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ベトナムハテイン省カンロック県テインロック村のレーメロンについて

ベトナム首都ハノイの中心から車で南南東へ7時間かかる場所に、ハテイン省カンロック県テインロック村というベトナムで有名なメロンを栽培している地域がある。

テインロック村を訪れるとメロン畑が一面に広大に広がる。



ここのメロンは、日本でのメロンと違って皮がスムーズにむけて、"レーメロン"と言われる。

レーメロンは、高収量の短期作物で、播種から収穫までの期間は約5560日間だ。

レーメロンの収穫期間は1ヶ月で行う。収穫と販売の進捗を確実にするために、農民は植え付けをいくつかの段階に分けて、収穫時期をそれぞれズレるように工夫している。

長年の経験の中で、テインロック村の人たちが栽培しているレーメロンのサイズは、他のところのどのメロンより大き目だ。特に、農薬の使用が厳しく制限されているため、このレーメロンは安全で甘く、多くのお客様に人気がある。

レーメロンの栽培はとても難しいため、村人たちは、本や研究資料を積極的に研究し、効率的で安全な生産技術を学び続けてきた。

このレーメロンの栽培には、数十年の経験があるので、肥料、水やり、発根エリアを慎重に選び使用し、適切なタイミングで上部を剪定し、洪水の起こりにくい乾燥した砂質土壌に植えることにしてきた。

同時に、化学物質の使用を最小限に抑えながら、石灰、ニンニク、唐辛子の混合物を適切な速度で培養することにより、害虫駆除を実行してきた。

現在、テインロック村には45ヘクタールのメロンがあり、平均して1サオ(ベトナムの中部で1サオは500平方メートル)あたり、0.81トンのレーメロンを収穫出来ている。費用を除くと、テインロック村では1サオ(500平方メートルあたり、2千万ドンから2500万ドンVD(日本円で約10万円から13万円ぐらい)を稼ぐことが出来るようになった。

レーメロンは、テインロック村の農家の人たちの生産価値を高め、収入を増やし、生活水準を豊かに向上させてきた。

真夏に良く似合う甘くて涼しげなレーメロンは、ベトナム中部の田園地帯の猛暑を和らげ愛らしい香りを漂わせている。

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