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あたたかい家族との時間

家族でのんびり過ごす週末は、私にとって格別な時間だ。


この週末、パパの実家に行った。

パパのご両親は、分け隔てなく与えてくれる人たちで、私にも本当の娘のように接してくれる。

ご近所さんなこともあり、私1人でふらっと遊びに行くことも多い。


ひょんなことから、少しの時間実家で飼っているワンちゃんと3人でお留守番することになった。

ご両親はとても仲が良く、2人でお出かけすることも多いのでよくあることなのだけど、このあいだもそうだった。

ワンちゃんは、いつも玄関先まで飛びついてくるくらい懐いてくれている。
あまり人見知りせず、甘え上手でとてもかわいい。


待っているあいだ、並んでソファに腰をかけ、ワンちゃんが私の膝の上でお昼寝。

たまにワンちゃんを撫でたり、ゆすって声をかけてみたりするんだけど、ぐっすり眠っていた。

大きな窓から陽射しが差し込んできて気持ちがいいし、足元はワンちゃんの体温とストーブからの風でぽかぽかしている。

見てもない通販番組がテレビから流れていて、ちょうどいい雑音にうとうとして、パパの肩を借りて私もお昼寝してしまった。


特に何をするわけでもなく、何気ない時間だったけど、すごく穏やかで幸せに感じた。

こんな時間をたくさんつくりたいなと思って、「赤ちゃんが産まれたら、土日はこうやってのんびり過ごそうね」と伝えた。

返事は覚えてないけど、パパは優しいから「そうだね」のようなことを言ってた気がする。


パパにとって、産まれてくる子どもにとって、何が幸せな時間かはわからない。

でも、私があったかくて幸せだなと感じるこの時間をなるべく多く過ごすために、いま自分ができることを一生懸命やりたいと思う。


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