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潤ちゃんの旅するNゲージ

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潤ちゃんが旅や鉄道の思い出をNゲージコレクションやジオラマとともに綴ります。
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記事一覧

あの頃の札幌駅

あの頃の札幌駅

地平時代の札幌駅を僕は知らない。

高架化されて民衆駅が解体されJRタワーへ生まれ変わろうとする時期の札幌で幼少期を過ごした。
札幌駅本体はいち早く高架化されたため改札から旧線路や民衆駅跡を細長い通路を通り駅前通に出たのが一番古い札幌駅の記憶。

だからこそ地平時代の札幌駅の光景に昭和の札幌を想像する。
自分が生まれた頃には国鉄生まれの車両もJRの塗装になっていたが、だからこそ写真で見るクリーム色

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都営6000系の隠居生活

都営6000系の隠居生活

都営三田線。
この路線には色々な思い出がある。

その元祖の車両都営6000系が秩父で隠居生活を送っていると聞いて埼玉の山奥へ。

東京を離れた今でも元気に活躍を続けていて地域の足となっている。

シンプルな内装は都心の第一線でバリバリ働いていた時の雰囲気を残す。
ちょっと古ぼけた車内アナウンスの声もまた味がある。

そんな車内で三田線を走っていた頃を想像しながら長瀞の渓谷を眺めたので

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#3 イメージと違った中央特快〜潤ちゃんの旅するNゲージ〜

#3 イメージと違った中央特快〜潤ちゃんの旅するNゲージ〜

オレンジの電車といえば僕は中央線である。101系の登場以来伝統のカラーリングは都心のビル群から外濠、八王子青梅などの郊外の景色にもよく映える。

2017年の5月、当時東京に住み始めた僕は二ヶ月ぶりに弟と会うことに。これほど弟と会わない期間は初めてで弟は就職活動で来ていた。

市ヶ谷でお昼ご飯を食べて東京駅から成田空港行きのバスに乗る弟を送る為に市ヶ谷の駅へ。

「オレンジ一色の電車はもうい

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#2 205系誕生から34年〜時代を繋いだ名車〜

#2 205系誕生から34年〜時代を繋いだ名車〜

1985年1月31日この日に205系量産先行車が山手線にデビューした。

僕の幼少期の東京都心を走る列車のイメージは209系京浜東北線と205系山手線だった。

東京へ来るようになった頃には山手線から撤退していたが武蔵野線や京葉線ではまだまだ走っていた。活躍の場が改造ののち仙石線に移ったものや富士急や海外で第二の人生ならぬ車生を送るものまでいて国鉄からJRへ移り変わる時期から今日まで長く活躍した歴

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#1 初めて買ったNゲージ 「山手線 E231系」

#1 初めて買ったNゲージ 「山手線 E231系」

僕が初めて買ったNゲージはTOMIXのE231系山手線だった。

12年前にお年玉を貯めたお金で当時札幌の発寒にあったトイザらスで買った。

Nゲージというものを知ったのは幼稚園の頃母が買ってくれたTOMIX図鑑がきっかけ。母は電車の図鑑のつもりだったのだろうが、本物と間違えるぐらい精巧な造りに魅了された。

それから憧れ続けたNゲージをついに手にして自ら運転した時の興奮は今でも忘れられない

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潤ちゃんの旅するNゲージ始めます

潤ちゃんの旅するNゲージ始めます

皆さまいかがお過ごしでしょうか?
BSテレ東のドラマ「神酒クリニック」が乃木坂の山下美月ちゃんの圧倒的可愛さだけでなくドラマとしても面白いので毎週楽しみにしている
潤ちゃんです。

僕の自宅には200両を超えるNゲージの車両があり、その他にも思い出深い風景などを再現しているジオラマがあります。

そんなNゲージの車両達を中心に旅や鉄道の思い出を語りたいと前々から思っていました。

そこで今後旅と鉄

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