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#前世の大親友と再会#マウントシャスタ 私の体験談

2001年 アメリカ マウントシャスタでの体験談

超強力スピリチュアルな力を持つ住職、
その方のお付き兼弟子
その当時の自分の仕事です。

仏跡や聖地巡礼などで世界12ヵ国くらいをまわらせて頂きました

インドで天空に丸い輪っかの虹が現れたり
不思議な体験は幾度も体感したが
その中でも強烈な出来事を経験した
アメリカのマウントシャスタ

サンフランシスコ国際空港から
車で5時間くらいドライヴな場所

アメリカ カリフォルニア州 マウントシャスタ


ヒーラーやスピリチュアル系の人たちの中では
有名なアメリカのパワースポット
聖なる山と呼ばれる火山 
マウントシャスタ(シャスタ山)

スピリチュアル系に興味の無い方でも
一度は身近にこのマウントシャスタの雄姿は
目にしたり、手にしたりした事がある方も
多いと思います。

ミネラルウォーター クリスタルガイザー


コンビニとかでも売っているミネラルウォーター
クリスタルガイザーの水源地
ラベルに写っているのが
マウントシャスタ(シャスタ山)


さて、本題

約1週間くらいマウントシャスタの麓で生活して
周辺の湖や川や山麓で住職たちが
瞑想したり時には川の辺りで5時間ぐらいの読経
(お経を読む)や湖に肩まで浸かり読経をする
水行を行うといった修行のために
聖なる大自然に包まれたこの土地を訪れました。

自分は、その修行のサポート
修行に適した場所をリサーチしたり
様々な住職の要件を代行する
そして弟子でもあるので
要件が無い時間は修行をする
そんな感じでした。

ある日、キャッスルレイク(キャッスル湖)という
湖水は透き通り美しい神秘的な湖で
水行後に湖の辺りで
5時間くらい読経をしていました。

キャッスルレイク

目は経本(お経の本)を見つめお経を口にして
読むのですが
脳裏にショートムービーのような画像が浮かぶ

そういった現象を体験する事があります

トリップするのか⁈何なのか⁈
説明は出来ませんが…。

わたしはスイッチが入ると自分では思ってますが

今では読経をしてない時でも
テレビを見ていたり音楽を聴いていたり
人と話をしていても
勝手にスイッチが入る時もあります。

時間にしてはほんの数秒のわずかな時間ですが
” 誰だ⁈この人、どこだ⁈この場所 “
なんて事も多々あります

キャッスルレイクでもスイッチが入ってしまい
ショートムービーが浮かびました

『 金髪の長い髪の毛の長身の方が
 (性別はわかりませんでしたが)
  赤い車を止めて慌てた様子で車のドアも閉めずに
  わたしの方に駆け寄って来ました。
  まるで発車ベルのなっている電車に
  駆け込み乗車して間に合った
‼︎
  ホッとしている表情で
  優しい眼差しで自分を見つめている 』

そこでショートムービーは終わりました。

その頃は頻繁に体験する出来事でしたから
気にも留めなかったのです。

数日後、
BLACK   BEAR DINER (ブラックベアーダイナー)という
ファミレスのような場所で食事をしてレジの際にレジ横に
陳列してあった一枚のミュージックCDに
強く興味を惹かれましたが
購入することしませんでしたがやたら
気になるCDでした。

BLACK BEAR  DINER  熊の後ろに見えるマウントシャスタ

強烈に気を惹かれたCDに出逢った翌日
修行場に向かう車中で住職から

『 朝、修行場に向かう車の中で「明日に架ける橋」を聴きたいから
  明日は聴けるように
  今日、何処かでCDを手に入れて来てくれ‼︎  』

お使いを申し受けました。


「明日に架ける橋」(Bridge over Troubled Water)サイモン&ガーファンクル 1970年に発表した楽曲。サイモン&ガーファンクルの最大のヒット曲とも言える曲です

住職からのお使い指令はいつもこんな感じでした
『 あの山の頂上から
  見える景色を見たいから山に登って
  写真を撮ってきて
  お前の意見を聞かせてくれ‼︎   』などなど。

話は、それますが
その日はわたくしも修行予定で
袈裟と衣を身に着けていたので
アメリカの小さな商店街を
物珍しい僧侶の格好でカタコトの英語で
ウロウロと明日に架ける橋のCDを探すので
目立ってしまって写真を撮られまくるは、
アリガトー‼︎とか
知ってる日本語を話しかけられるは、
俺は横浜に居た事があるけど
〇〇さんを君は知ってるか。
など大変なザワザワでしたが、
そのおかげで現地の方に
CD屋さんに案内してもらい

サイモン&ガーファンクルの
ベスト盤のCDを手にする事が出来ました。

そのCD屋さんでレジ横でまた出逢ったのです。
BLACK   BEAR DINER 
(ブラックベアーダイナー)という
フェミレスで気になったCDに

もうコレは何か知らんけど、
買うべ
‼︎買っちまうべ‼︎   購入しました。

その夜のできごと

私たちは人里離れた場所で
ロッジ風な家をレンタルしてました

夕食を済ませ
写経をしたり本を読んだり
寛いだ時間を過ごしてました

夜の9時くらいだったと思います
ドアをノックする音が聞こえました

人里離れた場所、
鹿や野鳥や虫の鳴き声の透き通るような時間に
来客の予定も無いのにノック音
そして、そこはアメリカ

多少の恐怖感がありましたがドアを開けました

和んだ顔で背の高い男性が話かけてきました

『 近所に住んでいるんだけど、
  この家がめずらしく灯りがついているから
  気になって声を掛けたんだ。      』

その時は私は
カンボジアのアンコールワットのTシャツを
着ていたんです

そのアンコールワットの絵柄が彼は気になったらしく
どこから来たのか?
何しに来たのか?
いつまでいるのか?
一気に質問に答える間も無いほどに
興奮気味な彼から話しかけられました。

“ 僕らは仏教の修行の一環で来ました‼︎  ”

やっと質問に答えるとかれはまたテンションがあがり
『 僕はチベット密教に強く興味があって
  仏教にも興味があるんだ
‼︎     』
と、うれしそうに話かけてくれました

『 僕はミュージシャンなんだけど、
  すぐ近くにスタジオがあるんだ
  明日、バンドメンバーの集まるから良かったら
  僕の音楽を聴きに来てくれ
‼︎  』

“ Are you a musician? ” 

“  あなたミュージシャンなの⁈ 
今日、気になったCDがあって今日買ったんだよ
‼︎  ”

『 何のCDを買ったんだい? 』

“ コレだよ‼︎  ”  買ったばかりのCDを彼に見せました

『 OH MY GOD!!!!!! 』

彼はビックリした表情で
『 このCDは自分のCDだよ‼︎ 僕の音楽だよ‼︎    』

その時にピン‼︎と来ました

長い金髪の髪、長身⁈
もしかして、、、。

“ あなた、もしかして赤い車に乗ってる? ”

『 なぜ知ってるんだい?
  見えたのかい⁈ 
  赤い車に乗ってるよ
‼︎ 』

そう言って赤い車を見せてくれました。

赤い車から自分に駆け寄ってきた姿が
自分のスイッチの入った時に観た
ショートムービーそのものでした。

彼は興奮気味に
『何故、赤い車がわかったんだい⁈
 そしてなぜ僕のCDを買ったんだい⁈

 やっぱり、
 ブッディスト(Buddhist)はスゴいなあー
‼︎  』

ブッディスト(Buddhist)とは、仏教の信徒である仏教徒の英訳

翌日、彼のスタジオに招待していただいて
彼の音楽を楽しまさせていただきました。

彼との会話、彼の音楽、人柄、雰囲気
すごく懐かしく親しい感覚がありました

別れの時間がすごく切なくて。

そのスタジオからの帰り道

満点の星空の下
住職から静かに告げられました

『 お前。彼と逢ってどう感じた? 』

“ とにかく彼とずっと話していたいくらい、
 昨日逢ったとは想え無いんです
‼︎  ”

『 そうだな。そうだよな‼︎ 
  お前とかれは前世で大親友だったんだぞ。
  お互いに記憶はないけど、
  魂が引き合わせたんだぞ
‼︎   』

あれから20年、彼のCDも行方不明になった。

Facebookでマウントシャスタの画像を
発信している方がいらっしゃいまして
CDの事やミュージシャンの事を伝えたら
いろいろと探して頂いて
彼のCDを発見してくれました

YouTubeを検索したら
今、現在の彼の姿が
インターネットを通してだけど
何十年振りに彼と再会出来て
うれしくて泣きそうになりました。

まだ音楽を続けていてくれてありがとう‼︎

髪の色が変わったけど、彼の発する音楽のやさしさは何も変わって無かった

彼の名は

Anton Mizerak

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