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競歩はメジャースポーツになりうるのか① 現在見られる問題点

好きなことをゆるく書き連ねるコーナー
ヤマダです。

現在の日本で、競歩の競技人数は一般的に約2000人と言われています。
近年では、オリンピックでの日本選手の活躍により高校生を中心に増えているのではないかと私は思います。
しかし、仮に500人増えたとして2500人という競技規模になります。
競歩はあくまで陸上競技の中の1種目でありますし、競歩という独立したスポーツではないため一概に他スポーツの競技人数と比較することはできません。
おそらく1番競技者が多い年齢層である高校生の県大会や地区大会、それにインターハイを見たことがある人はわかると思いますが一二を争う程に競技人数が少ないです。(地区ごとにバラツキはありますが)
加え、地区大会では人数が少ないため出れさえすれば県大会に進むことができます。
インターハイに関しては8種や4種競技と同様に県大会、ブロック大会の上位4人までしか進むことかできません。(他競技は6人進むことができる)
高校生では、主に競歩を行う人は長距離から競歩に、又は中距離から競歩に転向する人や掛け持ちで行う人がほとんどを占め、始めから行ってる人は聞く限りゼロに近い状態です。
他の競技で高校生の競技人数を見てみると男女合わせて、サッカー野球バスケットで10万人を優に超えており競歩も1部とする陸上も10万人近くの競技人数を有しています。(平成28年度 高体連加盟登録状況及より)
割合ですると高校生に加え、全競歩競技者を含めても僅か2%でしかありません。
では何故走る、跳ぶ、投げるの性質も持たない陸上競技で独立した存在の競歩がこんなにも競技人数が少ないのか
それはまた次回に

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