レッドマンについては このへんにしとこう

レッドマンが怪獣に武器を奪われた回から察するレッドマンの弱点とか 伝説のトドメ53話とか よくない面白さを生み出すBGMとか 怪獣の掴みやすいとこを掴んで投げる基本戦法とか 唯一レッドマンに狙われて逃走に成功したバルタンとか いちばん好きなのはグラナダスを背後からあまりにもあんまりな首と顔面への間接攻撃とか

まだまだ説明しきれないけど どうせ誰かも語ってるだろうし このへんにしとこう



レッドマン配信当時の 特撮新作


ライダーエグゼイドと ウルトラマンオーブ

ついでに見始めたこれらが面白かったのが 特撮ヒーローに引き込まれた本当の理由だと思う

エグゼイドは 放送前情報で目にしたすごい見た目と ゲームをモチーフにした という触れ込みにも個人的に惹かれた 好きとかじゃなく気になる の意味

特撮見てるネットの知り合いも見てたし 一人で見るより楽しみやすい環境だったのもあって
なぜかは説明できないけど なんとなく見始めた

テレビでエグゼイドを見るついでに スーパー戦隊も見るようになったし レッドマンからこうなるとは思いもしなかった

ウルトラマンオーブは テレビ放送から1週間の間 youtubeでも公開されてて 個人的に見るのが楽
レッドマンの近くにあるので 流れで見てみようか ってなった
オーブの好きすぎた回は 公開されてる1週間のうちに6回以上見直したと思う これはテレビじゃない見方ならではの強み 録画せずに見返せる時代が来るとはね


レッドマンに続いてオーブの話もしたいが省略
18話まで試しに見てくれ 17じゃなく18だ あそこまでで第1部だ とだけ言っておこう
それとも18話だけ見るとかもアリなんかな


そんなこんなでyoutubeが生活の一部になった


特撮もそうだけど アニメとかもあんまり見なかった若い頃を取り戻すかのようにかじりついてる

とは言ってもスーパー戦隊完走とかする気はないので ブレーキはできていると思いたい

ライダーとかの毎週2話ずつ配信形式
これ 1週間の休憩リズムも取れてるし 2話ずつなので話は進むしで ちょうどいい

まぁウルトラマンガイアとかウルトラマンマックスとかは 余韻を味わってたから 毎週1話ペースもよかったんだけどね
面白かったよね ウクバールの回

特撮 いっぱい見たよ

昭和ライダーも平成ライダーも キカイダーもイナズマンもギャバンも いっぱい見た
ジャンパーソンも見た
ゴーオンジャーもシンケンジャーもゴーバスターズも見た

ゴーカイもゴレンジャーもジャッカーもルパパトもリュウソウもゼンカイも見た
戦隊は見たの多いし見てないのも多いしで 書くだけでもしんどいので省略
ミラーマンも見た ウルトラマン80がノーダメージでルーゴサイト(ラスボス)を撃退したの見て笑ったりもした

幼少期から特撮通ってきた人より 見てる量で勝てるケースすらあるんじゃないかな

古いスーパーロボットが好き


急にアニメロボの話になるけど これは後に触れるヒーローの話の前フリでもあるので このあと特撮に戻ります ご安心を

スーパーロボットとは については定義が曖昧なのだが 今回伝えたいのは
デカくて 派手なカラーリングで デカい剣を持ってたり 胸とかからビームを出すとか そんな感じのイメージを持ってもらえればと

ちなみに戦争の兵器であるガンダムの機体とかは リアルロボットに区分される
悪を倒すヒーローのマシン そんなかんじのものをスーパーロボットと呼ぶ


俺は特撮に縁がなかったが ロボットアニメの機体はゲーム経由でよく知ってた

そして 彼らスーパーロボットが 昭和丸出しでかっこよくはない元気が出るOPテーマをバックに 必殺技を出す

いつのまにかそれがたまらなく好きと感じていた

彼らが作品の枠を越えて並び立つだけで俺はぶちあがるのだ
ファイナルダイナミックスペシャルとかすき
無敵コンビネーションも超電磁スピンVの字斬りもすき(超電磁烈風よりすき)

古いスーパーロボットに感じていた魅力
かっこいいではなく 元気が出る そういうパワーというのは 昭和特撮ヒーローと共通なのではないか

そのパワーを ヒーロー性と呼ぶ


定義づけをしたいんじゃなくて これが昔からある特撮ヒーローに含まれてた成分なんだなって 噛みしめている

ヒーロー性と言われてもピンとこないなら 希望だとかに置き換えてもいいかもしれない

ヒーローがそこにあるだけで希望が 元気が 活力がもらえる

だからよく指摘されるような特撮ヒーローへのツッコミ所なんてものはどうだっていいとすら思うし
「それでええんか……」と思うような雑な勝ち方でも構わない

ヒーローの登場 それだけで盛り上がるんだから
(最近の漫画だが)オールマイトの「私が来た」という決め台詞も 実にヒーローらしい物だという解釈にも繋がってくる


ここらで予防線

「昭和特撮はおもんないけどカッコいいからよし」みたいな語り口だが 真剣に面白い回とかもたまにあるよ もちろん古いししょうもない薄味回もあるよ
と言っておく

セーフティネットを置いたそばからだが
特撮見る時間を別の趣味に費やしてたらな とかももちろん考えちゃうし 特撮ヒーローなんてハリウッドとか日本の普通のドラマとかを受け付けない体質の異常者向けコンテンツなのでは と思いたくなったこともある

セーフティネットをぶちやぶる文法 どこが予防線なんだ

特撮への今の印象は
俺は楽しめてる趣味 元ネタがわかるようになってからは ネットですれ違う特撮好きなやつはアレな人が多いな と思えてきた

そういう心境を この予防線まわりの文章から感じ取って欲しい


言いたいことが尽きた

ヒーロー性 というものについてを語りたかったのが発端なので もうゴールテープ切った状態

話しきれなかった事としては

特撮って言ってるけどゴジラはぜんぜん知らんとか
語り切れなかった平成ライダーが面白い話とか
よかったことの一つに 特撮の楽曲と出会えた事とか
ネットのスラングや絵や動画などのネタが分かるようになったとか
シン・ユニバースロボはやばいとしか感想が出ないとか
カイテンVSペロロジラ良かったとか

話にできるものはいっぱいあるけど 多すぎてキリがないな

というわけで絞った末
語れるし 特撮知らない人向けでもある文章としてふさわしいかなと

初代仮面ライダーを見て知った事

をいくつか説明というかメモというか 語る
ライダー知らん人向け?の内容

そもそも1号しかいなかった

ライダー2号 というワードを聞いたことはあったが どういうことかは分からなかった

元々 仮面ライダーという番組に 仮面ライダーというヒーローがいた 2号はいなかった

のだが 撮影中に1号の中身である 藤岡弘、が負傷

という訳で ライダーは外国に行った とあっさりした説明を 突如現れた2号から伝えられる

ここで仮面ライダーという番組は もう一人の仮面ライダー編が始まる という異例の展開でお送りされた

1号をライダーと呼んでいたおやっさんが 2号をライダーと呼んでいたのは 1号を無かった事にしたみたいで ちょっと感情が崩されたが

この後は 1号が帰ってきて共闘したり 今度は2号がどっか行って1号編が始まったり ダブル主人公編やったりで かれこれ98話を戦い抜いた

この次のライダーの番組名は 仮面ライダーV3
よって2が欠けてるシリーズ という説明が長くなる状態になっている 


滝という男

仮面ライダー の1話の構成は

1 冒頭で どこかで一般人が襲われたりして

2 それを翌朝 横で立花さんが読んでる新聞で知ったり 襲われた人の身内が近所にいるので噂になって とかでライダーの耳に入る

3 バイクで現地に駆けつけ

4 ショッカーがいてなんか企んでたので戦う

5 ライダーがバイクでどこかを走るシーンでナレーションが流れて終わる


というのが よくある流れのうちの1つ
3の バイクで現地に駆けつける というパートで 基本的にはライダーと滝 2台のバイクが走ってゆく このタッグで事件解決に向かう

そう ライダーには相棒がいた 全然知らんかった

相棒の滝はFBIに所属しているが 上からの仕事とかで動くのはたまにしかなく 基本的には 何もしてない一般人のようにも思えるかも
毎回事件が起こってはライダーと共に調査に行くので ショッカーハンターみたいにも見えるかもしれない

滝という男は仮面ライダーと違って変身なんてしないし 専用の武器なんかも何もない それどころか銃や武器とか持ってない

滝の活躍
基本的には ライダーが助けた博士や 人質にされてた子供なんかをショッカー戦闘員から守ったり
ライダーが戦ってるうちに人質を救出したりする

いつもライダーの隣で積極的に戦い 戦闘員に勝てるが 怪人にはダメージは与えられない 相棒ではあるけど主役でもない

大活躍レギュラーキャラなのに 知名度めちゃくちゃ低くない?
この 滝のような一般人枠は 他の昭和ヒーローの横にもいたりいなかったりする

変身ヒーローもいいけど
いいよな ただの人間なのに頑張ってるっていうのも


ライダーの戦い方

ライダーキックをする という事しかみんな知らないんじゃないだろうか

大振りの当たってないパンチを左右の手で交互に斜めにぶん回したり
せーの と聞こえてきそうな 持ち上げアクションを行ったりする
打ち合わせしっかりしてる感がすごいのがライダーの魅力 レッドマンとかいう全力痛そうアクションと比較して楽しもう

そして何より 初代ライダーといえば武器奪い だと思っている
ギャレン対ピーコックの武器奪いシーンも好きだが 武器奪いライダーの座は初代に与えたい

ショッカーが様々なショッカー用の武器で襲い掛かってくると 高確率で直後に奪った武器で 敵の武器とカンカンやり出す

奪った武器を使いこなす というのは 戦いの才能の証明として良い
強いのも好きだけど 上手いというのも良いよな

他にも戦いの上手さの根拠となるのが ショッカーを盾にするシーン
……ショッカー戦闘員が当たりに行ってるとか 怪人の攻撃がライダーに当たらず流れ弾になってる気もする

怪人は一瞬で人を消すような毒入りの飛び道具を持ってるけど ライダーが当たってやられるわけにはいかないから 代わりに誰かが当たらないといけない 仕方のない事なんだよね

ショッカーという組織

ライダーの敵と言えばショッカー というのは本編見たことなくても知ってる話だが
終盤ではショッカーではなく ゲルショッカーという組織との戦いになる

ゲルダムという組織と統合? 乗っ取り? が発生する
だが正直あんま変わってない ショッカー戦闘員が ゲルショッカーとかいう青いのに変わったくらいで


ショッカーライダーの話

これは 俺がただ好きなシーンの話をしたいだけ したいのでする

まず仮面ライダーの存在と誕生についてを解説しなければならない
仮面ライダーとは ショッカー怪人のうちの1体である という点
さらってきた藤岡弘が 体だけ改造されたけど 途中で脱走したのが仮面ライダー
ちなみに2号も 改造途中に救出されたので似たような誕生経緯らしい 描かれなかったしあんまり覚えていない

つまりショッカー側から見れば 仮面ライダーは裏切り者や失敗作みたいなもん

そして特撮の終盤 90話らへんで

(ゲルダム?)ショッカーが生み出し ショッカーのために戦う仮面ライダー ショッカーライダーが登場する

ちなみに6人いる 主人公のダブルライダーと戦うため 画面に8人のライダーが映る

ショッカー側から見れば 彼ら6人こそ真の仮面ライダーだが 視聴者から見ればわるい偽物ライダー という奇妙な状態になる

彼らショッカーライダー6人に ダブルライダー2人(変身前)が囲まれる場面がある

ここで2号一文字隼人が
「本物のすごさを見せてやろうぜ」と言うのが最高にすき
(原文覚えてないけどこんな事言ってた)

この 自分たちこそが仮面ライダーだ という宣言から俺は
仮面ライダーとは正義のヒーローの称号である という解釈をした

毎週の締めのナレーションで聞いたあの
「仮面ライダーは人間の自由のために ショッカーと戦うのだ」
胸に刻まれたこのフレーズと 隼人の本物宣言により ショッカーライダーは偽物の怪人に成り下がる 最高です


さて

初代ライダーの話をしたことで 昭和ライダーの見所まで語りたくなってきた


ダーッと思い出しながら箇条書きしてく(読み飛ばしてよい)

・V3の誕生の仕方と
・ライダーマンというかっこいいキャラと
・リメイクをやハードさを感じる作風で ベルトから武器を取り出すXライダーと
・人間の姿を持ち 何度も戦うというライバル変身キャラ アポロガイストと
・めちゃくちゃデカいラスボス キングダークと
・血の演出が目立つアマゾンと
・善良な怪人キャラ モグラ獣人と
・アマゾンと共闘して組織のボスと戦ったヘビトンボと
・ストロンガーが手から電熱爆発を放つ派手な技を持つのと
・初のフォームチェンジを持つのと
・天が呼ぶ 地が呼ぶ 人が呼ぶ の3段決め台詞の間にザコを迎撃するシーンと
・アポロガイスト枠のライバル幹部が2人いて 幹部同士がいがみ合うドラマが繰り広げられるとか
・正義側で初の女変身ヒーロー タックルとか
・7人ライダーが巨大な敵 岩石大首領と戦うシーンとか
・シリーズを股にかけてずっとライダーを支えてきたおやっさんがついに 次のスカイライダーで枠を譲るとか
・歴代ライダーと 歴代悪の組織があったけど ほとんどショッカーの首領が何度もやり直しては各ライダーに潰されてたとか
・スカイライダーの番組名が 仮面ライダー でスカイライダーじゃない点や
・怪人であるクモンジンが人間を諭すシーンや
・8人ライダーが勢ぞろいして戦車と戦う 劇場版みたいな内容の回(じっさい劇場版で使われたものの流用回らしい)
・悪い組織じゃないとこで宇宙用パワードスーツみたいな目的で生まれたスーパー1が ロックマンみたいに腕の特殊効果で戦うのとか
・時代の流行の影響で 拳法家になって師匠の老人といかついおっさんとかが出てくるとか



……とまぁ ここ10年くらいで 特撮をいっぱい見て 面白かったよ という話をとにかくしたかったんだ


おわり


ここからは特撮の話はしませんが ここまでの文章が面白かったなら 続けて読んでほしい話がある


特撮を見た またはこの記事を読んだ ということは おそらく皆様のお手元にはPCかswitchがある可能性が高い

PCかswitchどっちか持ってる人に 戦隊ヒーローのようにカラフルで ライダーのような超パワーで敵を叩き飛ばすアクションゲームを教えたい

ニャンビー(Nyaaaanvy)というゲームを


詳細は

すちむのストアページと

この今年4月の記事を読むとかすればいいが
PC版は販売中で switch版は秋に発売予定だ

おもしろいぞぉ


宣伝もしたので こんどこそ終わる