西野七瀬卒業コンサート考察

先日行われた西野七瀬卒業コンサート。

僕は弟が取ってくれた江別のライブビューイングに行った。
ライブビューイングでの見方がよく分からなかったのが開演前の不安だったが、直前にスクリーンで楽しみ方を教えてくれて普通のライブと変わらないことを知った。

一曲目の「気づいたら片想い」で西野がアカペラで歌い出した時、すでに僕はグッと来ていた。
2013年から本格的に乃木坂ファンになった僕にとって一曲一曲が思い出深い曲ばかりで「遠回りの愛情」で斉藤優里につられて号泣する前から何度もグッと来ていた。

メンバーもそうだっただろう。
明るく送り出そうとしても寂しさを抑えきれない姿が印象的だった。

今回のライブ構成は素晴らしかった。
泣かせにくるエモエモブロックで涙腺が崩壊しそうになるタイミングで盛り上がる曲が来てしんみりしないようなバランス感覚が絶妙だったと思う。

それでも最後に笑顔で光合成希望を歌う西野七瀬の隣で大号泣する斉藤優里と高山一実の姿にはもう抑えきれなかった。推しの涙には弱いものだ。

今回のライブには西野七瀬を明るく送り出すこと以外にも裏テーマとして次世代への継承もあったように思える。

卒業メンバーのポジションに3期生が入ったり深川麻衣のソロ曲「強がる蕾」を4期生が歌ったりこうして乃木坂の魂というのが受け継がれて歌い継がれていくように感じた。
今のメンバーのまま変わって欲しくないけど変わることを受け入れなければいけない。

今回は「つづく」ということを考えさせられた。西野七瀬も乃木坂というグループもファンもみんなこれからも続いていく。
終わりじゃない。

帰りの電車は西野七瀬卒業コンサートが終わってしまった寂しさと清々しさが入り混じっていた。

#乃木坂46 #西野七瀬 #西野七瀬卒業コンサート


ラジオとアイドルと鉄道模型に特化した人間です。 こちらでは鉄道模型作品の発表、自宅のNゲージタウンの日常や坂道48を中心としたアイドルの話などをしたいと思います。 週一回更新「潤ちゃんのリインカーネーション」