最初のコンファレンス~ざっくりキャリア編~

遥:参加してくれてありがとうー!最初の質問、今の仕事を選んだ理由は?そしてその仕事の好きなところと嫌いなところあれば聞きたいです!

しゃかな:大学が看護学科だったから必然的に…。好きなところは就職先がたくさんあるのと、他人に言ってもウケがいいと思うところ笑、嫌いなところは緊張の連続なところ…。患者さんに癒されることが多いです笑

遥:後輩が社会人やってやっぱり看護師さんになりたいって看護学校通い始めたけど、ストレスやばくて看護師さんになる前にやめちゃいそうな勢い…月並みな意見だけど看護師さんってやっぱすごいなと思う。
看護学科志望した時点で看護師さんを志してたってこと?

うめぼし:看護師になった理由気になる…私も仕事で看護師さん相手してたときあったけど確実に強い。

しゃかな:本当は検査技師になりたかったけど、センター失敗して受けられなくて。看護師は希望もしてなかったです…。

遥:ずっと医療系を志望してたわけですね?OLとかやる気は当時なかった感じ?今もかな?

うめぼし:医療系目指してたのね…!友人に検査技師や看護師さん多いから勝手に親近感沸きます。

つぐこ:しゃかなさんデザイン系かと思ってました!看護師さんすごい…やっぱ激務なんですかね。

しゃかな:ずっと医療系でした、もっと欲を言うと医者になりたかったなあ、心理学とか犯罪とかも興味あるから、犯罪心理学も勉強したかったんですけど私立ばっかりでやめました。デザイン系も好きなのですがやっぱりそれをお金に変換するまでは無理だなと思いました。

つぐこ:犯罪心理学!大学で外部講師の講義一回だけ受けたんですけど、めっちゃ面白かった記憶あります。失礼な言い方になっていたら申し訳ないんですけど、お医者さんを目指す人ってなんかもうそれだけで眩しいというか尊敬の眼差しを送ってしまいます。

しゃかな:目指すのは自由、言うのはタダですよ。笑

遥:たしかにしゃかなちゃんはLINEスタンプもかわいいし(※学生さんの時に作ったそうで、結構買って使っている方を拝見します)デザイン系かと思うよね!っていうか、生活回すほどではないかもしれないけど、デザインをおかねにちゃんと変換できてるよね…!

しゃかな:今の仕事は実際5年勤められたら凄いと思う。私は院に行きたいから最低3年か、最大5年かなと思っています。早めに院に行かないと、体力面とかしんどいよと言われたのがあって、出来れば30歳までには院卒業しておきたいです。

遥:社会人学生…じゃなくて、一旦仕事はやめてもう一度院に行くってことだよね。やりたいこととか時期が明確にあるのはいいなと思う!ここまでは頑張ろうって思えるから。社会人になると、なかなかその区切りがないから辞めたくてもダラダラ続けてまあいっか~ってなる人もいるし…。

しゃかな:仕事辞めて院生がいいです、働きながらは確実にしんどいし、勉強しに行くのに働きたくないです笑

なまえ:院に行きたいのか、めちゃんこ尊敬する…命と向き合うプレッシャーを思うとほんとにゾッとする。わたしには出来ない仕事です…。

遥:そのまま研究職に就くことを視野に…!?

うめぼし:院に行ってそのまま、教務補佐員とかになる手もなきにしもあらず…?

しゃかな:研究職になれたらいいですね~、大学教員とか憧れます。働きたくないです。

うめぼし:私は漠然と人に役立つことしたいと思い公務員目指してた。理系の学科にいたから研究者とか学生とかのお手伝いできたらいいな大学事務暇そうだな(こら)と思ってた。一般企業受けるの面倒くさくて受けなかったチャレンジャーだと思う。
良いところは福利厚生よくて有給とりやすい。悪いとこは変な人が多い。意外と内容が割とブラック。相手する先生や学生が頭良くてついていけない

しゃかな:大学事務に一発で受かるのがすごいっす、倍率ヤバいイメージです。

遥:大学事務って確かに、正直入ったら大変そうなイメージはなかったけど、そこに至るまでが大変っていう感じする。

うめぼし:大学事務は、国家公務員や地方公務員など受ける人も受験するからやたら倍率高くなるけど、実際は滑り止めみたいな形だから合格する人は多いんです。一次受けても二次受けない人もいるし。

つぐこ:大学事務さんて公務員ではないんですかね…?地方公務員の枠なのかと思ってました。確かに変な人多そう。うちの大学の教務課とか、まじで変なおっさんしかいないです。

うめぼし:国立大学法人の事務は、地区の共通テスト受ける(一次試験)→合格者はその地区で好きな大学の試験を受ける(二次試験)、ざっくりいうとこんな形です。だから一般企業よりも突破すべきものは少ない?二次も大学によって様々で私のとこは10分で面接終わって合格決まったのでびびりました。

なまえ:いやマジ公務員試験の教科数と範囲広すぎますから…就職したら楽な仕事ってイメージしてたけど、そんなことないんですね。

つぐこ:あ!そっか大学は法人ですよね。筆記の試験内容とか公務員と重なるところ多いのでそうなのかと…。10分で合格しゅごい。

遥:大学事務は、一次試験さえ受かれば確かに企業の大半よりは突破すべきもの少ないかもだけど、試験で教養と常識があることが証明されてるんだもんね…面接10分って早いな笑

つぐこ:ワシはもともと高校教諭になるつもりで大学入りました。教科は国語。もんのすごく高校っていう場所が好きなのと、まわりに向いてるって言われるからっていう理由で。笑
でもやっぱり教えるっていうよりは自分が学んでいたい、言葉を使って何か表現したいって気持ちが大きくなって、大3の3月にいきなり一社応募してそのまま内定、今に至る。って感じです。

遥:高校が大好きだったから高校の先生になりたかったのか!その気持ちはなんか分かるなー。好きな環境に、形は変わってもずっと所属していたいって思うよね。

なまえ:今の仕事は書店員。なった理由は無数あるから割愛します。たぶん15個くらいは言えます。良くも悪くも、なるべくしてなった。今の会社以外だと地元の小売を一社受けたけど、エントリーシートから満足なこと書けなかったし面接もボロボロで1次で落ちました。
仕事の好きなところは本の仕入れから演出、返品まで全部任されているところ。やりたいことは自分の裁量でだいたい何でもできます。忙しくてなかなか手が回らないけど…。

つぐこ:本の仕入れも演出も任せてもらえるの素敵ー!ワクワクしますね。

なまえ:大変だーって言っても私の仕事で人の運命が変わるようなことはないので、精神的にはお気楽な仕事だと思います。失敗はだいたいリカバリーできますしね。でも小さなトラブルは日々起きます…。
本屋特融の嫌なところ、って考えるとあんまりない。強いて言うなら、「変わりたいのに変えられない」ことが多いことかなあ。昔ながらの本屋に通いなれてる年配の方のほうが客層的に多いから、あんまりテーマ別にいろんな商材を置く(雑誌コミック単行本など混ぜる)ってのがしにくい。都会の若者向けの店なら出来るかもしれないけど、地元密着型のチェーンだから難しい。
斜陽産業だと言われるけど、出来ることはまだまだあると思います。でもそのための素地が整ってない。環境を整える必要があります。

つぐこ:そうか本屋さんって雑貨とかも置いてますもんね。頭パンクしそう。こなすの大変ですよね…常に頭を働かせてるイメージ。その時その瞬間の臨機応変さが求められるから、人間としての知能?スペック?が爆上がりしそう。

遥:書店員さんの嫌なところがあんまりないってことは確かにきっと天職なんだろうな。環境もいいのかな?でもやっぱり近年の傾向では本屋は衰退している印象だよね…私は紙媒体の本が好きだけど、周りは電子書籍に移行してる人ぼちぼちいるし。

つぐこ:私も紙の本の方が好きです。雑誌も好き。読んだ実感があるし、本棚から選ぶのもワクワクします。電子書籍はぼちぼち使うけど、やっぱり使いにくさを感じるから紙に戻ってしまいます笑

つぐこ:仕事の好きなとこ嫌いなとこ言ってなかった。ライターはまだ始めたばかりのぺーぺーです。読み手が文章を読むまでの行動・読んでる最中の気持ち・読後どんな行動をするかを徹底的に考えて、文章をあれこれひねくり回すのが楽しい。この読後の行動ってのがこちらにとって利益になるような、表現した商品とかサービスが売れるようなものにしなくてはならないので、そこは若干プレッシャー。うちの会社だけかもしれないけど、何枚もマインドマップ作って考えるので、あーだこーだ考えるのが好きな自分には向いているかなあ笑
媒体がWebなので、読み手が何秒間ページに滞在したか、どこをクリックしたかすぐわかる。そこですぐ修正可能なのも魅力。
嫌なところは今のところ思いつかないけど、ずっっっっと考える8時間なのでその反動で終業後の知能は赤ちゃんになるところですかね…。
多分ちゃんと仕事が始まったらもっとプレッシャーとかキツくなるんだと思います。

しゃかな:ウェブライターカッコ良いっす!滞在時間とかも分かるとか、驚き笑
今色んなクラウドサービスとかでライターみたいな記事を書いてお金をもらうサービスあるから、一時期やってみたけど、その分野を知らなかったら全く書けないから、大変なお仕事だろうなぁと思います。

遥:Webライターって今、良くも悪くもプロアマ問わず多分すごい数いるよね…。記事もほんとにピンキリというか。会社として質の高い記事を生み出さないといけないとなると、マインドマッピングとかサイトの解析は手を抜けないところなのかなあ。参考になります笑

つぐこ:そうなんですただ閲覧数増やしたいだけの釣りタイトルとか、健康被害になるようなこと書いてるサイトもあってあまり良いイメージ持たれないことも多いです。

遥:Webライターって言われたら私はネットアーティクル的なのを書く人をイメージしてたけど法人に属すタイプはそーじゃないのかな。もっと自由な記事を企画したり書いたりってのは、きっとしないんだよね?

つぐこ:そうですね、法人の場合だともっとビジネス色が強いです。やってることはライターだけど、会社の人としてはディレクターみたいな感じかも。

遥:なるほど!Webディレクターと言われるとよりピンとくるかも!

つぐこ:結構ベンチャー気質の会社かも…遥さんのIT系の会社はどんな業務だったんですか?

遥:私の前職は、インターネットで映像配信するシステムを扱ってたよー。

つぐこ:映像配信!現代的や~。ネットのツールとかコンテンツ制作とか、IT系は男性が多い印象あったので遥しゃんカッコイイ。総合職なかなかなれるものじゃないし…。

遥:まじそれでさ…出張多いし大量の機材運ばなきゃで体力仕事多くて、総合職の女性社員は上にいなかった…。だから妊娠した時やめるしか選択肢浮かばなかったな!

つぐこ:力仕事や…しかもスーツ勤務はキツイ。確かに妊娠して子供産んで続けるのは色々と難しそうですね。現場に触れる楽しさもありそうだけど…。

遥:今の仕事いつまで続けたい?結婚、妊娠、出産しても続けられそう?

つぐこ:結婚しても子供産んでも続けたいかなあ。辞めることになっても、自分で文章発信してお金を得るだけの能力は盗めるはず(だと思ってる)

遥:リモートとかでも仕事できそうだけど、そういう働き方の人もつぐこの会社にいる?こどもいるから時短で働いてるって人とか…。

つぐこ:リモートは今のところいないですかね…。

遥:いずれリモートとかもできるかもね。

しゃかな:妊娠とかしても病院とかだったら産休育休使って働く母多いです。うちの病棟はほぼそんな肝っ玉母ちゃんばっかりです。でも、可愛い我が子を1歳の頃から預けて仕事したくないって気持ちもあります。実際体調悪くなったらすぐ迎えに行かないといけないのに、仕事が少し片付けばいけるけど、それまで待たせるのもつらい…。
っていうか実際今自分の世話だけでも出来てないのに(実家住みだから衣食住頼りっぱなし)、働きながら家事しながら子供育てられる気がしない。全てのことが均等に出来ないならどれかは諦めたいタイプです。

遥:人によるとは思うけど私の場合、こどもはめっちゃ可愛いけど24時間ほとんどこどもの相手しかしない生活は結構辛かったから、仕事には戻りたくなってしまった…家庭のことはおざなり!実際産んでみないと自分は主婦向きなのかワーママ向きなのかも分からないよね…

なまえ:妊娠して会社やめるときどんな感じでした?うちの会社で考えると恐ろしいことになるんですが…わたしも総合職(転勤あり)なのでめっちゃ気になります

遥:退職の半年くらい前に結構盛大に辞める辞めない騒動を起こしてたので、2度目だったし妊娠だったしもう止められなかったね…まあめっちゃ言い出しづらかったけど、とにかく力仕事多かったから、男性みたいな働き方はもう絶対無理だったから言うしかなかった…

なまえ:うちの職場では女性社員、長く働いてる人ほど未婚なのでめちゃくちゃ言いにくそう。環境によるんですね…。

つぐこ:そうですよね産休とか退職とか、言い出すのもちょっと躊躇ってしまいますよね。担当のお仕事があればあるほど…。

遥:なまえたんは、産休育休とって続けたい…よね?きっと。やめちゃいたいわけではないよね?

なまえ:正直難しいと思います。地元に帰らなきゃ子育てもしにくいだろうし、そのうち親の介護も必要になってくるだろうけど、地元には支店がないんですよね…恋人も30までには地元に帰りたいって言ってるし。今の会社でずっと働くのは無理そうだと思ってます。

しゃかな:地元に支店を創るしかない。

遥:恋人さんも同郷?他の書店とか、同業他社への転職とかは?

なまえ:同郷です。今は兵庫にいます。そして兵庫に支店がない…辞めるしかないような気がしてますなぁぁ。同業他社はブラックな気がしてあまり気が進みません…ストレスに強いタイプではないので。
地元に直営店ができるといいんですけど。帰りたい…。

遥:そーなるといいね…!でも結婚しちゃったら一回やめてしばらくパートとかにする手もあるよね!

つぐこ:今のところ得意分野を活かすことができてるから仕事はすっごく好き、でも生きるために仕事してんのか、仕事するために生きてんのか分からなくならないようにしたいです。いろいろリセットするためにもお休みはだいじ…あと世間の休み(土日)と合ってた方がいいなあ。
結婚とか産休とかはまだ現実から程遠くて見当つかず…。

遥:最後に皆さんの、理想とか目指したい働き方をお伺いしてこのテーマは締めたいと思います!
私はリモートで自宅をオフィスにできるような働き方が理想!

なまえ:うーん、自分のペースで仕事ができて、頑張った成果がちゃんとキャッシュバックされて、有給がもっとあって、それが十分に使える仕事だったらいいのになーって思います。そうなると今の仕事はまるで違うんですけど…。

しゃかな:理想の働き方、働きたくないですな…マンションとかコインパーキングとか買って家賃収入を得たいぐらい働きたくないっす笑
目指したい働き方は笑顔で働くこと。笑顔は大事だと思うし、どんな仕事も結局サービス業的な部分もあるし、つらい仕事も楽しく働きたいなら挨拶と笑顔は大事だなあと思い知らされております。

なまえ:あ、理想の職場はポメラニアンのいる古本カフェです。

遥:おおおお~いいねいいね…!心から笑えることは大事…。そして私も本好きだから、ブックカフェめっちゃ憧れる笑

つぐこ:私の理想は挑戦させてもらえる環境であることですかねぇ…。"できるかどうかはわからない、でもできたら確実に大きな利益をもたらせる、私個人も成長する"っていう会社側としては賭けみたいな仕事にチャレンジさせてもらえたら嬉しいです。モチベーションあがるし。
前までは割り振られたお仕事を淡々とこなしてくだけで充分って思っていたけど、やっぱりそうなるとどんどんやる気も無くなって仕事中にボヤッとしかねない…私なら尚更…笑
あとはやっぱり残業ゼロ休日出勤ゼロ完全週休二日でありたい。休みがしっっっかり保証されてたほうが成果も上がると思うんですが、欲張りかなあー。

遥:つぐこにはぜひ何年先もそんな志で仕事してほしい…
休みしっかりしてたほうがパフォーマンス上がるのは確かだよ…日本は早くそれに気付くべき。

つぐこ:いつまで持つかな〜?感はありますね笑
無理をするのが美しいと思い込んで生きてきたので、そうじゃないと気付けてよかった…

うめぼし:無理しちゃダメだよ自分を守れるのは良くも悪くも自分だけだよ…つぐこの考え方好きだから全人類に広まってくれ。

遥:いろんなお仕事に就く女性の生き方を知ることができて面白かったです!ありがとうございましたー!

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