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ベトナム人の海外労働の動向について㊵タインホア省②

韓国でのベトナム北中部タインホア省出身の韓国在住の海外労働者の逃亡や不法滞在の割合は、依然として高いと報道されている。

ただし、労働者を海外に派遣する作業には、実施プロセスにいくつかの制限があり、海外に派遣される労働者の一部は、企業の労働と受入国の法律を厳密に遵守していない。

また、離職率、契約満了後も​​帰国せず、仕事を続けて不法滞在する海外労働者の割合が依然高い。

2022年8月16日、国際労働機関、労働傷病兵社会問題省の中央経済委員会が主催する労働および海外で働くベトナム人専門家に関する科学ワークショップでの発言。

ベトナム政府労働省副局長のレディンチュン氏は、タインホア省の戦争傷病兵局と社会問題局に対して、タインホア省は、ベトナム人労働者のイメージに影響を与える法律により、契約が期限切れになり、違法に生活する常態となった海外で働くタインホア省出身のベトナム人労働者の状況に直面しなければならないと述べた。

高所得の韓国の海外労働市場では、海外労働者が契約を離れて、出勤したり、契約終了後に帰国しない状況により、タインホア省出身者の中で、既存の韓国での不法就労者が多い県での韓国への新規海外労働者は、一時停止している。

現在、2022年6月30日現在の海外労働センター (労働傷病兵社会問題省) の統計によると、韓国で不法に働いて居住しているタインホア省出身のベトナム人労働者の数は、合計 890人であるそうだ。

6,000人以上のベトナム人不法滞在労働者が依然として、韓国で働いており、タインホア省出身のベトナム人海外労働者は、韓国に不法滞在している全労働者数の8.77% を占めているそうだ。

2022年現在、タインホア省には、韓国で働く海外労働者の新規受入れを停止している2つの地域がある。ホアンホア県とドンソン県である。これまで、韓国で働く労働者の受け入れを一時的に停止していた他の4つの地区は、タインホア市、トリウソン県、チューホア県、ガソン県であったそうだ。

また、中国、タイ、ラオス、カンボジア等の一部の国において、不法就労や不法滞在を目的として、おびき出され、斡旋されて出国する事態が増加する傾向にあり、労働者自身の被害や労務管理上の困難に直面している。

すべてのレベルの当局、大衆組織、および労働輸出企業との関連部門の間の調整は、緊密では、まだまだなく、同期していない場合が数多くあるという。

資本を借りる手続き、労働輸出労働者に有利な条件を作り出す手続きは、依然として多くの困難と問題に直面している。

引き続き職業訓練に力を入れ、労働輸出の質を向上させるしかない。

労働力輸出を通じて労働力を再構築するために、タインホア省は、引続き政治システム全体の参加を促進し、タインホア省の人々が、労働力輸出の国策の大義を理解して、参加するよう宣伝し、動員することが早急な課題となっている。

手続き面で、海外企業や海外労働者にとって、有利な条件を作り出すための行政改革を引き続き推進する。職業訓練などの海外で働くタインホア省の人々を支援する政策を実行して、具体化していく。

特に、タインホア省は、違法な労働力の輸出、特にカンボジアに不法に誘い出され、だまされている労働者に注意を払い、防止することも課題である。

さらに、タインホア省は、労働者の輸出前、輸出中、輸出後の労働者のデータベースを調査し、構築を迅速に行うことを優先するとしている。定期的な検査と監督を強化して、労働者を海外に派遣する作業の適切な実施を確保するとしている。

〜 次回に続きます 〜

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