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【 ごみ拾いの神様 】

2010年6月ごみ拾い活動を始動しました。

なぜ、ごみ拾いを始めたか?

よく質問される事なのでご案内申し上げます。

まずは、千葉のラジオDJ KOUSAKUさんを
鹿児島・宮崎・福岡で活躍されてる
ラジオDJ POCKYさんに

” 逢わせたいひとがいるんだ‼︎ “

と、私のベースである鹿児島に来られた時に
誘われ3人+数名で食事に行きました。

食事会解散後、
千葉のDJさんとふたりでBARに行き語り合いました。

彼から突然、誘われました。

「ごみ拾いを、始めようかと思うんですが、
 いっしょにしませんか?

 僕は千葉からSTARTしてごみ拾いを拡めていくから
 鹿児島から雄真さんがSTARTして拡めていって、

 いつかみんなでごみ拾いしよう
‼︎ 」

1996年4月から個人的に立ち上げたイベント団体で
ボランティア的なことも始めていたので断る理由は何も無くSTARTしました。

正確に言えば誘われたのはキッカケでした。

何年か御寺の住職さんの付き人をして得度という
僧侶の初級みたいことも体験していたので

「功徳を積む」

その事の意味
大切さや幸運を呼び込むような作用があるのでは、
御寺での見たことや聞いたことで
たくさん体感してきましたので
そのように感じていました。


御寺の修行のひとつに
下座行(げざぎょう)というものがあります。

下座行とは、

僧侶の世界では
「下座行」と言えば「掃除」の事です。

日々、僧侶は早朝より下座行の時間を実践します。

掃除は精神修行という視点もありますが
単純な清掃という視点を外しても、
掃除をすると普段見れない光景や気付けない風景が
観れるなど新たな刺激を受けることもあります。

余談ですが、

廊下に雑巾を置き、
両手をつけて木目に沿って小走りで走る。

いわゆる、『雑巾走り』

この景色をイメージしていただきたいのですが

「このおご時世なのに
モップ掛けではダメなのですか?」と質問した際に

“ 眼線を低くして
 細かい埃や小さな汚れまで清掃する為だ。
 裸足で作業をするのは清掃後は裸足の足の感触が
 全然違うのでそれを確認する為 ”と住職に
 教わりました。

一心に掃除すれば
ひと時ではありますが雑念や悩みが消え、
洗心と言い方もしますが
心や脳のリフレッシュにもなります。

花や山々や樹々
普段見慣れた景色が綺麗に観えたり、
やさしい気持ちになれたりすることもあります。

一般にお参りに御寺に来られた方々と
時にはいっしょに清掃をしながら、
その下座行の意味合いをお伝えする
ということを私はしてました。

つまりは、
下座行(ごみ拾い)をする事が功徳を積む
ということになるのでは考えたのです。

また、「利他行」という言葉もあります。

利他行とは自分のことよりも他人のことを優先する行のことです。

簡単に言えばバスや電車で他人に席を譲るというような
思いやりの行いのことです。

【 下座行+利他行=功徳を積む 】 

その効果が“ ごみ拾い ”にはあるのでは、
ごみ拾いが出来るような心になると、
バスや電車で席を譲るなど
他者(ひとや動物、植物)に対する
思いやりのこころを衒う事無く
出来るのではそのように思い。

また、ごみ拾い活動を始めることで、
その場所とキッカケを提供できるのでは‼︎

そう願い
そう思い
ごみ拾い活動を立ち上げました。

実際に、

ごみ拾いは他人様が落とした運を拾う“運拾い”

言われる方もいらっしゃいます。

以前、著名なスピリチュアルカウンセラーの方と
ごみ拾いの話をした際

「ごみ拾いをすると
 その土地の地神さんや水神さんが喜びます。
 必ず、何だかの形で感謝を伝えて来ます
‼︎

と言われました。

小さなことですがごみ拾いをしていると

「お疲れ様です」
「ご苦労様です」
「ありがとうございます」

全くの見知らぬ方から
声をかけていただく事も多々あります。

私の目標は、ごみ拾い活動が個人で行うのは別として
「ラジオ体操」のように誰でもどこでも
分け隔てなく参加出来る。

幼い頃、正月やお盆休みに祖母の家に行った際に
その場所のラジオ体操に参加する‼︎

そんな感じにするのが目標です。

最後にお伝えしたい必ずいらっしゃると思います。

【 ごみ拾いの神様 】

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