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武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科 クリエイティブリーダシップコース クリエイティブリーダシップ特論 第五会 江渡浩一郎さん 6月15日

1.江渡浩一郎さんについて

今回クリエイティブリーダシップ特論の講師は産総研の江渡浩一郎さんである。江渡さんは学生時代からメディアアートで様々なおもしろい作品をつくって、一番興味を持っている作品は「Modulobe」、なぜかというと、テオ・ヤンセンの作品を思い出した。

テオ・ヤンセンの作品は簡単に言うと「動ける彫刻」。動いている環境全然違うけど(仮想空間と現実空間)、形が似てて急に思い出した。はじめにこの作品を見ると驚いて「これは生物じゃねぇの」と思うが、一番違っていることは、「Modulobe」は共創を中心にユーザーたちがマッチ棒でと一緒におもしろくて新しい生物をつくってWebに投稿し、ほかの人がまたダウンロードして、新しいモデルをつくって「共創」ということを徹底すること。テオ・ヤンセンの作品は自分の思考を可視化して、現実世界で完成して自然とあわせてコンセプトを解釈すること。

もしこの二つの形を融合して、ワークショップなど形式でユーザーたちが一緒にテオ・ヤンセンの作品みたいな動ける彫刻を作れば、なんかすごく可能性出てきたでは(「Modulobeを現実化する」など)。

2.Nupediaの失敗とWikipediaの成功

もう一つの例は世の中ですごく有名なウエブサイトであるWikipediaである。

実はWikipediaの前身はオンライン百科事典「Nupedia」、従来の百科事典を目指していたが、インターネットのメリットをまだちゃんと発見して挫折した。2001年にWikipediaを開始して、ユーザーたち(主にNupediaの査読者)と共創を中心に一緒にメタルールを構築し始めて、「偏向を避ける」を元に「中立的観点」ってルールをWikipediaの中心的ルールになり、だんだん成功して世の中で有名になっている。

この例から見ると、Wikipediaは百科事典が持つ従来の価値観を覆して
「知識を便利に共有して、より時代にふさわしい観点になる」というインターネット時代にふさわしい意味を進んでいる。簡単に言うと、「百科事典」に意味のイノベーションをした。

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引用:https://www.wikiwand.com/zh-hans/Nupedia

3.迷い

プレゼンテーションの最後に、江渡浩一郎さんが「未来を予測する最善の方法は、それを発明することだ。」というアラン・ケイ(Alan Key)氏の名言で終わった。たしかに半年まえぐらいこの文をはじめてみてすごく共感している。自分も半年ぐらいかかってたくさん本や文書読んで未来のトレンドとかを予測してその方向に進んで行きたいけど、はやり実践しないとどう予測ししても間違うかもしれない。最近自分もこういう質問について自分に聞きまくって修士二年間で何かやらないと時間がないって感じ強くなっている。

最近クリステンセンさんの著作『How Will You Measure Your Life?』を読み終わって、人生の意味やキャリアを深く考えときたい。来年、この文章を見るとどう思うかなぁ、その時の自分はキャリアとかやりたいこととかよりはっきり決めたかなぁ。

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引用:https://www.amazon.com/How-Will-Measure-Your-Life/dp/0062102419

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