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ACID CREAM の使用方法

acid cream | 酸性クリーム とは

くせ毛のいびつなキューティクルの形状を円形に近づける為に生まれた酸性で還元の入ったヘアケアトリートメントです。髪質改善カテゴリーのメニュー作りで幅広く使用が可能です。

使用用途:髪質改善メニュー

・縮毛矯正
 酸性で施述する縮毛矯正として使用可能
・パーマ
 酸性で施述するクリーム基材を利用したパーマに使用可能
・トリートメント
 擬似キューティクルでなく形状から手触りを良くする施術に使用可能
・キューティクルの形状を整えながらのヘアカラーでくせ毛の緩和に使用

成分スペック

主成分の特徴
・チオグリセリン
 有効還元:S2結合  有効領域:pH7〜9.5
・チオ
 有効還元:S1結合  有効領域:pH7~9
・シス
 有効還元:S1結合  有効領域:pH9
・システアミン
 有効還元:S1&2結合  有効還元:pH6~9
*アルカリ性でS2結合、酸性でS1結合に有効
・オリザスターチ
 加温する事で補修効果が上がる毛髪補修成分
・アルカリ度 0
 アルカリによるダメージを無くしました。
・acidcreamのpH
 pH約4.5 毛髪に塗布した状態でpH約5.5

pH移行においての製品の特徴

アルカリダメージをZEROにしたacidcream

キューティクルの保護を考えた施術方法を確立する為に生まれた製品。
アンモニアやモノエタノールアミンなどを使用しないことによってペプチド結合の切断をできる限り起こさない事にこだわった製品です。
ペプチド結合は一度切れたら元に戻りません。
しかし、サロンの状況や毛髪の状況によってはアルカリ施術も必要になる。
acidcreamはpHがアルカリに傾いた時でも薬剤のパワーが落ちずに還元力を発揮できる配合です。
pHに合わせて還元力の微調整が可能で幅広い使用方法が生まれます。

pH がアルカリ性で変化するPOINT

アルカリ系の薬剤と混ぜたりする事で酸性クリームがアルカリに傾いた場合、チオとシスが効果を発揮する為ハードタイプの還元剤のように変化します。

pH が酸性で変化するPOINT

酸性の場合、チオグリセリンとシステアミンが弱酸性域で還元作用を発揮してキューティクル への負担を少なく施術が可能です。

髪質改善には構造変更が必要不可欠

髪の艶は髪の形状で決まる

艶のある素材でも、スエード素材の靴とエナメル素材の靴では艶の見栄えが全然違います。それは構造の違いです。ツルッとした表面だから艶が強調されて見えます。
髪も同様で、いびつなくせ毛の構造よりも円柱に整った髪の形状だから艶が出て見えます。
ヘアスタイルの流行は様々でも髪に艶を求めるのという事はどの時代でも共通項目なので髪質改善の提案には必要不可欠と考えます。

髪質改善に必須なメニューの選定

髪質改善とはヘアケアメニューを束ねるカテゴリーの一種です。髪質改善トリートメントや髪質改善ストレート、酸熱トリートメントなど様々なカテゴリーが存在します。
ヘアカラーと併用したり、サロンでは様々な応用が考えられています。
職人ならではの発想からの組み合わせがお客様の求める髪質改善を仕上げるメニューを作り出します。

髪質改善の艶髪とは

より艶のある髪を求める事、艶髪を長く持続させる事。その工夫を商品開発と職人が力を合わせて追求することによってより良い髪質改善の発展がその先にあります。
acidcreamは職人の発想から生まれた商品開発です。様々なメニューに合わせて使用できる製品になれるよう開発してきました。
サロンで考えられる職人の発想に合わせて髪質改善メニューを整えていけるようこれまでのメニューに+艶髪ができる製品です。
様々なメニューで毛髪の形状を変更して艶髪を作れる。それが髪質改善の艶髪と考えています。

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