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なんてことない 日記 - 宇宙はFantasy


のほほんと食後のデザートをつまんでいるときに、何やら難しそうなYouTubeを食い入るように見入っている子供がいるんですよ。


子供「宇宙のその先はどうなってるん?何があるん? 👧 」

あんまし難しい質問しやんでください 🥺

夫「宇宙は丸い説があるから ある意味その外側はあるよな 👨 」

私「え、宇宙って延々とだだっ広いんちゃうん?広がる宇宙に夢とロマンが溢れてるんちゃうん? 👩 」

(イメージ的にワークマンのCMソング的な、開けたユニバース)


広がる未来に 夢があふれてる
家族を思えば 頑張れるはずさ

風に吹かれて…  ~「ワークマン」CMヴァージョン~
/ 吉幾三



子供「宇宙は丸いって聞いたことあんで 👧 」

夫「その説を証明したのがポアンカレ予想やねんけど100年もの間誰にも証明できへんかった難問やねん、それが近年ロシアの数学者が解き明かしたんや。

分かりやすう言うと地球につないだ長いロープ(便宜上 端A)をロケットにくくりつけて宇宙を様々な場所を巡る、その後ロケットが地球に帰ってきたらロープ(便宜上 端B)を手繰り寄せることがでけたら宇宙は丸いってことらしい。もし宇宙がドーナツみたいな形やったら穴にロープが引っかかって回収でけへんちゅう理論やねんて 👨 」



私は神妙な顔をしつつ、やべえ 何言ってかさっぱり分かんねー、多分この話に『コブラ』も『聖闘士星矢』も出てこないってことくらいしか分かんねー… そもそも宇宙をあちこち行っても余裕のある長っっっっっいロープなんて存在しうるのだろうか? こんなアホみたいな質問、ようせんわ と自問自答していました。




お風呂の中で、何やさっきのロープの話難しかったね と子供に話すと

子供「ウチが聞きたかったんは宇宙の先にはどうなってんのか、何があるんか や! 👧 」


と、大変不服そうなご様子でした 🤣




ポアンカレ予想を証明したのはグリゴリー・ペレルマン博士です。生意気で恥ずかしい限りですが、私はどうにもポアンカレ予想の証明を信用することが出来ず ペレルマン博士のWikipediaを調べて見ました。数学教師の母親の英才教育の元、自身も数学と科学を好み 1982年 16歳のときに国際数学オリンピックに出場し 満点で個人金メダルを取得したそうです 🤯(当時最年少記録)

人付き合いを嫌い、マスコミを避け、栄えあるフィールズ賞やその他の賞を辞退し スウェーデンでひっそりと今も研究を続けているであろう博士。

ほんまもんの天才やないかい、そら証明しますわ。


数学まるで駄目なワタシがこう言うのもなんですけど...… トッテモ憧れちゃいますね、阿呆として…




ただどんな天才が何人集まろうと残念ながら現代ではうちの子の質問に答えられないと思います、だって悔しいけど誰も宇宙のその先がどうなっているのか、何があるのかは見たことないと思うので。

見てみたいよね、エリア51にはそのテのフィルムとか隠されてないかしら?


その答えは全然分からないし、子供には答えられないけど 今は 誰もが皆 心の中にある宇宙を、世界が相手になろうと消し去ることのできない空想 で 我慢しときます。


Every man has a place, in his heart there's a space
And the world can't erase his fantasies

Fantasy / Earth, Wind & Fire




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