見出し画像

ベトナムハティン省ロクハ県ホド地区スアンタイ村のカニ養殖

ベトナム首都ハノイの中心部から、南へ車で、6時間30分ぐらい行ったところに、ベトナムハティン省ロクハ県ホド地区スアンタイ村がある。

スアンタイ村のある家族の集約的なカニ養殖が活発に行われている。

ある家族の集約的なカニ養殖モデルは、2トンの商用カニを生み出すと予想されている。

水面の広さは1ヘクタール、初産で1万品種を放流。エビやカニを養殖してきたが、病気にかかりやすく、経済効率の悪い地域であった。

ハティン省農業普及センターの技術スタッフの指導の下、一家は約 1 億 8,000 万 VND を投資して池を改修し、工業用飼料を使用した商用のカニ養殖モデルに転換した。

モデルに参加するとき、家族は処方された種子、食料、その他の材料の 50%の支援を受けた。手順を確実にすることで、この家族の集中的なカニ養殖モデルは、最初の養殖シーズンの後、大きな成功を収めることができた。

このカニ養殖の家族は、特に、これまでのようなゴミ魚を使ったカニの飼育に比べて、工業用食品では毎日エサ探しに悩む必要がなくなり、カニは順調に成長し、生存率も高く、多額の投資を抑えることができ、費用が少なくなり、経済効率が高くなったそうだ。

今年の天候は養殖にとって、とても不利であり、特に塩水源はより入手しにくかった。しかし、適切な技術的ケアにより、現在まで、5 か月以上の飼育の後、池に生息するカニの生存率は 65% 以上に達し、1 匹の魚の平均重量は 0.3 ~ 0.4kg であり、期待される収量はほぼ 2 トン。

市販のカニ。平均販売価格は 1キロ当たり250,000VND(日本円で約1,480円ぐらい)で、コストを差し引いた後、このモデルは約 2 億VND(日本円で約120万円ぐらい) の利益となるそうだ。

ハティン新聞社より

大規模なカニ養殖と比較して、集約的なカニ養殖の効率は 50 ~ 60% 向上し、最大養殖期間は約 6 か月続く。

長期的には、工業用飼料でカニを飼育することで、小魚をカニの餌として、自然から搾取する圧力が徐々に軽減され、生態環境の保護に貢献することが出来る。

さらに、価値の高い水産物の供給源を増やすことにも役立ち、国内および海外の消費者市場向けの品質と量を確保出来る。

大規模なカニ養殖と比較して、集約的なカニ養殖の効率は 50 ~ 60% 増加しだそうだ。

ホド地区人民委員会副委員長は、地方政府は引き続き人々を調査し、動員して訪問し、学び、モデルを徐々に再現して、地域で持続可能なカニ養殖を開発していくと公言した。

効率の悪い養殖場で、カニの集中養殖を実施することは正しい方向であり、土地と労働力の利点を活用し、水面の利用効率を向上させることができる。

特に、商業的なカニ養殖における工業用飼料の使用は、人々が以前に食料源を見つける際に遭遇した困難のいくつかを解決するために克服する必要がある新しい技術の1つだそうだ。

ここにも、毎年の台風の襲撃による暴風雨、大洪水被害に苦しむベトナム中部地域でハティンで、ベトナム政府とハティン省が牽引する支援策が色濃く、支援している。

#ベトナムハティン   
#ロクハ
#ホド
#スアンタイ
#カニ養殖   
#東城敬貴     
#ケイヤン                   
#アイアジア                   
#毎日note                   
#外国人就労者24時間相談支援体制

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?