先日、マイナビニュースの連載でiPhone 15シリーズの「スタンバイ」機能の解説を書かせていただきました。

これ、実は自分のiPhone 15 Proではなぜか期待通りに機能しなくて、困っていたんですよね……。「スタンバイ」の表示にはなるのですが、しばらくするとウィジェットの情報が非表示になってしまうんです。

「スタンバイ」の情報が非表示になる問題を解決する場所が遠かった

「設定」の「スタンバイ」各項目は間違いなく設定されていて、充電器が特定のものでないとダメということもなさそうで、「常に画面オン」の設定にもそれらしい項目がなく、理由がわかりません。どうもロックされると情報が非表示になることはわかったので、画面ロックまでの時間を変えてみたりしましたが、結局こうなってしまいます。

いろいろ調べてみた結果、どうやら探していたのとは全然違う場所に原因があったことがわかりました。

「設定」→「Face IDとパスコード」→「ロック中にアクセスを許可」の項目で「ロック中のウィジェット」をオンにする、という部分でした。

なるほど、スタンバイの画面にはウィジェットが表示されているんですね。それでロック中にウィジェットの情報を表示するかどうかを「Face IDとパスワード」から設定できる、と……。

わかりませんがな。

だってスタンバイの画面の問題なら「スタンバイ」の設定か、せいぜい常時表示の設定に項目があると思うじゃないですかー。すっかり迷わされましたわ。

「スタンバイ」使ってみるとわりと便利

問題が解決したので、最近は夜になるとiPhoneを充電器にセットし、「スタンバイ」状態にして使っています。デスクの置き時計代わりにちょうどいいですし、天気予報とか明日のスケジュールなどもiPhoneを持ち上げてアプリを開いたりせずに確認できるので便利です。

就寝時は赤単色のナイトモードになるのもなかなかいい感じ。デスクに置いてあるので、朝のアラームを止めるために強制的にベッドから出ることになるのも、生活習慣としてはいいのかもしれません（意志が弱いのでベッドにUターンしがちですが）。

ただ、ウィジェットにカレンダーやリマインダーの情報が表示されたり（外すこともできます）、通知が表示されたりするので（非表示にもできます）、気になる方はプライベートな空間で活用するのがよいかと思います。